2004年5月

  

5/6

男鹿 ねぎトロ丼

900円

狭い階段を下りて店に入ると客は誰もおらず、店のおばちゃんは何やら片付けものをしているので、思わず「まだやってますか?」と聞いてしまった。外の看板に書かれている唯一の定番メニューはねぎトロ丼である。丼は麺類用のような浅めで径の大きいものを使用しているので、相対的にごはんに対するねぎトロの比率が大きい。しかも明太子まで乗っているので、ごはんが足りない感じ。小鉢の切干大根はいいが、明太子とキムチは「蛇足」という気がする。

5/7

Cup'S
霞が関ビル店
タイランチプレート(ドリンク付き)

1000円

メニューには、もっともらしく書かれてる。とても旨そに書かれてる。インディカ米にサツマ揚げ、そんな想像容易にできます、ランチプレートって、言うじゃない?
でもアンタ!テイクアウト用弁当を店内で喰わされるとは思っていませんでしたから!残念!冷めた弁当斬りっっっっ!

大人しくベーグルとかカレーにしておけば良かったものを・・・
切腹っっ! _| ̄| ○

5/7

ドトール西新橋外堀通り店 ミラノサンドBセット

520円

そして、癪だったため2食目の昼食である。新発売のサーモンと小エビの辛子マヨネーズあえである。意外に旨い。

5/10

カフェブラン虎ノ門店 オムカレー(ドリンク付き)

1050円

表の通りは虎ノ門でも最も人通りが多そうな場所だが、店にはいると一転してグッと落ち着いた雰囲気である。ただし照明が暗いせいで、本や新聞を読むのにはあまり適していない。そのかわりに、じっくりと落ち着いた雰囲気は満喫できる。店員もしっかりしていて、コーヒーも旨い。オムカレーはオムライスと違って中のごはんはただの白飯になっていたのであった。

5/11

ちょうき亭 冷やしきざみうどん

600円

暑さに体が慣れていないのに真夏日とは参る。そんな日は冷たいうどんをつつーっとすするのが吉だ。ここは店の外に定食のサンプルばかり陳列しているので定食屋と思いきや、うどんがメインの店である。きざみうどんとは冷やしキツネうどんだと思っていたが、それはまた別にある。よくわからないがきざんだ油揚げは乗っている。麺は比較的細めで、ツユも普通。しかし値段は手頃なのでまあ良しとしよう。

5/12

由紀 まぐろ+さわら定食

900円

12時半過ぎに入ったら誰も客がいない。こういう状況は苦手だ。聞けば12時半を過ぎるとあまり客が来ないそうだ。「大サービス」と書かれているまぐろ+さわらを注文する。おかずの魚が2種になって値段は100円増しなのでお得と言えばお得だが、大サービスと言うほどでもない気もする。小鉢はおからとホタルイカ、まぐろとさわらもまあまあ。店の場所と店主の性格が地味なせいか、空いていて穴場である。

5/13

ボアシェ 日替わりチャーハン(キムチチャーハン)

450円

カフェ・ボアシェなどとフランス語でシャレた店名を付けているが、何のことはない、お役所の喫茶室である。合同庁舎3号館屋上という非常にわかりにくい場所にあるせいか比較的空いているし、眺めもまあまあ良い。何よりも値段の安さが一番良い。味もこの値段にしては悪くはない。サラダにかかっているドレッシングとチャーハンが混ざってしまうのはいただけないので、そこが改善されるとなお良い。

5/14

魚と◎ 豚カルビ丼

735円

炭火焼きを強調したいのかもしれないが、単に焦げ臭い、というか千葉方面の表現で言えばいぶい。すき家や吉野家なら豚丼が半値で食べられる時代にこりゃないだろう。

5/17

スエヒロ虎ノ門店 和風ロースステーキ

1575円

スエヒロと言えば、なんといっても肉、それもビフテキという言葉を想起する。「ステーキ」ではなく、あくまで「ビフテキ」でなくてはならない。メニューにも「ビフテキ」と堂々と書かれているのが嬉しい。しかし、ビフテキは3500円もするので比較的手頃なランチメニューを注文する弱気なランチ王。
和風ソースは濃厚で、ごはんに合う。肉を食べたぞ、という満足感もある。テーブル配置も余裕があってそれなりに優雅に食事ができる。さすがスエヒロ。

5/18

AMIGO スパニッシュライス

850円

これが噂のスパニッシュライスだ!こんなものだったとは全く予想しなかった。ライスにドローッとあんがかかっていて、どう見ても中華丼だ。しかも皿が熱くておこげができているので、ビビンバ風でもある。隣の人を見れば思いっきりかき混ぜて食べているし、そのくせ名前はスパニッシュライス。スペイン人は本当にこんなもの食べてるの?あまりに熱くて味もわかりにくいが、なんだかジャンキーな味でスープも胡椒が強くて辛い。生卵をのせると丁度いいかもしれない。

5/19

よっちゃん てり焼定食

800円

カウンターの上には焼魚、冷蔵ショウケースには刺身が用意されている。ちょうど焼き魚の目の前の席に座り、てり焼きと注文すると「好きなのを取って」と言われた。作り置きとは残念と思って適当に一皿取って食べてみたら、まだ十分温かく、そして旨かった。照焼のタレは醤油が強めで好き嫌いが分かれるかもしれないが、自分の好みにはバッチリ。旦那が無愛想なのが気になるが。

5/20

Dio 生ハムとルッコラのトマトソース

830円

23種のパスタと外の看板に書いてあるとおり、ランチはパスタとピザのみ。確かに23種類メニューに書いてあって迷うが、まずはトマトソースからいってみた。オーソドックスな味でおいしい。麺もいい感じで、量は多すぎず少なすぎず、適量である。こういう普通の量かつ普通の味でメニューは豊富、手軽にまともなパスタを食べられる店は意外に少ないので、はやるかも。

5/21

魚定食

1575円

格調高いが値段もそれなりに高い店である。弁護士会館だけに金持ちな人が集まるらしい。本日の魚定食は鯛の照り焼きである。それなのにすき焼きのような器で出てきて面食らう。魚は確かにおいしい。ごはんも味噌汁も満足のいく味である。店内の雰囲気も落ち着いていてよろしい。でも、仕出し弁当なら3日分かー、などと貧乏くさいことを考えたりもする。そこが問題だ。

5/24

柚庵 せいろそばと日替わりごはん

750+300円

蕎麦懐石のような雰囲気の店で敷居は高そうに見えるが、ランチタイムならこのような下世話なメニューも有るから安心だ。当初、(高いので)セイロだけにしようと思っていたら、「日替わりごはんはイカの小天丼で300円です、どうですか〜」なんて誘うものだから、天丼が好物のランチ王としては聞き捨てならず、つい注文してしまった。そして、これは正解だった。チェーン店のミニ丼とは大違いで旨い。そばも旨い。満足じゃ。

5/25

パオ愛宕店 麺・飯セット

900円

普通の中華料理店なら半チャンラーメンというところだが、さすが台湾料理の店だけあって、担仔麺と高菜海老炒飯とはかなりそそられる。担仔麺は香菜がバリバリ入っているし、スープも旨い。で、炒飯を食べると、味が薄い。塩味がもうちょっと欲しい。そう思って担仔麺のスープに浸して食べてみた。こうやって食べるのが本当なのかと思うほど合う。

5/26

いき魚亭 刺身定食

1155円

広いフロアの中央にいけすが据えられていて、その周囲にカウンター席が配置されている。開放感があってなかなか心地は良い。店名通り魚がメインで、寿司と定食がある。定食にしてみたが、さすがに寿司割烹を標榜するだけあって、居酒屋の定食の刺身と違ってエッジが立っていて、見た目が美しい。マグロは平凡だが、鯛、ハマチは旨い。
定食にすると値段がちょっと気になるが、寿司なら1000円を切るメニューがあってお勧めかも。

5/27

ターニークラブ カレーライス

850円

ゴルフショップに併設されていて、外からの入口は奥まっていて目立たないが、人気のある店で混んでいる。カレーうどんにも興味があるところだが、あえてカレーライスにする。大きめのジャガイモやニンジンがゴロゴロ入っていて家庭的な見た目だが、結構おいしい。

5/28

味太助虎ノ門分店 牛たん焼定食

1260円

メニューは牛たんしかなく、値段も決して安くないにもかかわらず、かなりの盛況である。牛たん焼きがこんなに一般的になるとは思いもしなかった。メインの牛たんは少し厚めで、味付けも濃厚である。これはこれで麦飯とも良く合う。そしてテールスープだが、ダシが出ていない。しょっぱさが強い。うーーん、自分の舌の衰えを差し引いても20年前の本店の濃厚なスープとは大違いだ。

5/31

筑紫路 筑紫定食

840円

正式名称は「筑紫定食」だが、誰もそう呼ばず「だご汁定食」と呼ばれており、推薦の声も多い。食べてみると、野菜の味噌汁にうどんの生地のような麺が入っていると言えばいいのだろうか。こういう素朴な料理は好きだ。東北地方にも「ひっつみ」「かっけ」「はっと」など、類似した料理がある。などとたまには蘊蓄をひけらかしてみたりする。