2005年4月〜

  

4/5

しまだ寿司 上にぎり

2625円

3月末で終了と言いながら、このようにときどきレポート追加することもあるかもしれません。

一軒家のお店の玄関脇には柳の木が植えられ、白無地のノレンが上品にかかってる。もう一目でただならない雰囲気のお店だとわかる。引き戸を引いて店に入ると、逆L字形のカウンターがあって、奥のいくつかの座敷には既に先客が入っている様子だった。年季の入った建物は落ち着きがあり、品格溢れる店内の雰囲気にやや押され気味になりながらもカウンター席に着いて周囲を一瞥すると、それなりの年配の常連風のお客ばかり。そんな中、平静を装いつつ「上にぎり」と告げた。
まず、小さなガラスの器でウニ・イクラ丼が出される。見た目美しいうえ、食べれば旨い。ウニやイクラはこのくらいの量にしておくのが粋なんですよ、と言われているかのよう。
そして出されたガリが薄切りでなく、塊になっているのは珍しく、これも酢の案配がよくおいしい。
山椒のきいた味噌汁もおいしい。
こんなお店に普通にやってきて、昼から平気で酒をやるような紳士達を羨ましく思いつつ店を出た。

4/11

大田家 大田家ビビンバ

750円

虎ノ門では一旦箸を置く、なんてほざいておきながら一向に箸は持ったままw。
韓国料理の基本として、まず小皿が出てくるのは良い。たとえそのうちの1品がマカロニサラダであったとしても。また、通常の韓国料理ならワカメスープのところ、なぜか味噌汁!ビビンバのごはんが別盛りというのも初めて。どうも微妙に外してくるような意外性がある。結局ごはんは一気に丼に投入し、こね回してから普通に食べたわけだが。

9/22

ののふ もりそば もりそば

450円

なんとまあ、虎ノ門の街も5か月ものご無沙汰でした。思ったよりも変わってないなと思いつつ、ちょこちょこっと変わっているお店もあったりして。そんなうちの一軒に突入してみた。外観はモスグリーンで統一されてはいるけど、どうにも安上がりっぽい造りである。壁にメニューが貼られ、居酒屋っぽい雰囲気にもかかわらず、照明が異常に明るく。店内にはジャズなどが流れている。どこへ向かいたいのかがわからない、なんとも尻の据わりが悪い感じがする。そして、ランチタイムは、ほぼそば店なのである。そばの基本とも言うべきもりを注文したが、でてきたそばは大もりかと見まごうばかりの盛りの良さ。しかも、店内の雰囲気の微妙さとは関係なく、そばは思ったよりもちゃんとしたそばで、つゆもわりといい感じだった。

9/22

陳麻家
西新橋1丁目店
担々麺 担々麺

800円

以前、「うちたて屋」があった場所に居抜きで7月20日にオープンしたとのことである。開店から2ヶ月もたつのに、辻々に客寄せの店員が立ち、なんとも商売熱心なことである。麻婆豆腐と担々麺にメニューを絞った新しい発想のお店で、まず外の自動販売機で食券を購入し、おもむろに店に入る。入り口には店員が待ちかまえているという周到さ。担々麺だが、細いけどコシのある麺に、濃度は濃いがちょっと単調な味のスープ。まずまずといったところですか。

2006/3/6

ボッテガ・ヴィオラ パプリカを煮込んだトマトソース バジリコ風味のスパゲティ

1000円

なんと半年ぶりの更新です。
掲示板に情報提供があったので行ってみました。場所は新築された虎ノ門法曹ビルの東側で、確かに以前、「かもめ」があった場所に小さなイタリア料理のお店ができていた。
シンプルな内装で本当にこぢんまりとしている。ランチメニューは店頭の黒板にも書いてあったが、パスタとサラダにドリンクがつくセットが3種類で、いずれも1000円である。
何の考えもなしにトマトソースを注文すると、まず相当のボリューム感のあるサラダが出てきた。しかもこのサラダ、野菜だけでなく生ハムとかキッシュとかがのっていて、お得感は十分。次にパスタが登場したが、サラダとパスタの皿は同じ大きさだった。パスタの食感やソースのからみ具合は非常にいい。惜しむらくは、ソースの味の深みがもうちょっとあると最高では。ともあれなかなか良いではないですか。

2006/8/7

甚左エ門 Dセット Dセット(納豆ごはん+そば)

900円

銀座線虎ノ門駅の8番出口を出てすぐ目の前に店の入り口はある。ここは、以前「ドリナ」という名の喫茶店だった。以前と変わらない地下への階段を降りるとお店の入り口も以前のイメージのまま。さすがに店内は、そば屋らしいテーブルと小上がりに変わっていたけど、タバコのヤニがこびりついて煤けたレンガの壁は喫茶店時代のままで、ちょっとノスタルジックな気分になってくる。
ランチのセットメニューから納豆ごはんとそばという、ちょっと珍しいセットを注文した。よく考えれば、ただの白飯に納豆と小鉢、そしてもりそば1枚で900円とは高い。最近、千葉の感覚が身にしみているからより一層そう思う。そば自体はぎりぎり及第点かというところ。そして、食べ終わってほっとしていてもそば湯が出てくる気配がない。催促するのも野暮だしそのまま店を後にした。少しさびしい虎ノ門再訪になってしまった。

2006/8/21

農林水産省職員第1食堂 牛ぎゅうカレー 牛ぎゅうカレー

480円

12時半、最も食堂が混む時間帯に来てみたら、案の定すごい人で、レジの前は大行列だった。とはいっても回転は早いので列はどんどん進んでいく。時間がなかったので手早く食べられるカレーにして、いくつかあったカレーのメニューの中から、よくわからないまま「牛ぎゅうカレー」なるメニューを選んでみた。
食券を購入し、カレーのカウンターに食券を出す。出てきた皿を見て合点した。松屋なら「カレギュウ」、すき家なら「牛あいがけカレー」だ。要するにカレーライスと牛丼を同時に味わおうという欲張りメニューで、さらに温泉玉子が乗り、ミニサラダと味噌汁もつく。松屋やすき家よりも若干安く、かつカレーの具も大きくてちょっと嬉しい。
2006/9/22 mot mot 新橋店 フォーガー フォーガー

800円

以前、ラーメン屋時代とは見違えるように明るい店内で、まず自販機で食券を購入しようと思ったら、自販機には7月19日グランドオープンと書かれた紙が貼ったまま。席についてみると、カウンター席の配置が以前と全く変わっていないことに気付いた。空いている店内には、以前なら考えられなかった女性のお一人様も多く、変われば変わるものだなーと思っているとフォーガーが到着した。野菜が少ししか入っていないけど、カウンター上に置かれた器に盛られた青菜をお好みで追加するスタイル。パクチーとか、何やらわからない青菜を丼に投入し、平麺をすすりスープを飲んでみると、あっさりした中に化学的な旨みが広がり、いかにも東南アジア的なおいしさ。でも何かもう少しパンチが欲しいかな。

2007/2/28

中央合同庁舎5号館職員食堂 中華セレクトランチ 中華セレクトランチ

680円

久しぶりに霞ヶ関の合同庁舎の職員食堂に来ました。あいかわらずすごい人の多さ。
久しぶりなので豪勢(笑)に中華の部で最高級のセレクトランチにしてみた。セレクトランチとは、日替わりでA〜Cの3種類あるセットメニューのおかずを2品をハーフサイズでセレクトするというもので、いろいろ食べたい人にはおすすめ。
食券を持って窓口に行ってから、本日のA〜Cのおかずが何であったか全く把握していなかったことに気付くというトンマなことをしてしまった。聞くのも何となく恥ずかしいので、テキトーに「BとCで」と言っておいた。あとでメニューを見たらBは「肉入り野菜炒め」、Cは「やわらか牛肉赤ワイン煮」だった。
結果的に野菜も多くバランスのいい定食になった。

2007/7/30

阿蔵虎ノ門店 日替わりさかな定食

900円

虎ノ門・霞ヶ関ランチ王、久しぶりに復活?
所用があって久しぶりに虎ノ門の街へやってきました。しかし天気は雨だし、同行者数名が落ち着いて数十分滞在することを考えたりして、好きな店に行ける状況でないのが残念でした。結局、そういう観点から箱の大きいこちらへやってきました。
街の様相は大きく変わったけど、この店はほとんど変わってませんでした。

2007/9/4

すしけい 鮨ランチ

1500円

ここのお店は自分がまだ虎ノ門に君臨(?)していた頃に開業したものの、未訪問のままになってしまったお店である。地下への階段を降りきった突き当たりに、ウッディなデザイナーズダイニングのようなエントランスでありながら、小さな字で「すしけい」と染め抜かれている麻のノレンがかかる様子に期待感は高まる。店内もモダンでシックな雰囲気で、白木のカウンターの前には木製のネタ箱が並んでいて、これはかなりいい感じ。静かに流れるBGMはなぜかジャズで、ちょうどかかっていた曲は、Fly Me to the Moonであった。初の訪問でもあるし、とりあえず1500円のランチを試してみた。まず、まな板皿に置かれたのはサーモンが2貫。いきなりサーモンとはかなりの変化球だが、いいサーモンを使っているようで、鮭によくある脂くささが全然なく、シャリの量や堅さもちょうど良く、うまい。続いて白身にゲソ、アジ、巻物、玉子と握られていく。ランチのおきまりとしてはちょっと変わった取り合わせだが、どれも水準は高く、大いに満足した。