2004年2月

  

2/2

Brasserie POMME ポークロースカツダイコンオロシソース

1000円

「ブラッセリー」なんて店名に付いているので、もっと気取ったものを出しているのかと思いこんでいたのだが、なんのことはない。ハンバーグやトンカツやフライといった、気取らない洋食メニューである。スープは野菜がたっぷりで少々しょっぱかったがおいしい。そして、ロースカツだが、結構なボリュームである。大根おろしはニンニク醤油で和えてあり、カツとの相性はなかなか良い。店の佇まいからは一見気取ったように見えるが、料理は堅実で重厚。

2/3

どん・どん亭 親子丼

600円

先に会計を済ませて、出てくるのを待つ。まず思ったのが、トレーの柄が悪趣味だ。これはたいした問題ではない。問題は丼の中身で、はて、親子丼を注文したはずだが?と一瞬考えたほど見た目のイメージが親子丼ばなれしている。おびただしい量の玉葱とナルトに鶏肉が申し訳程度に顔を出しており「玉葱ナルト丼」状態だ。しかも丼ツユと具の一体感がなく、ツユの旨みもあまり感じられない。その上、簡易イスに狭いカウンターで居心地も良くない。ということで、そそくさと退散したのであった。

2/4

宇和 媛御膳

2700円(税別)

店の外に「昼のおしながき」が書かれているが、一番安い重ね弁当でも2000円であり、おいそれと入るわけにいかない。乾坤一擲店に突入してみれば、カウンター席の周囲にはおすすめメニューなどが張り出されていて、ちょっと高級な居酒屋という雰囲気で、それほど格式ばってはいないので安心する。「媛御膳」は、前菜、刺身、煮物、茶碗蒸し、五色そうめん、香物、御飯というコース。
前菜には皮竹輪、エソの蒲鉾など、夜はつまみとして注文できるものが並ぶ。要するに酒に合いそうなものばかりである。煮しめ、刺身、茶碗蒸しと、どれもおいしい。
もっとも接待向けあるいは特別な日向けの店という感じで値も張るんだから、それなりにおいしくて当たり前か。
2/5 安具楽霞ヶ関店 季節の週替りご飯セット(あさりご飯)

780円

本日は霞ヶ関ビルのレストラン街は混んでいたが、この店はまだ余裕があった。何しろ席が多いので、そう簡単には満席にはならないのだろう。そして、よくある居酒屋的ランチメニューの中で目を引いたあさりごはんを注文。注文してから思ったが、季節のご飯というくせに、あさりご飯の季節にはちょっと早すぎる。細かいことを言っても仕方がないとは思うが。
ちょっとボリューム的に少ないかとも思ったが、豚汁が意外に具が多くてちょうど良かった。
2/6 文化ラーメン
(熊本県菊池郡大津町)
ラーメン

400円

廃屋かと思うような建物の横に青いノレンが出ていて、かろうじて営業中とわかる。
おそるおそる店に入ると大衆食堂風の店内はかなりの人。ラーメンの他にチャンポンやチャーハンなどもあるが、基本メニューのラーメンをたのむ。スープは独特の香ばしさで旨い。しかもたったの400円。さびれた裏路地の全く目立たない店で、穴場の店と言えよう。店の佇まいの怪訝さは特筆もので、テレビ取材が来たなら、かなりいい絵が撮れそう。

2/9

すずらん オムライス

830円

先客の皿の上にはことごとくパイナップルが乗っていて、皆様は一体何を注文したのだろうと訝しく思った。しかし、注文したオムライスが出てきてその謎は氷解した。オムライスのプレートにパインが乗っている!これはかなりの違和感だ。オムライスを食べながらもプレート上のパイナップルが気になって仕方がない。そのせいでオムライスの味も印象に残らずじまいで、食後、おもむろにかじりついたパインの酸味のみが記憶に残った。

2/10

升本 海鮮丼

750円

店に入ると先払いで、お好きな席へどうぞと言われたが、席が様々に仕切られていて、お好きな席がなかなか見つからず、ウロウロしてしまった。ようやく店の一隅に席を見つけて待つ。すると、丼ものを注文したはずなのに、定食が出てきた。海鮮丼にも小鉢やサラダが付いてくるらしい。値段の割りには質・量ともに満足である。

2/12

西高楼飯店 ちゃんぽん

800円

さほど広くない店だが、客はひっきりなしに入ってくる。その大半が中年以上の男性である。メニューの種類は結構多いが、外の看板にものすごい大きさで「ちゃんぽん」、「皿うどん」と書いてあるので、まずはちゃんぽんを食べてみた。具が多く食べごたえはあるもののスープの旨みが不自然かつ不足がちなのと、麺の食感がイマイチである。少なくともリンガーハットのチャンポン380円を超える満足感が欲しいと思う

2/13

SABOU虎ノ門店 ハンバーグとモッツァレラチーズのトマトソース(ドリンク付き)

900円

思ったよりも店が広く、奥の方の席に案内された。照明はちょっと暗めで、夜は飲める店らしい雰囲気が出ている。ランチメニューはパスタとサンドウィッチが主体。パスタメニューの中でもちょっと異彩を放っていたハンバーグとモッツァレラチーズだが、モッツァレラチーズがネバネバして、スプーンとフォークでは食べにくい。ナイフをよこせと言いたい。
パスタにハンバーグという取り合わせが珍しいだけで、味の方はよくあるトマトソースでまあまあ。量は比較的多め。

2/16

セッちゃん 焼サバ定食

900円

狭い店だが、出てきたサバは大きかった。さすがに生からではないものの直火でぼーぼーと炙ってから出してくれる。サバの塩焼きに頭がついているのも珍しい。小鉢の湯豆腐と煮物も温かくておいしい。ごはんは胚芽米だし、シジミの味噌汁も良い。カウンターの中にいるおばちゃんが「セッちゃん」なのだろう。少ない席数だからこそ可能なきめ細かい対応で、大いに感心した。

2/17

吉そば西新橋店 かき揚げ天そば

330円

前日の痛飲がたたり食欲がいまひとつ。こういうときには立ち食いソバでもすするのが吉だ。ツユも麺もかき揚げも、立ち食いそばとしては標準レベルという感じ。店のおばちゃんのテンションの高さが気になるが、「明るい従業員」は店のキャッチフレーズのひとつになっているらしいので、店としてはこれでいいらしい。

2/18

SOUP DELI Aセット

600円

男爵いものポタージュと生ハムバジルサンドにミニデザートはカスタードプリンのセットが本日のAセットである。まず注文し席について周囲を観察すると女子の比率が80%以上と思われる。恰幅のいいオヤジがこのランチで満足できるとは思えないので当然であるが。そうこうしているうちに番号が呼ばれた。ポテトのポタージュはまあまあだが、サンドは感心しない。パンのパサパサ感が強く、トマトが食べにくい。そして味付けがされていないかと思った。

2/19

てっちゃん 牛はらみ定食

800円

普通の居酒屋だと思って入ったら、テーブルにロースターが埋め込まれていて、自分で焼いて食べることのできる店だった。それならばやっぱり肉を焼いてみようという気になる。写真を見ると生肉定食のように見えるが、タレに漬かったハラミをおもむろに金網にのせて焼く。肉は少ない。タレの味が濃いのでごはんは進むけど。これは最初からおかわり肉を追加しておいたほうが良さそうだ。

2/20

大門飯店 A定食(麻婆豆腐)

730円

店内にはぎっしりとテーブルが並べられていて余分なスペースは一切ない。麻婆豆腐定食を注文して天井を見るとなぜか照明はシャンデリア。大衆食堂のように並んだテーブルとは似つかわしくなく、かつては喫茶店であったのだろうか。そして、定食ではなくマーボーライスが出てきた。この盛り付け方はカレー以外のなにものでもないだろ!豆腐はわざわざ菱形に切ってあって杏仁豆腐みたいだし。

2/23

さざえ フライ盛合定食

800円

コロッケ・カキフライ・唐揚げの盛り合わせ。何だか盛り付けが美しくなく、店名が「さざえ」だけに魚系にすれば良かったかとやや後悔した。コロッケは業務用冷食のような感じ。カキフライは普通だけど、タルタルソースがない。唐揚げが一番マシである。味噌汁はダシが非常に薄く、具も少ない。結局どの定食にしても、この味噌汁が出てくるようなら評価はたいして変わらない気もする。
2/25 Pho75

(DaNang)

フォー

12000VND

今、ベトナム(の多くの店)では鶏を使った料理は食べることができない。残念だが仕方がない。写真右上に見えるザルに山盛りの生野菜をちぎっては麺に乗せて食べる。
ウマイ。
2/26 THINH PHAT

(TamKy)

さまざまな料理
(空芯菜の炒め、エビの魚醤炒め、ベトナム風豚の角煮、魚のスープ、ライス)

値段不明

コンクリート打ちっ放しのだだっぴろいスペースに雑然とテーブルが並ぶ。出てきた料理はどれも旨い。
2/27 店名不明

(TamKy)

BUN

7000VND?

こんな怪しい店。4〜5人掛けテーブルが3つだけ。店内には犬がウロウロしていてスープに入った牛骨をもらえることを期待している。厨房といっても、おばちゃんがナベでスープを煮ているだけ。
うーーーむ。