2004年1月

  

1/6

すし忠 上にぎり

1200円

新年明けましておめでとうございます。
というわけで正月らしく寿司から始めてみた。にぎりは並と上があったので、些細な見栄と旨いものを食べたいという欲望が渾然一体となって上を注文した。第一印象は少し寂しいかな、と思ったものの、よく見るとひとつひとつの寿司の造作が実に綺麗に整っていて徐々に旨そうに見えてきた。現金なものでそうなるとエビの頭のダシの味噌汁までもがとてもおいしく感じる。光り物が一貫入ると見た目のバランスも良くなる気がするが。

1/7

おおあみ かきフライ定食

950円

この冬何回目のカキフライだろう。
揚げたてでおいしそうな感じだったのだが、1個目を食べてみると??ちょっと微妙。僅かに消毒くさいような風味で、カキ特有の濃厚な味がない。ちょっと調べてみると中国や台湾から塩素消毒したカキが輸入されているという情報もある。それなのだろうか?
店の雰囲気は悪くないし、周囲の人が食べている焼き魚は旨そうである。カキは難しい。

1/8

三門 ナポリタン(アイスコーヒー付き)

850円

営業してるのかどうかわかりにくい店で、とにかくツッコミ所が満載の店である。スパゲティが茹で置きなのはやむを得ないとして、ミニサラダ付きは普通だとしても、味噌汁って何よ?しかも箸は出てこないのである。仕方なくフォークでワカメをすくって食べましたよ。
ナポリタンの味付けは非常に濃厚で決して悪くはないのが救いである。デザートにみかんまるごと1個というのもなんだか哀愁を感じたりする。

1/9

元祖札幌や 味噌ラーメン並

600円

寒い季節は味噌ラーメンを食べたくなる。
店名が「元祖札幌や」という割りには出てきた味噌ラーメンは典型的な札幌ラーメンのそれとは異なり、野菜と一緒に炒めたスープが使われていない。白味噌のスープはかなり濃厚で、塩味もけっこう強い独特な味である。混雑しているせいか、麺の茹で加減は少々堅めでいい感じだし、スープも意外にクセになる味かも。具が少々寂しいが、トッピングの追加で対応するということなのだろう。チェーン店として見くびっていたが、捨てたものではない。

1/15

新潟家 田舎雑炊(味噌)

900円

ひどい食あたりの後なので、胃にやさしいものしか食べられそうにない。こんなときにこの店があって良かった。雑炊の種類の多さに戸惑いながらも比較的消化の良さそうな田舎に決定。食べてみると意外にあっさりした味付けで、特に田舎くさくはない。しかもコーンなどが入っていて、これも典型的な田舎のイメージとは異なる。さらにキノコ主体なのにアサリが入っていて海のものとも山のものともつかない。思い描いていた田舎雑炊とは異なったものの、たまにはいいものだ。

1/16

丸屋 力うどん

700円

他の人が食べていたのが目に入ったので、付和雷同的に力うどんを注文した。
一口目、麺をすすると意外に旨い。餅は揚げ餅ではなく、ちょうどいい感じに焦げ目のついた焼き餅で焦げた部分の香ばしさがベストの状態でこれはかなり旨い。蒲鉾も悪い品ではない。ツユも特徴はないがけっこういける。なんとなく注文した品だが、各パーツごとの質も各々のバランスも良く大満足である。

1/19

吉野家虎ノ門店 カレー丼

400円

これが噂のカレー丼だ。見映えは非常に悪く、食欲をそそらない。味は何というか、レトルト臭がある給食のカレーとでも言えばよいだろうか。スパイシーさは皆無で、途中から七味のお世話になった。吉野家は牛丼を食べるために存在しているのであって、吉野家の牛丼は他にかけがえがない。こんなカレー丼はいくらでも代替が可能だ。しかも何が悲しいと言えば牛丼よりも高価だということだ。麻婆丼や焼鳥丼もいかがなものかと思う。牛丼はもっと値上げするべきだ。20年前より安いのはおかしいだろ!

1/20

川よし 焼魚(赤魚粕漬)定食

780円

店内はあまり明るくない電球の照明のおかげで、昼なのに夕刻っぽい雰囲気が漂っているうえ、壁には雑多な酒肴メニューが貼られていることもあって、とりあえず「生」なんて注文したくなる。が、とりあえず赤魚を注文すると結構時間がかかった。生から焼いたのかもしれないが、そうでないかもしれない。ごはんがもうちょっとおいしければ良いのだが。

1/21

Hiro 鶏てりやき定食

800円

まだオープンしてから間もない店で、あまり知られていないせいか、心配になるほど客が入ってこない。店に入って、出てくるまで他の客はゼロ。今は我慢のときだろう。
店は狭く、カウンターも椅子もちょっと窮屈で、居心地という点ではちょっとよろしくないものの、照り焼き自体は比較的旨い。
しかし、カウンター席のみの店で、客が自分一人という状態は実に落ち着かない。飲食店はある程度の活気が必要だと感じる。活気のある店になることを祈る。

1/22

檸檬 五目中華丼

900円  

通常の大衆中華料理店では、中華丼のあんと五目ヤキソバのあんは共通だが、中華丼をあえて五目中華丼とは呼ばない場合が多いと思う。
といった理屈は置いておいて、この「五目中華丼」だが、具は多めで、味付けはあっさり塩味。最初はいいが、だんだん飽きてくる。もうちょっとこってりした味付けが好きだ。

1/23

ブラッサム ランチセット
(カルボナーラ)

900円

地味なビルの1階に入っている地味な喫茶店で、店の作りも今風ではない。喫茶店でランチのスパゲティと言えば、通常ならナポリタンにするところ、ちょっとした気の迷いでカルボナーラにしてしまった。そして、出てきたカルボナーラは、えっ?と思うくらい量が多い。麺がちょっと焦げていたり、チーズの味があまりしなかったりという部分は目をつぶるにせよ、比較的単調な味で量が多く、完食を躊躇するほどである。セットのアメリカンコーヒーを飲んでさらに満腹。

1/24

エクセルシオールカフェ虎ノ門店 パニーニ(生ハム&きのこソテー)+カプチーノ

480円+280円

虎ノ門あたりでは年中無休の店は多くない。
とりあえず、パニーニとコーヒーでも、と思って支払いをすると、結果的に760円もの出費になっている。こうなると割高感が強い。パニーニ自体はわりとおいしく、座った禁煙席の一番奥のシートは座り心地が良く、しばらく時間をつぶすには快適である。貧乏症なのでさっと食べて出てしまうのはもったいないとさえ思った。

1/26

太田 豚しょうが焼き定食

800円

地下にあって、間口は狭く天井が低い。その佇まいからは、魚系の定食がメインかとも思わせるが、そうでもないらしい。生姜焼きを注文して待っている間、周囲の様子をチラッと観察するとメンチカツを食べている人が多く、カウンターの目の前では店主がせっせとメンチにパン粉をまぶしている。そうか!ここはメンチの店だったのか。と、ちょっと後悔したが、生姜焼きもなかなか。こってり濃厚な味付けで結構旨い。ボリュームはそれほどでもないが、味が濃いのでごはん一杯に丁度である。

1/27

HANZ Cランチ(ドライカレー)

750円

ランチメニューは3種類用意されていて、ボルシチが売り切れだったので、新メニューと書いてあるドライカレーにする。ドライカレーは、店によってかなり作り方や味が異なるので、どんなものが出てくるか楽しみだったが、見た目はわりと普通。食べてみると意外にスパイシーでおいしい。こうしてみると売り切れになっているボルシチもきっとおいしいのであろう。

1/28

ヒビヤサロー アジアンカレー
(グリーンカレー)

840円

注文してから気付いたのだが、2日連続でカレーになってしまった。
これというのも、「本日のアジアンカレーはグリーンカレーです♪」なんて聞いてもいないことを教えてくれるせいだ。近頃、アジアっぽい食べ物を食べていなかったので、つい脊髄反射的に注文してしまった。しかし、同じ「カレー」という名でも昨日とは全然違う食べ物である。味は生姜がちょっと強いのと、豚肉がカレーの味に合わない以外は、まあまあいける。

1/29

寿し屋の勘八

1200円

きれいな店内で、居酒屋的に使える雰囲気ではない。そんな店でもランチなら安心。
カウンターで握り系のメニューを注文すると、握ったものから順に2〜3貫ずつ皿に置かれる。こういう場合、全部出るのを待つのも変だし、写真の撮り方が難しい。仕方なく写真を合成して全貌を1枚に無理矢理納めてみた。これにお吸い物が付いて一人前。寿司自体もいいが、お吸い物がおいしいのが良い。店内の雰囲気も綺麗で落ち着いていてよろしい。

1/30

甚兵衛二号店 鳥唐揚定食

730円

地下へ下りて入り口ドアから店内の様子を見ると、わりと広い店にもかかわらずほぼ満員の客が入っていて驚いた。メニューの種類は多く迷う。この店は量が多いというタレコミもあり、それほどガツンとこなそうな唐揚げにした。ところがどっこい、唐揚げがデカい。ケンタッキーフライドチキン並だ。しかも下味が付いておらず、添えられたニンニク醤油をかけて食べる。しかも揚げたてアツアツで食べるのに時間がかかり、満腹度が余計に増してくる。デスクワークで消費カロリーが少ない仕事なのに、昼からこんなボリュームのあるものを食べたらカロリーオーバー必定だ。運動しなくちゃ。