2004年6月

  

6/1

KOM パスタランチ(アラビアータ) パスタランチ(アラビアータ)ドリンク付き

900円

ダイニングバーと名乗っているが、ランチはパスタ主体になっている。本日のパスタランチは大山地鶏のソテーと好きなパスタを選ぶ。アラビアータだが、あまり辛くなく特徴もない。感慨もなく食事が終わってしまった。食後のコーヒーを飲んでいると、新たに入ってきた女性、着席するやいなやタバコに火を点ける。なんだかなー。とりあえず評価を下げておく。

6/2

ここをクリック 親子丼

800円

外堀通りから地下へ降りてドアを開けて店に入るとそこはどうみてもカラオケスナックだった。これはハズレかな〜と思いつつ親子丼を注文するとご覧のとおり、なぜか具と丼が別に出てきて、具は卵でとじられていない。実は、具が入った鍋の下には、旅館の宴会料理の鍋で使われるような固形燃料がセットされていて、卵をとき入れた後、火を点けてフタをして3分待つ、という驚きの展開である。目の前で完成した具を、丼に乗せて食べるのである。これがけっこう旨くて驚いた。(写真をクリック)

6/3

うちたて家 肉汁うどん 肉汁うどん(普通)

730円

6月1日に新規オープンした武蔵野うどんの店である。所沢や入間の方にはうどん店が多く、肉汁うどんが代表的メニューとなっていることをつい最近知った。早速注文するが、なかなか出てこない。生のうどんを茹でるなら時間がかかるのも仕方がないのだろうか。やっと出てきたうどんは不揃いで太く、すごい迫力。歯ごたえもすごい。普通盛りだがボリュームもある。豚肉の浮かぶつけ汁も丁度良く、かなり満足した。そば湯ならぬうどん湯で汁を割って飲むと意外にうまいのに驚く。

6/4

金ふじ 鰹たたき 鰹たたき

950円

今年は鰹が不漁だと聞くが、この季節は鰹が旨い。
手書きのメニューに鰹があるのを確認するや、他のメニューには目もくれずに注文した。鰹はおいしいが、ごはんもおいしい。

6/7

とうふ工房雨滝

(鳥取県岩美郡国府町)

できたてとうふセット できたてとうふセット

1050円

鳥取県は人が少ない。郡部はなおさらである。しかし、水がいいせいか豆腐は非常においしい。

6/8

平五郎 アジと帆立のフライ 日替り定食(アジと帆立のフライ)

880円

いつも混んでいる店だが、今日はなぜかすんなりと入れた。看板メニューのロールキャベツは売り切れていたので、日替わりにする。アジフライは居酒屋の定食とはだいぶ異なるが、新鮮でおいしい。経験上、タルタルソースやポテトサラダが旨い洋食店は料理の水準が高い。ここもその法則に従うようである。人気が高いのもうなずける。

6/9

福盧寿司 上ちらし 上ちらし

1575円

地下にある店に入ると、シートの色調が明るいことや、壁面が鏡貼りだったりと、寿司屋っぽさがない。それでもカウンター内はそれなりの雰囲気である。なんだか写真だけ見ると、刺身定食あるいは刺身弁当に見えるが、酢飯が入っている歴としたちらしである。わかっていて注文したのだが、やっぱり飯の上にネタが載ってこそのちらしだと思った。ネタ自体は結構いいものだと思うが。

6/10

安達 きじ丼 きじ丼

750円

店の看板には地鶏串焼きと魚料理とあるが、ランチメニューの方向性は幅広い。まあ地鶏が売りらしいので、きじ丼にしてみた。
味付けはちょっと濃いめだが、鶏はわりかしジューシーでいい感じ。テーブル席は衝立で仕切られているので、食事に集中できるのも良い。

6/11

レレ トーストサンド(野菜) トーストサンドセット(野菜)

700円

サンドイッチの美味しい店という看板を出しているだけあって、多くの客がサンドイッチを食べている。もっともランチメニューはサンドイッチ類しかないのだが。しかし、そうはいっても、その種類は結構豊富で注文に迷う。トーストサンドを注文し、カウンター内の男性のサンドイッチを作る様を見ていたら、その手際の良さはすごい。手際もいいけど味もなかなかいい。

6/14

五六八そば ミニ親子丼セット ミニ親子丼セット

780円

結構混雑しているが、その理由は自分にはよくわからなかった。混んでいるせいで麺の茹で方がおろそかになっているのか知らないが、麺が固まって束になっている部分がある。蕎麦屋としてもってのほかである。幌加内産玄そば使用なんてポスターが店内に貼ってあるが、蕎麦粉が泣くってものだ。その蕎麦粉の含有率も相当低くないと麺は束になってくっついたりしないと思うが。ともあれ蕎麦を残したのは初めてだ。

6/15

ラテルネ ナポリタン ナポリタン(+コーヒー)

800円

久しぶりに喫茶店のナポリタン。写真でもよく見るとわかるが、出来たてのアツアツで湯気がもうもうと立ち上っている。それを一気にフォークで巻き取りバクバクと食べる。うまい。これぞ正統な喫茶店ランチだ。

6/16

好文亭 あこう鯛(かす漬け) あこう鯛(かす漬け)

800円

高級な店が多い印象が強い日比谷セントラルビル内にあって、大衆価格でランチが食べられる店である。メニューも豊富で選択に迷う。テーブル上には生卵が置かれていて、ごはんもおかわり自由とくれば、大食漢向けかと思わせる。しかし、ごく標準的な定食で、まずいでもなく、特段の旨さというわけでもなく、コメントに困る。

6/17

チャオ サラダバー(上) 切り昆布とアンチョビのパスタ(下) 本日のパスタ(切り昆布とアンチョビのスパゲティ、ドリンク、サラダバー付き)

1000円

帝国ホテルに近いせいか、客層はバラエティに富み、そして活気がある。ランチメニューはパスタ又はピザで、ドリンクにサラダバー付きで1000円程度とは悪くない。サラダバーというものはどうも余計に取りすぎてしまいがちだが、今日はいい感じに取り分けた。そして本日のパスタ、切り昆布とアンチョビという発想はユニークだが、アンチョビの使用量が少な過ぎで、脂とガーリックが立ちすぎ、旨みが少々不足している。それでいて量は結構多いので、後半は食べ飽きる。正しく味付けをすれば、よりおいしくなると思った。

6/18

八十八楽(こめらく)霞ヶ関店 お茶漬け膳(2種のお茶漬け) 八十八楽お茶漬け膳

980円

人気のお茶漬けの店である。キャパが大きくないので列はなかなか進まないが、とりあえず並んだ。ようやく店に入り、お茶漬け膳を注文した。カツオダシとトンコツダシの2種類のお茶漬けが食べられるのだが、トンコツダシまでくると、もはやお茶漬けとは呼べないだろ?という疑問はさておき発芽玄米が混ざったごはんを茶碗によそり、ダシをかけ、3種類選んだトッピングを適宜乗せて食べる。なんとも複雑な味だが、そこはお茶漬けなので、ゾゾーッと入ってしまう。ごはんもダシもおかわり自由とは太っ腹だが、そんなにたくさん食べられるものでもない。

6/21

新橋亭虎ノ門店 牛肉とキノコの炒め 牛肉とキノコの炒め

1000円

本格的な中国料理店に一人で行くとだいたい大きな円卓にぽつんと座ることになり、なんだか所在ない。定食か麺類か迷ったが、そこは名の知れた店なので、定食にしてみた。見た目、色はこってりとしているが、味は思ったよりはこってりとしておらず、上品というかおとなしいというか、そんな微妙な感じ。それにしても8人掛け円卓で一人で食べるのはやっぱり気分が盛り上がらず、落ち着かない。

6/22

天富 天丼 ランチ天丼

800円

とても暑く、こういう日には冷たい麺類でもと思ったものの、なぜか天丼を食べてしまった。
ランチ天丼は専門店にしてはお得な価格で、具は海老、キス、ピーマン、玉ネギ、サツマイモの5品。天ぷらは衣が薄めでクリスピーな感じが少ない。もうちょっと衣が厚いほうがツユとよくからんで良さそうに思う。話好きの店主が「暑いねー」と話を振ってくるが、本当に暑いので「そうですねー」としか会話が続かないのであった。

6/23

夢飯 海南チキンライス 海南チキンライス(中)

780円

海南チキンライスは、マレー半島では最もポピュラーなメニューだという。行ったことがないので知らなかったし、日本でもまだマイナーな存在だと思う。鳥のスープで炊いたごはんに蒸したチキンがのっていて、3種のソースをお好みで使って食べるそうだ。まずスープをすすると、ちょっとスパイシーでグッド。そしてまずはチリソースをチキンにかけて食べてみる。存外に美味い。ライスもいいダシが出ているし、他のソース(生姜、中国醤油)も実に合う。そして一気に完食。なかなかいいんではないの?

6/24

天侑  和定食 和定食

900円

昼のメニューは3種しかないが、どれもおかずが単品ではなく、凝ったメニューになっていて、しかも日替わりだという。本日の和定食は刺身盛り合わせ、帆立と里芋の味噌煮、冷やし豚しゃぶのゴマだれの3種類で、お盆の上に器が多くて豪勢な印象を与える。多品目の食品を食べられるので栄養バランス的に良さそう。

6/24

富士そば虎ノ門店 冷やしラーメン 冷やしラーメン

430円

たまには変わったものを食べてみようと思いたって、注文してみたのがこれ。冷やしラーメンと言えば山形市が有名だが、それとは全く異なり、冷やし中華との差異も不明である。温泉卵をくずして麺とからめて食べると、意外においしいことがわかったが、さて、次も食べたいかというと、どうだろうか。

6/25

Bois Vert
ボワヴェール
ネギトロと冷たいパスタ青森もずくソース ネギトロと冷たいパスタ青森もずくソース

900円

メニューを見て、「青森もずくソース」という文字に視線は釘付けになってしまった。料理が出るまで落ち着いて周囲を見回すと、他の客は主にカレーライスやミートスパゲティを食べている。もずくソース、人気ないのか?とちょっと不安になる。出てきた皿は期待を裏切らない独創的な様相である。豆腐が入っているし、ルッコラの上にネギトロが鎮座する様は異様でさえある。そしておもむろに食べてみると、驚いたことに旨いじゃないですか。もずくだけあって三杯酢風のソースがさっぱりとして、それでいて味は決して和風に傾きすぎないという絶妙さ。保守的な人には勧められないかもしれないが。

6/28

PASSY Aランチ(カレーコロッケ) Aランチ

730円

喫茶店かと思って店に入ったらどうも喫茶店ではないらしい。本日のAランチはカレーコロッケだが、出てきた皿は切り干し大根に野菜炒め、ゴーヤチャンプルとコロッケで、盛り沢山の、しかも野菜の多いおかずである。また、サラダ?の中途半端な量も不思議。それぞれのおかずは素朴な味わいである。あとになって気が付いたが、お総菜の店だったようで。

6/29

さくら坂 汐見御膳(豚肉冷しゃぶ) 汐見御膳(豚肉の冷しゃぶ胡麻ダレ風味)

800円

中央合同庁舎2号館の地下でこの4月にオープンしたらしい。「和食堂」と店の入口の上に書いてある。10人くらい並んでいたものの、ハコが大きいので列は進みやすい。一番奥の席に案内されて店を見回すが、とにかく広い。いかにも和食というメニューが少ないのに閉口するが、残り2食という汐見御膳を注文。胡麻ダレが余るのがいやだったのか必要以上にたっぷりとタレがかかっている。温泉玉子が固ゆでなのは新機軸か。

6/30

BonaBona きのことベーコンのスパゲティ きのことベーコンのスパゲティ

990円

こぢんまりとしたスパゲティの店で、椅子がよく学校で使われているヤツなのが目をひく。出てきた皿は深さがあるため、見た目よりもボリュームがある。虎ノ門ではスパゲティは量が多くなければならない掟があるのかは知らないが。本日のきのことベーコンのスパゲティは塩味がやや控えめで食べやすい味。