2004年7月

  

7/1

えんかい 幕の内定食C 幕の内定食C(金目鯛の味噌漬け焼き)

1000円

隣にあったビルが建て替えのために壊されたおかげで、通りが明るくなって店も明るく見える。板前さんがそれっぽい白衣を着ていることからも、この店は居酒屋ではなく日本料理屋だということが窺える。幕の内定食というが、本当に幕の内弁当そのもの。つくねに卵焼き、カボチャの煮付けなど、付け合わせがおいしい。刺身も付け焼き魚ももちろんなかなかいける。この弁当の容器でごはんのおかわり自由だとのことだが、どうするのかちょっと不思議。

7/2

蛇の目寿司
西新橋店
並にぎり

1050円

暖簾をくぐるとグッと落ち着いた雰囲気で、ほどほどの賑わいという、願ってもない状況である。そして「並」と告げる。運ばれてきた桶はこれぞ並寿司という感じで見た目に華はない。しかし、並を侮るなよ!という緊張感が漂ってくるような、そんな寿司の姿である。口の中で飯が崩れる感じが心地よく、追加注文するかどうか逡巡する。

7/5

紺屋 冷やし華たぬき 冷やし華たぬき

682円

どうも食欲がなく、こういう日はそばでもすするのが吉である。「冷やし華たぬき」というネーミングに興味を抱いて注文してみた。写真ではわかりにくいが、揚げ玉がちょっと大きくて華のように見える、ということなのだろうか。見た目はいいけど、揚げ玉は大きすぎても天ぷらの衣のようなニチャッとした食感になってしまうので、やっぱり普通の揚げ玉がいいかな。

7/6

みついし スパイシーマサラカレー スパイシーマサラカレー(445g)

440円

カレーを目方で売るという独特のスタイルである。まず器を選び、御飯を盛り、3種有るカレーを適当に盛ったのち、トッピングやら福神漬けやらを乗せて計量、1gあたり1円(端数切り捨て)で会計というシステムである。最も辛いマサラを控えめな量にして計量すると、店員さんが「惜しい!」と言う。ゾロ目だと半額になるルールなのだ。あと1g!確かに惜しい。
味はスパイシーと言えばスパイシーだが、あくまで日本のカレーの範疇での話。値段も高くはないし、なにより面白い。練習してゾロ目を狙え!

7/7

ルビー ハンバーグ ハンバーグ

800円

メチャメチャ暑い。こんな日は冷やし中華でも喰っとけ、という感じなのにもかかわらずなぜかこってりとハンバーグなど注文してしまった。喫茶店らしくライスが皿盛りなのに、割りばし。ここはナイフとフォークなんじゃないかなー、という気もするが、気にせず食べる。それはそうとして、ハンバーグに付いてくる卵は一般的には目玉焼きだと思うが、ここではゆで卵。普通に見えて、微妙に外す。そんな通好みの店なのかもしれない(と書いてみたが、そんなわけないな・・・)

7/8

小和田 焼魚定食 焼魚定食(真鯛照焼)

800円

皿が出てきて、正直びびった。焼魚定食で鯛の頭を出すとは恐れ入った。たまたま頭が残っていたのだろうが、ランチに出すとは驚く。気を取り直して鯛の頭と格闘する。確かに頭の部分は美味い。でも食べるのにはちょっと時間が掛かる。やっぱりこれに合うのはごはんより酒だよなー、と思いつつ、頭を解体し、しゃぶり尽くす。夜はわりと高級そうなのでアラ煮などは出さないのかもしれない。

7/9

虎山 牛肉中華丼 牛肉中華丼

840円

暑いのに熱い中華丼が出てきた。熱くてなかなか食べられない。そして量も多い。最初の3分の1くらいまでは順調に食べ進んだものの、そこから先がなかなかきつい。そして中華丼は牛肉じゃないほうが好きだということがわかった。

7/12

レザミ 田舎風オムライス・ラグーソース 日替わり(田舎風オムライスラグーソース)

800円

安直に日替わりを注文して後で気が付いたが、ランチメニューはほぼ全品オムライスである。出てきたオムライスは、一般的なイメージとは違って、玉子に具が入っている。そしてケチャップがかかっていない。さらに、内側のライスは白飯で、濃厚なラグーソースがからんでいるという個性的な一品である。ラグーソースは結局ミートソースのような味だったが、外の玉子はバターの香りがしておいしい。これならメニューにあるスタンダードオムライスも食べてみたい。

7/13

すし幸 にぎり にぎり

1000円

店頭の品書きには手巻き1本サービスと書いてあった。手巻きが入っているとボリューム感が出る効果があるのは確かである。手巻きを除けば実に標準的な並寿司1人前で、味噌汁の具はシジミである。なんと感想を述べればいいのかわからない程度に、ごく普通にいただきました。

7/14

鳥元虎ノ門店 地鶏の親子丼 地鶏の親子丼

820円

店の扉を開けてもすぐに客席にはなっていない。案内されて席に着くが、席数は非常に多い大規模な店である。居酒屋とは思えない豊富な蕎麦のメニューが揃い、定食もそれなりに種類が豊富で迷う。結局、店名が「鳥」元なので、オーソドックスに親子丼を注文する。外食チェーン店の経営と侮るなかれ、ここの親子丼は自分のストライクゾーンに直撃である。ごはんが麦飯なのがちょっと特徴的である。

7/14

小諸そば虎ノ門店 かき揚げセイロ かき揚げセイロ

330円

中途半端な時間だったせいか、「少々お待ち下さい」と言われた。一刻の猶予もない時でもなければ、路面立ち食い店でのこの状況は幸運と言えるかもしれない。茹で置き麺がない状態と想像されるからだ。果たして出てきたセイロは茹でたてで食感が良く、かなりいい状態。これで330円なら納得がいく。

7/15

サブウェイ合同庁舎5号館店 BLTドッグ BLTドッグ+ドリンクセット

360円+160円

厚生労働省が入っている庁舎なのでファストフードでも多少は健康的な店を選択したのかはわからない。新発売と書いてあったので、BLTドッグにしようと思って並ぶが、その場で客の注文に応じて具を変えたりしてるので時間がかかる。ようやくありついたBLTドッグだが、ソーセージのスモークフレーバーがちょっと強すぎるような感じ。

7/15

寅そば 寅そば+煮玉子

500+100円

本日7月15日オープンらしい。看板にはとんこつ、しょうゆ、と書いてあるので豚骨醤油のいわゆる家系のラーメンかと思ったが、そうではない。スープは白濁していて木耳が入っているところが博多風ではあるが、スープは博多風とはだいぶ違う。醤油の味は非常に控えめの割りには、トンコツのダシもあまり前面に出てこない。初日オープン直後で味が定まっていないのかもしれないが、もっとスープにはっきりとした主張があるといいのでは。

7/16

三四味屋 三四味屋定食 三四味屋定食

980円

なんだか久しぶりに「定食」を注文した気がする。と思いつつ、ちらっとあたりを見回すと、石焼きを食べている人ばかりが目に付く。店名にもかかわらず、一番人気は石焼きのようだ。三四味屋定食は焼き魚(さわらの西京焼き)と刺身(まぐろとサーモン)がメインの定食で、西京焼きは漬かり具合がやや浅い感じ。この価格ならもう一品小鉢が欲しい気もする。やっぱり石焼きか〜。

7/20

パビヨン コチュジャン風味の冷製パスタ 本日のお勧めパスタ(コチュジャン風味の冷製パスタ)

1365円

どうにも暑い昼休みだった。なんとか店にたどり着くや冷たいパスタに即決。15分ほどお時間がかかります、とか言われた気がするが、暑さで朦朧としていてよく覚えていない、というのはさすがにウソだが、10分程度で出てきた。涼しげなテーブルクロスに涼しげな器、そして冷やし中華に酷似した冷製パスタで納涼気分は満点状態。見た目が冷やし中華なだけでなく、味も胡麻だれ冷やし中華そのもので、麺はスパゲティだが、これは意外にうまかった。

7/21

きっちんぱぽーね 大山鶏の薬膳チキンカレー 大山鶏の薬膳チキンカレー

900円

メニューを見ると定食もあるのだが、客は全員カレーを食べている。自分もカレーを注文した。狭くはない店なのに、一人で接客から調理からすべて切り盛りしているお兄さんの手際に見とれつつ、カレーをいただく。ちょっと鹹味が強いような感じだが、生姜やら何やらの味とスパイシーさがあいまって、なんともいえない複雑な味。このままでもいいけど、チーズをかけて焼いた焼きカレーはさらにおいしそうだ。

7/22

Gyu-Gyu プルコギ定食 プルコギ定食

850円

焼肉店だと思って店に入ってみたら、ここはお洒落なカフェかなんかですか?ハァ?というくらいインテリアは洗練されていた。テーブルにはロースターもなく、焼肉店にはとても見えない。また、定食のトレーも凝ったものを使用していて感心する。プルコギは比較的あっさりした味付けである。店がオシャレ系なせいか、ボリュームも控えめになっているが、自分には丁度いい程度。

7/23

さくら水産虎ノ門店 日替わり定食B 日替わり定食B(フライ盛合せ)

500円

一部で神のランチと噂される「さくら水産」である。噂には聞いていたが、実際に目の当たりにすると驚きというか感動というか、とにかく凄い。なにしろ、おかず以外全ておかわり自由で、生卵、味付け海苔、フリカケ、漬物食べ放題である。しかも日替わりならたったの500円。お櫃には、次々とおかわりをする客がやってくる。オカズのフライの質はちょっとアレだったが、金はないがたくさん食べたい人にとっては、まさに救いの神に違いない。

7/26

珍珍珍西新橋店 ラーメン(トンコク)+半チャーハン ラーメン(トンコク)+半チャーハン

500+250円

ラーメンにはトンコクと江戸だしの2種類のスープがある。なんとなくごまかしのきかなそうな江戸だしを避け、トンコクにする。器は浅くて大きい。これはラーメンショップの器に似ていると思ったが、味もなんだか似ている。中盛りと大盛りがあるのも似ているし、要は家系ラーメン的であって、なかなかどうして捨てたものではない。値段も安い。チャーハンは注文しなくても良かったかも。

7/27

サントロペ イカリングと赤唐辛子のトマトソーススパゲティ 本日のサービススパゲティ(イカリングと赤唐辛子のトマトソース)

680円

地下にある店内はけっこう広く、席も多い。値段の安さにつられて本日のパスタを注文したら、また大盛り!虎ノ門、西新橋でスパゲティを注文すると、なぜか量が多い。ここもその法則に従っている。味がやや単調だったので、ガーリックトーストのおかわりがほしくなった。それでも、スープ、ドリンク付きで680円はかなりお得な価格設定である。

7/28

COCORO

(四谷)

刺身御膳

1100円

四ッ谷でランチになってしまった。とりあえずJR四ッ谷駅のアトレ内にあった店に飛び込む。こぎれいな店である。

7/29
一喜 かつ煮定食

700円

新しめのビルに入っている店なのに、なんとも気取らない雰囲気の店で、定食は手軽な均一価格になっている。かつ煮定食はかつ丼の具を丼に乗せていない状態のものだが、やっぱりごはんに乗せたくなる。その衝動を抑えてそのまま食べてみた。悪くはないが、かつ丼とは偉大な発明だと思った。この店とは何ら関係のないことだが。

7/30

尾花 冷やしたぬきそば

510円

久しぶりに特許庁にやってきた。こう暑いと外に出たくない人も多いのだろう、店内は大盛況である。しばらく待って出てきたそばだが、一目見ただけで茹で時間の足りなさがわかるほど、超アルデンテというか、芯が残る寸前くらいのハードボイルドである。博多ラーメンならバリカタ、あるいはハリガネと言ってもいいくらいだ。何だかなー

7/30

Natural Beat シンプルベジタブル+カリーチキンwithチャツネ+アイスティー

220+290+250円

日比谷シティのイベント広場の前のつい先日までプレタマンジェがあった場所が、再びサンドウィッチ店になっている。店名は全く異なるのだが、売られているものは以前の店と何の違いもないように思える。パッケージだけ変えて出直しか。相変わらず凝ったサンドで、パンや具、個々のレベルは高いと思うが、サンドウィッチのトータルとしてのバランス的にはちょっと複雑すぎる味わいという感想。