2003年2月

  

2/3 万寿苑

(本千葉町)

とりそば 具は蒸し鶏と青梗菜のみ。まさに「とりそば」だ。スープは清湯であっさりした塩味。食欲のないときにもスルッと納まりそう。
800円という価格が千葉中央としては高めであるが。

とりそば 800円

2/5 やぶ(閉店)

(長洲)

鴨南蛮そば 食欲があまり無くそばを食べることにした。
豊富なメニューから鴨南蛮を注文する。
鴨南蛮といいながら決して鴨ではないであろうことを確信のうえで。
麺も茹で置きを温めたかのような食感。
それでも是とする客たちが相当数いるのであろう。なお、客は男性ばかり、しかも平均年齢は55を越えるのではないか?

鴨南蛮そば 800円

2/6 うなぎ割烹山田

(佐原市)

じか重 かつて利根川では天然うなぎがとれたこともあって北総佐原には古い鰻屋がある。
「じか重」という名前が珍しい。ごはんに「じか」に鰻がのっているから「じか重」だそうな。では、鰻重はというと鰻とごはんが別の重箱で出てくる。天然鰻(時価)という恐ろしいメニューもある。これがほんとの「じか重」だ。

じか重 1800円(税別)

2/7 信濃(閉店)

(中央)

焼魚(しまほっけ)定食 今日の焼魚はほっけ、カレイ、あこう鯛があって、迷う。冬はほっけのイメージがあってそれにした。冷蔵ショーケースのホッケは品が良さそげだったこともある。
注文の都度、生から焼き上げてくれる。焼き加減は完璧といってよい。魚の質も良く焼き魚にありがちなパサパサした食感とは無縁。小鉢も旨い。ついごはんをおかわりしてしまった。決して値段は安くないが、満足度は非常に高かった。

焼魚(しまほっけ)定食 850円

2/10 活魚料理福岡(閉店)

(館山市)

焼魚ランチ 房州館山にやってきた。やはり魚介類だろうってことで、駅から近いこの店に入った。
焼き魚は真鯛、刺身はカンパチ・スズキ・ブリと揃う。
やっぱりいい魚は旨い。昼なので日本酒というわけにいかないのが残念。

焼魚ランチ 1500円

2/12 コーヒータイム(閉店)

(中央)

きのこスパゲティセット 食事のメニューはスパゲティのセットしかない。その他にはショウケースに自家製っぽいサンドウィッチが並んでいて1個120円〜180円で食べられる。
とりあえずメニューの一番上に書いてあったきのこスパゲッティセットを注文し、コーヒーを先にもらって待つ。
出てきたスパゲッティは一見うまそうに見えたが、味が薄い。タバスコと粉チーズが出されたものの、和風の味にはなじまない。もうちょっと醤油と有塩バターを使うと良くなるだろうに。

きのこスパゲッティセット 700円

2/13 銀シャリ家炊ける(閉店)

(富士見)

日替わり炭火焼魚定食 ここのところ焼魚定食を食べがちだと気付いたのは注文した後である。しかし続けて食べても魚が違えば全く気にならないものだ。
今日の焼き魚は赤魚の粕漬けで、それに生卵と焼き海苔がついてくる。なんだか旅館の朝食みたいである。
値段が安いだけにメインが単価の安い赤魚なのはしかたがないが、なかなかイケる。ごはんも良好な炊き加減である。「銀シャリ家」と名乗るだけのことはある。

日替わり炭火焼魚定食 580円

2/14 ドイツ家庭料理STADT(閉店)

(夷隅郡大原町)

ラムのローストランチ 鄙には希なと言っては大原の人に失礼か。
一応町内の目抜き通りに面していて、オープンテラスなどがしつらえられた洒落た外見の店である。
それにしても、である。なんでこんな場所でドイツ家庭料理?という意外性はもの凄い。
出てきた料理はご覧のとおりの本格的なものである。
まだ新しい店のようだが、夷隅郡でこのような店を開く心意気は買った。今日の昼は空いていたが、末永く続くことを期待する。

ラムのローストランチ 950円

2/17 華樹(閉店)

(本千葉町)

日替わりランチ(芝海老チリソース煮+ひな鶏唐揚げ) 8人掛けの円卓に一人で座る。窓が大きく開放的で良いのだが、一人だとやや落ち着かない。
この店の昼のメニューは日替わりランチのほかに麺類と炒飯類だけで、多くの客がこの日替わりランチを注文している。自分もすかさず注文する。
スープは一瞬フカヒレかと思ったがそうではなく春雨であった。
エビチリは普通だが、鶏唐揚げにケチャップは不要。

日替わりランチ 1000円
(芝海老チリソース煮+ひな鶏唐揚げ)

2/18 PISTACCHIO(ピスタッキオ)(閉店)

(中央)

パスタランチ(菜の花と塩昆布のスパゲティ、サラダ、ドリンク付き) 本日のパスタランチは、これとソーセージのトマトソースの2種類。菜の花は時節柄で良いとしても、塩昆布のスパゲティとは実にユニークで迷わず注文した。
塩昆布の塩分がほどよくパスタにからみ、思ったよりおいしい。
鷹の爪を漬けた辛いオリーブ油をかけると味が引き締まってなおよろしい。

パスタランチ 880円
(菜の花と塩昆布のスパゲティ、サラダ、ドリンク付き)

2/19 かつみ(閉店)

(本千葉町)

まぐろぶつ定食 時間は昼だが店内はそれほど明るくもなく弛緩した空気に満ちている。カウンターで隣に座った初老の男性はおもむろにビールを注文する有様。
まぐろぶつはひとつひとつ本当にぶつ切りで大きさもさまざま。大きいものはずいぶん大きい。むやみな量のワサビがついていたので遠慮なく使ったところ鼻にガツンときて涙。まいった。

まぐろぶつ定食 750円

2/20 びすとろ旬彩(閉店)

(中央)

あーらんち(日替わり)ジャコと大葉の和風スパゲティ 店内のキャパが大きいので入店を待たされることはあまりなさそうであるが、ピーク時に入店すると注文から供食までの時間はやや長くなるようだ。
サラダとミネストローネスープがほどなく出てきて、スパゲティが出てくるまでしばらく待った。ジャコと大葉の組み合わせは悪くないが、最後にどうしてもジャコばかり残ってしまう。サラダのコーンが残ってしまうのと同じ理屈。
580円だと思って支払ったら500円だという。これは安い。全く気付いていなかったが安くなる日に当たっていたらしい。

あーらんち(日替わり) 500円
(ジャコと大葉の和風スパゲティ)

2/24 喜作(閉店)

(中央)

焼魚(スズキ西京漬)ランチ 外は寒かったでしょう?と家庭的に迎えられカウンターに着席する。
焼き魚を注文するがすぐには出てこない。注文の都度きちんと焼いているようで大変結構である。
そして出てきた焼き魚は焼きたてのアツアツで旨い。
そしてなぜかカレー!焼き魚定食にカレーがついているのはなんとも珍しい。
家庭では朝食でたまにあるメニューだが外食では異彩を放つ。でもこれがまた捨てがたい味。小鉢のインゲンもおいしかった。

焼魚(スズキ西京漬)ランチ 700円

2/25 本千葉GRILL

(長洲)

サツマイモのスープと鶏もも肉のソテーマスタードソース カウンターに着席するとシェフの動きがよく見える。テキパキした無駄のない動きである。
そんなことを思いながらぼんやりと待っているとまずスープが出てくる。芋の味が強い。
そしてオーブンから鶏が出てきた。メイン料理の鶏もも肉である。鶏自体の焼き加減はなかなか良いがソースの味が少々濃厚すぎるか。

サツマイモのスープと鶏もも肉のソテーマスタードソース 850円

2/26 ほてい家(閉店)

(本千葉町)

干椎茸のスープ・海老と野菜のハンバーグ仕立てのカツレット・ビフスライスソテージンジャーソース 給仕さんに席を案内されて着席。そして女給さんがお冷やとメニューを持ってくる。
Bランチを注文した。「ハンバーグ仕立てのカツレット」だけが目についていて、ライスと一緒にそれが出てきたので納得して食べ進むと途中でもうひと皿なにやら肉料理が運ばれてきた。
料理が2種類出るとは思っていなかった!しかも味が濃いしょうが焼きだよ。
わかっていればライスの量を考えて配分したのに・・・・
上品な店だが、料理の量は上品とはいえずとても満腹になった。

干椎茸のスープ・海老と野菜のハンバーグ仕立てのカツレット・ビフスライスソテージンジャーソース 1200円(税別)

2/28 わがままクレヨン(閉店)

(長洲)

マグロづけ丼 入店するとカレーの匂いはしてくるし、先客が食べていたエビフライが有頭エビで旨そうだったのでそれにも心惹かれたが、結局づけ丼を選択した。
マグロのヅケと言えば勝手な思い込みかもしれないが赤身だとばかり思っていた。そこへ出てきた丼だが、白い。
マグロとは言ってもビントロづけ丼である。これは初めて食べる。濃いめに生姜の効いた醤油タレがからまっていて、濃厚な味に仕上がっている。
個人的にはもう少しあっさりが好きだが。

マグロづけ丼 950円