2004年4月

  

4/1

ハイマート BLTサンドセット

950円

新たに迎えた人との親睦の第1歩としてランチを外で食べるせいか、虎ノ門の街は普段の2倍くらいの人出があるような感じで、どの店も混雑していた。
なんとかカウンター席に居場所を確保してランチのBLTセットを注文する。こういうサンドイッチは、おいしいけど食べにくいのが欠点で、パンと具がバラバラになり具だけ落としてしまったりする(自分だけ?)この店のパンの切り方は矩形に4分割だが、対角線上にナイフを入れて三角形に4等分したほうが食べやすいのではないかと思う。

4/2

メトロ 天丼定食

950円

営団地下鉄改め東京メトロ誕生記念にメトロという店に入った。(ウソ)
この店はそれを予見していたかどうかは知らないが、霞ヶ関駅に直結した場所にある。メニュー構成は地方の駅の構内にあった日本食堂という感じで(誰もわからなそうな例えだ)和洋混淆である。
なんとなく天丼定食にしてみたが、味噌汁とお新香が付いているだけで、これでなぜ天丼"定食"なのかはわからなかった。

4/5

長崎飯店 チャンポン

850円

いつも行列の店なので少し遅めに行ってみたが、それでも店内に数人並んでいた。カウンターの中を見るとチャンポン麺が見込みで茹でられて器に入った状態で置いてある。ちょっと嫌な予感。奥のテーブル席に着き、ほどなくチャンポンが出される。具は確かに多いが柔らか過ぎる。スープは胡椒が強く利いていてあまりコクがない。麺は前述のとおり。行列店なので期待が大きかった分、自分の好みと合わなかったことは非常に残念。

4/6

うつぎ ほっけ焼定食

800円

店のおばちゃんが「今日はホッケを食べてもらいたい」なんて言うものだから小心者のランチ王としては断るすべもなくホッケを食べたのであった。食べてみればあんなにも力強く推奨するに相応しいかは別として、ほどほどにおいしい。それよりもアサリの味噌汁がおいしい。
そして、厨房にいる板さんのテンションが中途半端に高く、それでいて滑舌が悪いので、なにを言ってるのかよくわからないが、悪い店ではなさそうだ。

4/7

サブサード オムレツ(ホタテ入り)

780円

この店はランチメニューが豊富な食事重視系である。「ホタテ入り」というところに惹かれてオムレツを注文した。大きめのオムレツは塩加減が丁度良く、具の玉ネギもいい感じでおいしい。そしてなぜか味噌汁がついているのだが、これも具だくさんで良い。余計なことだが皿盛りのライスというのは食べにくいうえに冷めやすい。味噌汁をお椀で出しているなら、いっそごはんも茶碗で出せばいいと思うのだが、それをしないのは喫茶店の最後の一線というものなのだろうか。

4/8

いしゐ あじ唐揚げ

800円

店の外にはランチの実物の見本が並べられていて、ランチにしてはかなり凝ったメニューもあって興味を引かれる。
店の中は和食の店らしい重厚なインテリアで、板前さんが白衣に雪駄という姿なのが本格的な日本料理屋イメージを高めている。意外にカウンター席も多く1人でも安心だ。あじは唐揚げと言っても南蛮漬け風で、冷めてもおいしい。シイタケの煮付けもかなり旨い。客の年齢層は非常に高く、30代すら珍しい程度。

4/9

ぐるめ亭 ビーフカレー

1050円

いきなりドリンクの種類のみ尋ねられたのでアイスコーヒーにする。メニューは1種類しかないというわけだ。しばらく待って出てきたカレーは鉄鍋に入っていてグツグツと煮えくりかえっている。具は肉の塊一つのみで、あとは液状のルー。頃合いを見て御飯にかけて一口食べると辛っ!!辛いものはかなり好きな方だけど、これはかなり辛い。ドリンクの種類を聞く前にカレーの辛さを教えて欲しかった。一見の客はまず来ないということかもしれないが、知らずに来る客もたまにいるだろうに。

4/12

くぼた寿司 にぎり(大)

1200円

のれんをくぐり店に入ると、思ったより広く余裕のある座席の配置である。ランチの寿司屋は混んでいる店もあるものの、総じて空いていることが多く、落ち着いて食事が出来る穴場だと思う。
丼のメニューも豊富だが、ここはにぎりにした。山ゴボウの漬物が少し珍しいくらいで、あとは一般的なネタである。最近はおきまりの一人前にサーモンが入っていることが多いが、それを光り物にしてくれるとグッと見た目が映えると思うのは自分だけ?

4/13

若鶏のあんかけ唐揚げ定食

890円

失礼ながら店に一歩入った途端にそれまで抱いていた先入観がガラガラと崩れ落ちた。小綺麗なインテリアに威勢のいい店員、埋まった客席と、どれも予想を上回った。また、どのメニューにも付いてくる豚汁の器のデカさと量の多さもそうだが。そして、このあんかけ唐揚げが名物メニューだそうだが、身もフタもない言い方をすれば唐揚げ自体がおいしいので、むしろあんかけは不要だと思う。

4/14

ROYAL GARDEN 若鶏と粒マスタードのクリームソース

800円

気付いたら2日続けて若鶏だ。とは言っても全く趣向は異なるけど。
メニューに「シェフおすすめ!!」なんて書いてあったものだから迂闊に注文してしまった。どうして虎ノ門界隈の店はスパゲティの量が多いのか。「大盛り無料」とは書いてあったが、確か大盛りとは注文しなかったはずなのに妙に量が多い。クリームソースは比較的単調な味なので終いには飽きてくる。

4/15

ファースト スペシャルサンドセット

600円

あまり広くないテーブルに椅子がぎっしりと配置されていて、ゆったりとくつろぐ気分にはなりにくい。食事メニューはサンドイッチ、トースト、ホットドッグのパン類しかなく、価格設定は安い。最も高価なセットがこれである。100円ショップで売っているようなプラスチックのトレーにサンドイッチとコーヒーがセットされて出てきた。またトレーの色がなんともチープな感じだが、実際チープなのでまあいいか。

4/15

杵屋 ごまだれセイロうどん定食

780円

さぬきうどんブームなどとは関係なく、杵屋は変わらず手打ちうどんを出し続け、今も店舗は増えているらしい。
久しぶりに食べたが、ここのモチモチした食感のうどんは結構好きだ。特にセイロうどんはいい感じ。ごまだれは少々くどいのでちょっとだけつけて食べると丁度良かった。

4/16

Taco Derio! エビマヨタコス+本日のスープ

400+320円

手作りトルティーヤの店だそうだ。赤と黄色を基調としたポップな外観で、ゆっくりと腰を落ち着けたくはならない。タコスがメインなのでメキシコ料理のようなメニューがあるかと思ったら、それはなくアメリカ的メキシコ風ファストフード店という感じ。ランチセットもあったが、食欲があまりなく本日はタコス単品にした。それにしてもエビがおいしくなく、エビマヨは失敗だったかもしれない。ハラペーニョソースをたっぷりつけて何とかなったが。

4/19

花たろう ハーフ(甘塩さけ・なかおち)定食

850円

人気のある店で、推薦の声もいただいている。数種類の定食メニューがあり、それに小鉢をオプションで追加するスタイルである。定食の基本として大事なのはごはんがおいしいことだが、まずその点では合格。個人的には鮭は辛塩が好きだが、おかずも悪くない。カウンター上に並ぶ小鉢も見た目おいしそうである。12時30分を過ぎても満席状態を保ち、店内で並んでいる人もいる。そんな状態なので、少々落ち着かない雰囲気だが、活気あるいい店だと思った。

4/20

ラ・パロット ハヤシライス(ドリンク付き)

1000円

今月に入って2度目。洋食に味噌汁攻撃!ハヤシライスは特徴のない普通の味だけど、何でこの界隈の喫茶店は洋食系メニューに味噌汁を付けるかなー?
店内はやや陰気かつ雑然としており、落ち着くんだか落ち着かないんだかよくわからない。ドリンク付きとはいえ、この内容のランチで1000円にもなってしまうと割高感がある。

4/21

北竜 半チャンラーメン

880円

「またこんな炭水化物過多のジャンクなメニューを注文してしまった、と反省する確率75%」なんて、だいたひかる風に言ってみる。しかし、狭い店内でこのメニューを食べている人が他にもいる。決して若くはない人物だ。人のことは言えないが、あんたも反省したほうがいいよ。
そんな思いを覆すには、それ相応の味である必要があると思うが、これまたまったく普通の味。満腹。

4/22

とり安 鳥シューマイライス

820円

焼き鳥の味は夜の部で確認済みなので、ちょっと変わったところで鳥シューマイを注文。
すると、おもむろに蒸籠を蒸し器に入れて蒸し始めた。出てきたシューマイはもちろん蒸かしたて、アツアツでおいしい。

4/23

でり坊食堂 日替わりランチ(中華風唐揚げ)

600円

弁当販売の片手間でイートインもやっているような雰囲気の店で、ランチメニューは日替わりの1品だけという合理化された店。勘定は先払いで、600円払って席に着く。価格的にはかなり安いが、ごはんが変に固まっているなど、値段相応という気もする。とにかく、安いのだけがとりえの店である。

4/26

かつ半 ロースかつ定食

1300円

とんかつ専門店でロースカツを食べれば、だいたいこの程度の値段はすると思うが、ランチだとちょっと勇気の必要な額である。
最初の一切れに醤油をかけていただく。旨い。次の一切れにはソースをかけてみるが、やっぱり醤油の方が好きだ。ロースカツには醤油、これで決まりである。

4/27

Com Pho Pho-ga(鶏のフォー)

735円

2月にベトナムに行ったときには鶏インフルエンザのせいでフォーガー(鶏のフォー)が食べられなかったので、虎ノ門で食べる。現地と比べると香草が細かく刻んであり、その量も少ないせいかあっさりした感じだが、逆にスープの旨みは不自然に強い。しかし、1杯の麺料理としては良くできていて、おいしい。脂肪分が少なそうなので、ヘルシーさを売りに女性をターゲットにした店造りをしている。そのおかげで客の女子率が非常に高い。

4/28

イプリミ
経済産業省店
Dランチ

910円

経済産業省地下には和洋中3軒の店が並んでいて、「洋食」はイタリアンのイプリミが入っている。イタリアンといってもそこは役所の地下食堂なのでグッと大衆的な価格で食べられる。ランチメニューの中で最もイタリア料理っぽいワンプレートディッシュを注文してみた。白身魚フライにミートソースだが、スパゲティの量がやけに多い。味はまあまあだが、量の多さは別の店に任せた方が良いのでは?
4/30 コメダ珈琲店
尾西小信店

(尾西市)

エビフライ

860円

愛知県と言えばコメダ珈琲店である。知らない人は愛知県人に聞いてみてください。