2009年11月

  

11/2

ガスト西千葉駅ビル店

(春日)

日替わり和膳(鶏天おろし和膳) 千葉市中央区内でランチを食べられる店には全部行くことを目標に掲げている以上、当然、ガストにも行かなければならないのです。とはいえ、最大手のファミレスに普通に行くだけじゃ面白くないので、今週一週間を「ガストウイーク」と銘打って、千葉市中央区内のガスト全店を一気にやっつけてみようと思います。
千葉市中央区内ガストの1軒目は西千葉駅ビル店。西千葉駅を千葉大側に出て線路沿いの左側突き当たりにあります。西千葉駅に駅ビルはないが?との疑問もあるものの、店名がそうなっているので仕方ありません。店の外に「客席数122席」と書いてあるように、一見、間口は狭いように見えますが、意外に広々としています。入店時、喫煙席はガラガラ、禁煙席も半分程度の入りでした。
ガストウイークでは注文の品も統一し、日替わり和膳を毎日たのむことにします。もしメニューがかぶったら日替わりハンバーグランチにする。これをルールにしました。
本日の日替わり和膳は「鶏天おろし」。注文後7分で出てきました。鶏の天ぷらに大根おろしを合わせていただきます。値段のわりには良くできているし無難にうまい。さすが大手ファミレス、狙いどころははっきりしています。

日替わり和膳(鶏天おろし和膳) 628円

11/4

ガスト仁戸名店

(仁戸名町)

ガストウイーク第2弾は大網街道沿いにある仁戸名店です。典型的なロードサイド型店舗で、広い駐車場はけっこう埋まっていた。店の入り口に本日の日替わりメニューが書いてあり、日替わり和膳が前回食べたものと違うことを確認してから入店したので、席に案内されるやいなやメニューも見ずに日替わり和膳をお願いした。
それから店内の様子を観察すると、禁煙、喫煙ともに、8割方の席が埋まっていた。西千葉では喫煙席が圧倒的に空いていたが、場所によって客層もずいぶん違う。
そして、ちょうどランチタイムのピークだったせいか注文後出てくるまでに14分かかった。後のスケジュールを考えて気がせいたおかげで、なんと撮影を失念。らんち王史上に残る凡ミスをやらかした。(実物はメニュー写真と寸分違わない感じだったので、メニュー写真で代用します)
日替わり和膳は2回目だけど、やっぱり値段のわりには良くできていると思う。

日替わり和膳
(豆腐のはさみ揚げあんかけ和膳) 628円

11/5

ガスト蘇我店

(川崎町)

日替わりハンバーグランチ ガストウイーク3日目は、グローボ蘇我のとなりのケーズデンキ一階にある蘇我店です。
平日はかなり苦戦しているグローボのエリアなので、どうせ空いているだろうとたかをくくってやってきたのにウエイティングが出るほどの混雑にびっくり。並んでまでガストで食べたくはないけど、今週はガストウイークだからじっと我慢して待つことにした。それにしてもどうしてこんなに混んでいるのか?その謎はすぐに解けた。近くのフクダ電子アリーナで、「ジャパンターフショー」という芝生業界の展示会が開催中で、その関係者が食事に来ているのだ。店にとってはありがたいことだが、自分にとっては運が悪い。5分ほど待って席に案内されたが、本日、ガストウイーク3日目にして初めて、日替わり和膳が1軒目とかぶった。やむをえず日替わりハンバーグランチを注文。ここのお店は敷地が細長い独特の形で、人の動線があまり良くない。さらに、普段それほど混まないのに急に客が増えたからか、どうもスタッフの動きもぎこちない。注文後、料理が出るのに24分もかかった。ランチタイムのファミレスとしては明らかに規定時間オーバーである。時間がないのでガツガツと食べるはめになってしまった。さすがに523円の安さだと、味の方もそれなりに安っぽくなってしまうのは仕方がないでしょう。

日替わりハンバーグランチ
(ハンバーグ南蛮ソース&アジフライ&
ソーセージ) 523円

11/6

ガスト千葉中央店

(富士見)

ガストウイーク最終日は、今年、「すかいらーく」から「ガスト」に業態変更した千葉中央店です。
繁華街への立地で、西千葉、仁戸名、蘇我の各店とは異なる状況です。ほどほどの混雑度のなか禁煙席へと案内され、いつものように「日替わり和膳」をたのもうとメニューを見ると・・・なんと、日替わり和膳が733円!?千葉市中央区内の他の店舗では628円だったのに105円も高いとは・・・。さすが千葉市の都心部、よほど家賃が高いのでしょう。
よそより105円高くても、料理の内容は一緒。628円なら値頃感があるけど733円になるとグッと割高に感じてしまいます。

日替わり和膳(チキン南蛮和膳) 733円

11/9

味噌屋せいべい千葉駅前店(閉店)

(富士見)

みそらーめん どでかい看板に「濃厚完熟味噌拉麺」と書いてあるにもかかわらず、2007年6月の初訪問時には、味噌ラーメンではなくてつけ麺をたのんでしまったので若干の心残りがあった。そろそろ寒くなってきたことだし、熱い味噌ラーメンを食べるときがやってきた。
うっすらニンニク臭が漂う店内の奥の方のテーブルに席を占め、味噌ラーメンをすする。スープはたしかに濃厚だ。本当ならニンニクをたっぷり入れたいところだが、午後の仕事に差し支えてもいけないので自重した。それが原因なのかは知らないけど、このスープ、なぜかラーメンの麺よりもごはんに良く合うような気がする。だからごはん3杯までおかわり可能なのかな?

みそらーめん 680円

11/10

和の彩ん(閉店)

(中央)

日替定食(あんかけロールキャベツ) 千葉神社近くにある「活魚・寿司・創作料理」のお店です。
それなのに店内は高級バーのような雰囲気なのでちょっと驚かされます。ランチメニューを見ると800円前後の定食が数種類あって、そのなかに燦然と目立つ1500円の活アジフライ定食なるものがあった。いくら活アジでもアジフライに1500円は凄いなと思っていたら、自分と前後して入ってきた年配の男性が躊躇なく活アジフライを注文するではないですか。需要があるんだなあと感心したものの、さすがに初めてやってきて1500円のアジフライを注文する度胸は備わっていないので、月並みな選択だけど日替わり定食をたのみました。本日の日替わりのあんかけロールキャベツは煮物のような和風な味わいが珍しく、小鉢もけっこうおいしくて、かなり良くできた定食だなという感じでした。

日替定食(あんかけロールキャベツ) 780円

11/11

ラーメン横丁

(生実町)

肉野菜ラーメン 千葉市中央区最大級の文字の大きさと言っても過言のない黄色い看板が目立つラーメン店です。看板や店の外観の垢抜けなさから、量で勝負のドライバー向けのお店かと思いきや、店内はテーブル席主体の郊外型で、家族連れにも対応しています。
意外にもフルカラーできれいに作られたメニューを開くと、肉野菜ラーメンの写真が最も大きくて人気ナンバー1と書かれていたので、それを注文してみました。
しょうゆ味のスープの上に、少しとろみがある肉野菜炒めが乗るビジュアルは期待どおりにおいしそう。まず上に乗った肉野菜炒めから食べてみると、これが濃いめの味付けで旨い!そして定食のおかずにしてもいいくらいのボリュームがある。肉野菜炒めは単独で食べてもおいしいのに、スープと一体となることでさらなる旨さがやってくる。とろみがあるから麺との絡みもいいし、さすが一番人気のメニュー、味もボリュームも大満足の一杯だった。

肉野菜ラーメン 850円

11/12

百壺(閉店)

(新千葉)

メンチカツと魚貝山かけ定食 魚の絵が染め抜かれたのれんをくぐり、引き戸を開けて店に入る。申し訳程度のカウンターのほか、小上がり席が4卓、壁のお品書きや白熱電球の柔らかい明かりは、まさに居酒屋のそれである。
本日のランチメニュー、5種類の定食の中からメンチカツと山かけを選んだ。運ばれて来ると同時に、ごはんのおかわりを勧められる。メンチと山かけ、それぞれで茶碗一杯づつ必要との配慮だろうか。山かけはマグロ、イクラ、イカにとろろが添えられている。醤油を少々たらし、グリグリかきまぜた後、茶碗にぶっかけてジュルジュルといただく。これはうまい。もうひとつのおかずのメンチカツには白いごはんが欲しいのは山々だけど、そこまでお腹に余裕がなかった。もともと量を食べるほうではないけど、以前にまして量を食べられなくなってきている。残念なことだ。

メンチカツと魚貝山かけ定食 750円

11/13

まごころ

(亥鼻)

しょうが焼定食 千葉大医学部の向かいに、お昼時には藍色の「御食事処」のノレンが下がる店がある。でも、店名をあらわす看板も表示も一切ない。ノレンをくぐる人がちらほら見受けられるから営業していることは確かだけど、どんなメニューをいくらで提供しているのかも一切わからない。
そんな謎めいたお店に思い切って入ってみた。カウンター2席と4人がけテーブルが2卓の狭い客席に、おばちゃんがひとり厨房に佇んでいる。壁に貼られたメニューを見て初めて定食屋であることがわかった。そしてホワイトボードや冷蔵庫にびっしりとポイントカードが貼りつけられていて、そのポイントカードで店名「まごころ」が初めてわかった。学生がポイントカードを持って帰らず店内に貼り付けていくのでこうなったのだという。注文したしょうが焼き定食は実に素朴で家庭的。食べている間にもテイクアウトする学生たちがやってくる。こういうおふくろの味的な素朴さを求めて来る学生のためのお店なのでしょう

しょうが焼定食 700円

11/16

朝まつ都町支店(閉店)

(都町)

おかめそば 道路の向かいはもう若葉区になる中央区の辺境に位置するおそば屋さん。
店構えもふつう、メニューもごくふつう。それでも周辺に勤務する人や近所の住民などで賑わっています。ふつうにおかめそばを注文したところ、ミニごはんがついてきたのは意外で、このミニごはんの器が小さいこと。こんなに小さい器でごはんが出されたのは過去に経験がなく、湯飲み、あるいはそば猪口にごはんが盛られているような感じです。でも、その程度の量ならそばとは別にお新香でちょこっといただくにはちょうど良く、食事としてのバランスが良かったように思います。

おかめそば 650円

11/17

和暖(わおん)(閉店)

(中央)

いも豚すき煮定食 千葉銀座通りにある喜多方ラーメン坂内の前の歩道に、ランチメニューが書いた黒板が置いてあるのに気付いた。店名はしゃぶしゃぶ和暖(わおん)である。お店はまったく目立たないが、喜多方ラーメン店のビルの階段を2階に上がったところに入り口があった。
自然な木質を活かしたシックでモダンな和風のインテリアの店の奥から割烹着の女将が出てきた。女将といってもまだ若い女性である。
複雑な形のカウンターに座り、いも豚すき煮定食をお願いした。すき煮は味付けが自然で野菜のうまさが十分出ていておいしかった。家庭で食べるすき焼きといえば豚肉を使うのが常だった昭和の関東人にとって、実に懐かしい味わいだった。

いも豚すき煮定食 950円

11/18

麺くら(閉店)

(川崎町)

平日はかなり余裕がある島忠ホームズのフードコートにあるラーメン店です。
特にそそられるメニューもなかったので、一番安い基本メニュー「麺くらラーメン」を注文。店のすぐ前の席さえガラガラに空いていたので、そこに座ってラーメンができるのを待って、カウンターに取りにいった。薄いながらもチャーシュー2枚と味付け玉子が半分乗って、見た目はまあまあおいしそう。ただしスープはシンプルで特に主張もなかったので、全然印象に残らなかったというのが正直なところである。
だったら日高屋や幸楽苑並の価格設定にしないと厳しいのではないかと思うのだが、どうだろうか。

麺くらラーメン 580円

11/19

ステーキハンバーグ&サラダバーけん蘇我店(閉店)

(塩田町)

けんステーキ180g 郊外型のステーキとハンバーグのお店です。
ここの最大の特徴は、メインのステーキやハンバーグには、食べ放題のサラダバー&ライス&カレー&スープ&フルーツがつくという豪快なスタイルです。最初にメインを注文し、料理が出てくる間にサラダやカレーライスを食べることができるのです。いい気になって最初からカレーライスをバクバク食べたりすると、メイン料理がやってくるころにはお腹いっぱい、などという失敗も有り得ますので、最初はサラダを食べながら待つのが良いでしょう。
注文したのは店の看板メニューのステーキ。やや筋ばった肉にオニオンソースをたっぷりかけてワシワシと食らいついたのでありました。

けんステーキ180g 1281円

11/20

ベリーニダイニング(閉店)

(新町)

ビルの改装前は「くいものやチャカ」だった場所にできたダイニング系のお店です。
チャカとは別の経営のようですが、小じゃれた空間のダイニングという雰囲気は共通しています。カウンターでは、ひとりランチを好む人たちが思い思いに過ごし、カーテンで仕切られたテーブル席も落ち着いています。
興味を惹かれるメニューも特になかったので、「メニューのいちばん上に書いてあるもの注文」ということで、ベリーニランチ(豚肉と卵のトマト煮)をライスで注文しました。
トマトの酸味と卵の甘さがちょうど良く、おいしいひと皿に仕上がっていましたが、ごはんと一緒に食べるには少しあっさりしているので、パンにしておけば良かったかと後悔しながら閃きました。思い切って料理にライスを投入!これが正解でした。ライスも料理もおいしくいただきました。

ベリーニランチ(豚肉と卵のトマト煮) 880円

11/24

味珍(閉店)

(富士見)

ホイコーロー定食 2009年9月頃にオープンしたばかりの台湾料理店「味珍」(みちん)です。
ビルの1階にある店舗は、漢字が派手に並ぶケバケバしい中国的な外観ですが、店内に足を踏み入れるとダイニング系居酒屋のようなテーブルごとに空間が仕切られた、ちょっとオシャレなインテリアで意表を突かれました。
メニューを見ると、ランチ用の定食、ラーメンセット、そしてグランドメニューからも注文可能なようです。とりあえずランチメニューから回鍋肉をたのんでみました。
キャベツが多くて肉の少ない回鍋肉ではありますが、味付けはおいしいのでごはんが進みます。そして、メインのおかずが回鍋肉なのに小鉢が麻婆豆腐(笑)。味にパンチのあるもの同士を組み合わせるという無計画さは今後の善処を期待するとして、手頃な価格と料理はなかなかのものではないでしょうか。

ホイコーロー定食 788円

11/25

ポンパドウルカフェ千葉店

(新町)

アボカドとチキンのサラダサンドセット そごう地下の入り口付近にあるポンパドウル。パンの販売と、店の前のテラス風の場所で買ったパンを食べられるほか、店内にはカフェが併設されています。
カフェコーナーはパン売り場とは完全に独立し、意外に落ち着いた雰囲気で居心地が良く、主な客層はそごうに買い物に来たマダム各位であります。
パン屋さんだけにフードメニューはサンドウィッチが各種揃っていて、セットにするとサラダとドリンクなどがついてきます。注文したアボカドとチキンのサンドはさすがの旨さで、紅茶もきちんと淹れたおいしい紅茶でした。
ただし、お値段はいわゆる「デパート価格」ってヤツですが。

アボカドとチキンのサラダサンドセット 1050円

11/26

サイゼリヤ千葉出洲港店(閉店)

(出洲港)

日替わりランチ 千葉市中央区1000店目のランチがサイゼリヤ(笑)。
中央区だけでも8店舗もあるのである意味妥当か・・・。
さて、国道357号線沿いにあるサイゼリヤ出洲港店。この立地で平日のランチタイムの客層はどうなのかと思えば、禁煙席から先に埋まるようなファミリー層が多めである。
何のビジョンもなく店に入ってしまったので、とりあえず日替わりをたのんでおこうと思ってメニューを見た。
たしかに「日替わりランチ」という名のメニューはあったが、メインのおかずは毎日ハンバーグなのだ。2品めのおかずやソースが少々変わるだけで、全然変わりばえはしない。これじゃ日替わりの意味なくね?毎日来てもらうことは全く想定していないらしい。

日替わりランチ
(照り焼きハンバーグ&白身魚フライ) 600円

11/27

ラビアン・タイ(閉店)

(松波)

店内にはタイ米を炊いた時の独特の香りが充満するタイ料理店、ラビアン・タイです。
まず喫煙の有無を聞かれたので吸わないことを告げると、そのままフロアのテーブル席に案内されました。喫煙席は別室なのでしょうか。
ランチメニューを見ると、AからIまで9種類のセットがありました。タイ料理ランチといえばカレーが定番ですが、きょうは焼きそばをたのんでみました。しかも、辛いもの好きのせいで普段は唐辛子マークがついたメニューに目が行きがちなのを抑えて、珍しく唐辛子マークなしのマイルドなほうのメニューにしてみました。
タマリンド風味の甘辛いソースもいいし、ナッツの食感も絶妙。たまには辛くないタイ料理もいいものです。

クッティオ・パタイ(タイ風焼きそば) 950円

11/30

金辰

(都町)

鉄火丼 「地魚料理」と書かれた赤ちょうちんが下がり、看板の「おもわず手が出るこだわりの大衆料理」というコピーも味があって好感の持てる個人経営の居酒屋です。
各種定食と丼ものという標準的な構成のメニューから鉄火丼をたのみました。
寿司桶に盛られた鉄火丼にはネギトロも少しだけ乗っていてちょっと得をした気分にさせてくれます。こういう小さなサプライズ的なことが意外に大事なのかもしれません。

鉄火丼 780円