2003年5月

  

5/1 郷土料理ユック北の海道虎ノ門店 日替わり丼(帆立と鮭)

980円

北海道郷土料理の店らしい独特なメニューが並ぶなか、つい弱気にも日替わりを注文してしまう。日替わりでも充分に北海道らしさのあるメニューではあるのだが。
ホタテと鮭の甘辛い煮付けに卵がけという感じで、味は濃厚だが悪くない。
次に来る機会があれば定食にもチャレンジしたい。
5/2 べこ虎ノ門店 牛たん定食

800円

牛タンの店はいろいろあるが、どこへ行っても麦飯とテールスープが付き物なのはなぜか。20年ほど前に牛タン発祥の地と呼ばれる仙台で食べたときもそうだったので、そういう決まりなのだろうが、工夫がないとも言える。一方、肝心の牛タンであるが、前述の仙台の店とは大いに異なり、タンがピロピロに薄い。これじゃ焼肉屋のタン塩だ。
定食のオカズとしては、味の濃さも量も全くものたりない。おかわり自由と言われても、麦飯ばかりバクバク食べるわけにもいかないし・・・
5/6 日比谷よかろう だんだんめん

900円

店の中で少々待った。外まで並んでいる日もあるので多少マシともいえる。
で、この店の基本メニューと思われるだんだんめん(担々麺)を注文。
ライス無料と言われて、ついライスをつけてしまった。明らかに炭水化物過剰であって食後に後悔したのは言うまでもない。
スープは辛くてコクがある。麺もしっかりしたコシがあってなかなか旨い、けど、900円という値段にしてみれば、普通かもしれない。
5/7 おこう 天丼

850円

天ぷらは好きだ。「こんどう」、「みかわ」などの高名な店から「いもや」「てんや」に至るまで。
なので、天ぷらがメニューにあると反応してしまう。だけど今日は少々残念な結果に終わった。
味が悪いわけではない。写真だとわかりにくいけど、丼の上が寂しい。具が少なく小さいのだ。
まわりの人はもっと豪華そうな天丼を食べている!?なんでだと思いキョロキョロすると疑問は氷解した。
もう100円出して野菜天丼にすれば良かったのか〜。くそ〜
5/8 つる寿 立田揚定食

1600円

上司が食事に誘ってくれた。トリが食べたいと言うのでついていくと、そこは高そうな関西割烹の店で、雨だというのに、しかも安くはないと思われるのに並んで待っている人がいる。
そして、「トリが食べたい」の正体はこの立田揚げだったわけだ。立田揚げはジューシーで旨く、カレー塩をつけて食べる。これも良いが、山椒塩か普通の塩でもいけそうだ。ごはんは時節柄か豆ごはんだったけど、印象は薄い。それよりも最も感心したのは赤ダシと漬物が旨いこと。これはさすが、と思った。Sさん!ごちそうさまでした。
5/9 一番どり ねぎとろ丼セット

880円

マスプロダクトな店によくある、丼と麺類のセット。厨房を見たわけではないので、麺類は冷凍麺で、ネギトロも赤身に脂を混和して作られたものと断言することはできない。
それを否定するわけではなく、仮にそういう作り方であったにしろ、そこそこの味にはできるという外食産業の技術には敬服する。
小難しいことを言ってみたが、チェーン店で手早く食べることも、忙しい人にとっては有りかなってこと。
5/12 ながさき ちゃんぽん

780円

ちゃんぽんを出す店では、通常皿うどんも出しているのが普通であって、どちらも好きな自分としては、毎度悩んでから注文することになる。この店でも迷っておばちゃんに嫌そうな顔をされたあげく、ちゃんぽんに落ち着いた。短冊形のカマボコじゃなかったり、コーンが乗っていたりと、微妙に気に入らない点もあるけど、ちゃんとした太麺で、スープもまあまあおいしい。
リンガーハットが380円で出していることからするとやや高い気もするが。
5/13 合同庁舎5号館
寿司コーナー
上にぎり

810円

官庁シリーズ、第何弾だったか忘れた。地下食堂は広いが、何だか陰気で、和食、中華、洋食もあるけど、サンプルを見てもなんだかそそられず、空いていそうな寿司コーナーに突入した。自販機で食券を購入し、カウンターに渡す。一応、職人がアジに煮きり醤油を塗って出してくれて、それだけは醤油を付けないで食べろという。
仰せの通りにしてみたものの、言うほどのものでもない。
5/14 みとう きざみ鴨せいろ

700円

鴨せいろが好きだ。ちょっと時季はずれだけど、しかも「きざみ」鴨と書いてあるけどメニューにあると注文してしまう。
そば自体は値段の割にはいける。ツユも、高級な鴨せいろとは比較できないが、それなりに旨い。
5/15 鳳鳴春 スタミナ湯麺

1020円

忙しくて昼を食べ損ない夕方近い時間になってしまった。既に一杯飲んでいるグループも多いが、それを横目にビール!といいそうになるのをこらえて麺類だけを注文した。しかもライス無料だというのでつい追加してしまった。
「スタミナ湯麺」という日本式名称のセンスはどうか。女性客は必要以上に注文しづらいのでは?などという余計な心配をしてしまう。
5/19 楽串庵 若鶏の唐揚げ定食

780円

プレスセンタービルはほんの少し人通りが少ない気がする。その奥のほうまでプラプラと歩いて、なんとなくこの店に入った。近頃麺類が続いたので御飯ものが食べたいという気分で、唐揚げ定食を注文。メインの唐揚げに冷や奴、サラダと全くオーソドックスな定食スタイルで、味のほうもオーソドックス。千葉県人らしく唐揚げにも醤油をかけていただいたのは言うまでもない。
5/21 ケルン ナポリタン

800円

久しくナポリタンを食べていなかったことにふと気付いた。気付いてしまうと猛然と食べたくなってくる。
メニューは結構豊富だが、他には目もくれずナポリタンを注文した。
そんな気分にぴったりのナポリタンだった。変に凝っておらず濃厚なケチャップ味。太めの麺も好ましい。
ナポリタン好きにはおすすめの一品といえる。
5/22 合同庁舎2号館食堂 C定食(親子丼)

500円

この変形六角形のトレーはカフェテリア形式の店舗ではよく見かける。勝手な意見だが、なんだか貧乏くさい感じがして嫌いだ。しかもペパーミントグリーン。まず器が気にくわない上、親子丼なのに卵の量が妙に少なく、パサパサした感じ。
それでいて値段も安くない。「なか卯」とか「らんぷ亭」とか、親子丼を出す丼系ファーストフード店を大いに見習ってもらいたいものだ。
5/23 宇和海 鯛めし

1000円

「たいめし」と言ってもタイ料理ではなく、愛媛の郷土料理である。
店内は結構広く、席数も多いのに少し並んで待った。鯛めしは店の看板メニューらしいので迷わず注文し、ほどなく仲居さんが運んできて、食べ方を説明してくれる。説明してくれなくても、一見してごはんに具を載せて呑水に入ったタレをかけて、薬味をお好みで使う以外は考えられないと思うのだが。
ともあれ、説明どおりごはんに鯛をのっけてタレをかけて食べる。これはかなりいける。前日の2倍の値段だが満足度は2倍どころではなく大きい。
5/26 鐵五郎 うな丼

1000円

鰻の香ばしいにおいが通りに流れてくる。少し並んで店に入りうな丼を注文し、しばらくして運ばれてきたうな丼がこれ。重ではなく丼に入っているのは好ましく、値段の割には立派なうなぎがのっていて、見た目は合格。
味のほうは、タレがちょっっと自分には薄味で、多めの御飯を全部食べるには卓上にある鰻のタレをずいぶん使用せざるを得なかった。
ともあれこの値段ならOKか。
5/27 西湖 海鮮五目やきそば

780円

1階が満席というので、2階に通されたのだが、2階のインテリアは「30年前の喫茶店」というイメージで、あっけにとられてしまった。おもむろに「ブレンド」と注文して週刊大衆などを読み始めるのが似合いそうな、そんな空間で、ランチメニューからやきそばを注文した。海鮮焼きそばらしいが、イカしか海産物が見えない。良く探すとエビが発見されたが「海鮮」を謳うには具が少ないのではないか。
5/28 川志満日土地店 カツ丼セット

950円

日土地ビルの地下は初めてで、通路を一往復してこの店に入った。
最近カツ丼を食べていないと思ってセットを注文し、最初は調子よく食べ進んでいたものの、やはり自分には量が多い。原則として完食を旨としているので食べきったが。カツ丼はオーソドックスな味で良いが、丸いお重に入っている。丼に入っていないのがマイナス点だ。冷やしたぬきのワサビの毒々しい緑もあざやかであって、こんなにワサビはいらねー。
5/29 寿司処 順 魚河岸サービスにぎり

870円

ちょっと遅めの時間に入店したら売り切れのメニューが多い。仕方なくにぎりを注文するが、まず「サラダ」と称してレタスの葉だけ、これにドレッシングをかけた小鉢が出る。これはサラダとは呼べないだろう・・・と思っていると寿司がやってきた。値段の割にはマトモな寿司でほっとする。レタスをやめて酢の物か何かを出せばもっといいのに。
5/30 ビックラーメン 柳麺

580円

そそられる外観ではないが、混んでいる店で、外で並んで待った。店名を冠した「ビックラーメン」というメニューは写真を見ると野菜がてんこ盛りになっていて、量が多そう。それにするかどうしようか迷ったあげく、細麺使用の「柳麺」にした。細麺で醤油味ということで、もっとあっさりしたものをイメージしていたら、スープはこってりで、麺は細麺といっても全然細くない。他のメニューよりは細いのかもしれないが。
だが、食べると、案外旨い。