2003年8月

  

8/1 地鶏のすみ家 とくとくセット

800円

とくとくセットとは、焼き鳥丼とそばのセットのことで、言うほど得な感じはしない。
だいたいランチメニューは焼き鳥丼とそばしかなくて、安直にそれを組み合わせただけではないか!
焼き鳥丼は特に変わった点はなく、そばも業務用冷凍麺的食感でそれほど旨くはないが、全くまずいというわけでもない。
メニューが少ないこともあって、もう一度行く気にはなれない。せめてもうちょっとメニューが多ければ良いのだが。
8/4 日比谷グリーンサロン カレーライス

580円

日比谷公園の中にあって、建物は一見小洒落た感じもするが、入ってみると何のことはないカフェテリア形式の社員食堂的なシステムの店である。メニューはどう見てもパッとせず、とりあえず最も無難かつ早くできそうなカレーライスに決定。
そんな店なので味をどうこう語るという余地はないし、わざわざ目指して来る店でもない。意外に混雑していなかったので、急ぐときには良いかもしれない。
8/5 五月 せいろかき揚げうどん

950円

この店も先払い方式で、注文した後、テーブル席に座ると、作り付けの椅子の座面が異常に狭くちょっと座りにくい。関西うどんと看板に書いてあったので、どんなうどんかと期待したのだが、ツユも普通に色が濃いし、麺も特別変わったものではなく、どのあたりが関西なのか結局よくわからないままだった。
麺についてのコメントは省略するが、かき揚げは揚げたてだったので結構おいしかった。
それにしても、この味と量で950円はコストパフォーマンス的にはもうひとつ。
8/6 菜館90’ Cランチ
(半ラーメンととり唐揚げハヤシソース)

700円

看板には居酒屋と書いてあるが、「菜館」と名乗るだけあって実態は中華風居酒屋というところである。
麺類と定食があるが、結局店頭に出ていたランチセットを注文する。
半ラーメンがお椀で出てきたのにはちょっと驚いた。唐揚げのハヤシソースっていうのも強引で、平板かつ濃い味のソースで唐揚げの味が全然わからない。そういう作戦なのかもしれないが。
8/7 ハングリータイガー ダニエル(M)

1000円

何しろいつも行列ができている。今日は珍しく並んでおらず、さっと入ることができた。
そして、一般的にはカルボナーラと呼ぶと思うが、ここではなぜか「ダニエル」と呼ばれるものをMで注文した。ダニエルって何なんだ?ココナッツ娘。にそんなメンバーいたよな?などと考えたりしているうちに出てくるが、とにかく量が多い。写真だとボリューム感がわかりにくいが、普通の店のパスタの2倍はありそうだ。しかも麺が異常に太くてやわらかい。変わったスパゲティである。麺が太くて量が多くて、ちょっと変わっていると言えば、そうか!「ラーメン二郎」のスパゲティ版と考えると行列にも合点がいく。
8/8 天吉 天丼

1000円

店の中の待合い席でしばらく待ってから席に通された。天丼を注文して待つ。なかなか出てこない。店員が年配の人ばかりのせいで、店内の時間がゆったりと流れているのかしらないが、かなり待つ。きちんと作っている証拠だとは思うのだが、15分くらい待ってようやく出てきた。海老天2本にキスが乗っていて、天ぷらは油のキレが良くて、くどさを感じない。丼ツユの味も濃すぎず甘すぎず、丁度良い加減で旨い。
並んで待っただけのことはあった。
8/11 キッチンジロー
新虎ノ門店
豚ロース生姜焼きセット

880円

キッチンジローと言えば揚げものが定番メニューだけど、鉄板焼きを注文してみたりする。
特別量が多いこともなく、ごく標準的で、バランスのいい生姜焼きだった。ライスが皿盛りで出てくるところあたりが、洋食屋であるという意地なのかどうかは知らないが、ごはんは茶碗か丼のほうが食べやすい。
8/12 志げ多 日替わり定食A
海鮮ちらし

850円

日替わり定食はA,B2種類あって、これらを注文する人が圧倒的に多い。本日の日替わりAは、海鮮ちらしと揚げ出し豆腐の定食で、味・量ともに充分に値段に見合った内容。
そして、定食の白飯は大盛り、おかわり自由と書いてある。が、ちらしの場合に白飯おかわりは可能なのだろうか?
もちろんおかわりする気はさらさらないけど、ちょっと気にしてみたりする。
8/13 佳麗来寿 ポークカレー

500円

むき出しのアルミサッシを開けて店に入ると、狭いスペースにU字型のカウンター席が並んでいる。メニューはカレーにトッピングのバリエーションだけなので、基本となるポークカレーにした。
具は少ないが、実に正統派のスタンドカレーといった趣で、少々甘口という感じである。
半分以上食べ進んでから、メニューにコールスローサラダ(50円)があるのに気が付いた。これは注文すべきだったとちょっと後悔。
8/14 竹寿し ランチ定食にぎり

1000円

玄関の格子戸が寿司屋らしい格調を醸し出している店である。一人の客は当然のようにカウンターに案内されるが、昼だというのにずいぶんメートルの上がった常連らしき紳士が並びにいる。それだけならいいのだけど、連れの男性ともどもタバコを吸っている。カウンターの並びなので煙からは逃げようがなく、早く帰ってくれないかと祈るだけだったが、その甲斐があったのか、まもなく席を立ってくれたのだった。
光り物好きなのでコハダが入っているのがうれしい。鮭は好みでないが、マグロはおいしい。全席禁煙ならなお良し。
8/15 ル・エスカリエ エスカリエランチ
(江戸前穴子とフォアグラの蒲焼き風ガーリックライス添え)+ホットコーヒー

1400円+100円

お盆休みのうえに土砂降りの雨で、本日の虎ノ門はかなり人が少なかった。この店も結構広い店内に先客は2組だけ。
メニューを見ると江戸前穴子などというちょっと気になる文字が目にとまり、これを注文した。
一応フランス料理なので、まずサラダとパンが出てくる。パンはけっこうおいしい。そしてメインの料理だけど、穴子丼?穴子丼にしか見えない。おいしいんだけど、何か違和感が・・・。こうなるとフォアグラも鮟肝に見えてくる。「創作フランス料理」を標榜しているだけあって、確かに独創的である。
8/18 旭王 つけめん味噌

800円

夏はやっぱりつけめんだ。と言うほど暑くはないのだが、最近つけめんが好きになってきてつい注文してしまった。ここは本来旭川ラーメンの店なので、つけめんは邪道かとも思ったが注文してしまったものはしょうがない。
しかし、つけだれはしっかりと旭川風で魚介類の効いた濃厚な味噌味。辛みも味噌に丁度良い程度になっていて意外にうまい。
8/19 たんと 旬の魚御膳

850円

12時20分頃に行くと、すでに日替わりは終わっているという。今日は焼魚定食を食べたい気分だったのでまあ良いということで、魚御膳を注文。本日は赤魚の粕漬け。
メニューは「旬の」なんて言ってるけど赤魚の粕漬けなどを出しておいて「旬」とは片腹痛い。味噌汁のシジミもなんだかいまひとつだった。
8/20 コクテル堂 サンドプレート+エスプレッソ

400円+280円(税別)

サンドイッチのメニューは6種類あるが、そのうち3種類が日替わりで出されるシステム。サンドプレートはその3種全てを味わえるので、迷わず注文した。
本日は、ポテトとアスパラのブルーチーズサンドと、サーモンとクリームチーズのサンド、蒸し鶏のわさマヨサンドで、チーズ系の2種はちょっとくどい感じ。しかも意外に量が多く、もてあまし気味になってしまった。
しかし、小洒落た店なのに男性同士の客が結構多い。どうしたことだろう。
8/21 阿蔵 虎ノ門店 煮魚定食

900円

手作りランチと大きく書かれた看板に誘われて地下の店に吸い込まれると、予想外に広い大きな店だった。入店時間が1時を過ぎていて、おすすめランチは終わっていたので、ノーマルに煮魚定食。
店内はゆったりとしたスペースで、わりと安っぽくない造りだが、ドリンクセルフサービスだけがちょっと安っぽい。
出てきた煮魚定食も上品で見た目はきれいだ。味のほうもなかなか良い。小鉢の軟骨のマリネ?も良かったし、ナスと大根も良い。
8/22 神戸らんぷ亭
虎ノ門1丁目店
牛どん(並)+生たまご

280円+50円

たまに、牛丼を食べたくなる。しかし、これまで吉野家派だったので、らんぷ亭の牛丼は初めて食べた。吉野家でするように「並と玉子」でいってみる。もちろん玉子には醤油をたらして攪拌した後、一気にかけて、七味、紅生姜を投入する。しかし、なんだか具合が悪い。具が肉ばかりでタマネギが異常に少ないのと、七味が辛すぎて丼全体のバランスが悪いのだ。吉野家の七味は牛丼用としては良くできていることを逆に思い知った。この店の牛丼に合うバランスの良い食べ方を探るだけの根気はないが。
8/22 ベローチェ
虎ノ門店
写真なし。コンビニで売ってるような普通のサンドイッチ。 アイスコーヒー+ポテトヤサイサンド

160円+200円(税別)

牛丼は、丼からかき込んで食べるため、早く食べられる。そのため、満腹感が得られにくく、追加でサンドイッチを食べてしまった。しかし、昼は禁煙の店も多く、こういう店は喫煙所として有用なのか、店内は煙っていて食事には向かない。
8/25 小諸そば
西新橋1丁目店
鴨せいろ

460円

鴨せいろというメニューは普通のそば店でも高級なメニューだが、立ち食いの小諸そばでも同様に最高級の部類と言える。
ものは試しと注文してみたが、ハァ?
やっぱり冷やしタヌキにしておけばよかった。麺もやわやわだし、昨今立ち食いといえども味は向上しつつあると聞いていたが、ここは蚊帳の外か?それともたまたまなのか知らないが、少なくともこの鴨せいろはいただけない。夏に鴨せいろを注文する自分にも問題はある。が、冬にしっかりした店で3倍くらい払って食べれば、これの30倍は旨いだろう・・・
8/26 パスタデココ
港区虎ノ門店
バラエティ(スパイシーソース、M)

750円

唐突だが、あんかけスパゲティだそうだ。しかも名古屋では大ブレイク中だという。8月20日に東京初進出とあっては黙ってはいられない。
まずソースを選ぶ。といっても基本は1種類で、それをスパイシーかマイルドにするだけ。具は、とてもスパゲティの具とは思えない雑多なもので、このあたりにカレーのココイチっぽさが強く感じられる。して、その味は?うーーーむ。まずいとは言わないが、なんだろうなー?麺は太くてモシャモシャするしソースは濃厚だし。どうなの?名古屋の人!
8/27 一茶 ミニカツ丼セット

880円

日石本館の地下は、悪く言えばぱっとしない、良く言えば落ち着いた渋い店が揃っていてちょっと迷う。なんとなく通路の突き当たりにあったこの店に入った。セットものが充実した店だったので、セットを注文して待つ。中途半端に広い店内には、空いたテーブルが数卓あって、昼休みなのに昼下がりのような弛緩した空気が漂う。セットの温かいそばにアゲが入っているのと、サラダ付きなのが少々変わっているほかは、よくあるメニューで味も没個性的。
8/28 さぬき富士 冷やしたぬき

800円

近年のさぬきうどんブームによって、東京でも低価格でセルフのさぬきうどん店が雨後の筍のように増えているが、この店はそんなブームとは関係なさそうに存在している。先払い方式なので注文してから席に着く。出てきたうどんを見ると、「冷やしたぬき」を注文したはずなのに油揚げが乗っている。それはどうでもいいが、ツユ、というかさぬきうどん風に言えばダシだが、いりこ風味で本当にさぬきうどんのダシだ。さぬきうどん店に入っておいて失礼な話だが麺の感じもなかなか良く、予想以上にきちんとしたさぬきうどんであった。
8/29 権米衛
日比谷店
日高昆布、紀州南高梅、とん汁

130+140+180円

テイクアウト主体のおにぎり専門店で、店内のカウンター席で食べることも可能である。
おにぎりは100円〜160円という価格で、コンビニとあまり変わらない価格ながら、サイズはひとまわり大きく、お得である。
しかし、このおにぎり、コンビニのおにぎりとは全く比較にならないほどごはんがおいしい。仕事が遅くなったときに備えて買っておきたいと思ったくらい。