2019年2月

  

2/1 ビアンモール@青葉病院

(青葉町)

ラーメン&ミニカレーセット 千葉市の公の施設の喫茶・レストランは定期的に運営業者を選定し直すルールがあるようで、しばらく行かないうちに業者が変わっていたりします。
2019年2月現在、市立青葉病院には(株)光洋が運営するビアンモールが入っています。 このビアンモールという名のお店は、病院内限定の知る人ぞ知る全国チェーンで千葉県がんセンターにも入っています。
お品書きを見ると日替わりランチのほか、カレー、ラーメン、うどん・そば、という何のひねりもない最大公約数的構成です。 考えた末、全メニュー中最高額の麺類とミニカレーセットをたのんでみましたよ。
だいたい想定していたとおりの変哲のない醤油ラーメンとミニカレーは、たまには悪くはないとは思います。
しかし、店の条件等抜きで考えればこのメニューの適正価格は600円程度でしょうかね。

ラーメン&ミニカレーセット 910円

2/5 楽膳蘇我店

(川崎町)

ロースかつ丼 店舗の入れ替わりの多いアリオ蘇我レストラン街の中で2009年から10年変わらずに続いているとんかつ・和食の楽膳に久しぶりに入ってみましたよ。
ごはん・味噌汁・キャベツ・生玉子が食べ放題という、とんかつ専門店によくあるシステムを全定食メニューに適用しているのが人気の理由かもしれません。
この日注文したのはロースかつ丼。きょうの自分はカツ丼腹だ。
豚肉に衣を付けて油で揚げてからダシで煮込んで卵でとじるという、実はたいへん手の込んだ料理がこれほど一般的になったのは、やはりおいしいからでしょう。
このお店ではカツ丼でもキャベツおかわりし放題なので、箸休めを挟みつつおいしく完食できました。

ロースかつ丼 1058円

2/7 スシロー千葉中央店

(富士見)

濃厚えび味噌ワンタン麺+カニクリームコロッケ
大赤貝
あじ
〆サバ
タイ
まぐろ
2019年1月24日、あのスシローが千葉市の中心部への進出を果たしました。 モノレール葭川公園駅横の日土地ビルの2階で、以前はフォルクスや焼肉店が入居していたスペースです。
この日の12時ちょい過ぎ、待ち時間5分の表示を見て入店。
上の写真はラーメンとカニクリームコロッケという、近年の回転寿司店ならではの組み合わせ。
濃厚えび味噌スープのコクがあることとか、カニクリームコロッケのおいしさだとか、もう我が国食品産業の変態的技術力には感心するほかない。 このお値段でこれだけのものが食べられるとはたいしたもので、実に良くできているとしか言いようがありません。
ほかに期間限定の150円皿、定番の100円皿を何枚かたのんで総額1166円で十分満足でした。

濃厚えび味噌ワンタン麺+カニクリームコロッケ 330円+150円(税別)ほか 

2/12 和食和食や

(出洲港)

日替わり定食(とんかつ) 国道357号線沿いで、少し前までラーメンの(肉)並商があった場所が、酒お食事処 和食和食や(わくわくや)に変わっていた。 国道に面しているけれども駐車場がないためドライバー向けではなく、周辺事業場に勤務する人がやってくるようだ。
この日もそのような客で9席のカウンターは満席となり、2階席も使われていた。 人気の秘訣はお値段の安さだろう。
日替わり定食が500円、うどん・そばは250円〜480円、丼も480円から各種揃う。 自分もさっそく500円の日替わり定食のとんかつをたのんでみた。
揚げたてのとんかつ定食が大衆とんかつチェーンの松のやよりも安い500円はインパクトがある。 それがたとえ業務用冷食であったとしても、揚げたてのとんかつはおいしいのである。
やはり安さは正義だ。

日替わり定食(とんかつ) 500円

2/14 焼肉飯店大門

(南町)

ビビンバ焼肉セット 自分にはほぼ関係がないバレンタインデーのこの日、ランチはひとり焼肉にしました。
十数卓あるテーブル席に自分を含めて客は2組だけ。
石焼きではないノーマルのビビンバと焼肉のセットをたのみ、ひとりで一枚ずつ肉を焼いてよく混ぜたビビンバといただきます。
マイペースで食べられるのはいいけれど、少々忙しいのがひとり焼肉の難点です。

ビビンバ焼肉セット 1188円

2/18 ナビンインドカレーハウス閉店

(新千葉)

カレープレートランチ かつて居酒屋だった場所にインド料理のカレーハウスバルサがオープンしたのが2016年9月で、2年後の2018年10月から店名がナビンインドカレーハウスに変わっています。 これはインド料理店によくある謎のシステムです。
ランチメニューの構成も以前とさほど変わっていないようですが、店名が変わったら新店とみなすマイルールにしたがって再び訪問してきました。
カレーライス風盛り付けにミニナンがつくカレープレートランチをダル(豆)カレー中辛で注文してみましたよ。
インド料理のカレーはナンで食べがちですが、ライスの食べやすさを再認識しました。

カレープレートランチ 950円

2/19 ベリエール

(本千葉町)

生姜焼き&カニクリームコロッケ定食 JR千葉駅が新しくなったが、ついに京成千葉中央駅西口ビルも建替え工事が始まった。 旧フードコートのあたりのMio3番街がすべて閉鎖され、最後まで営業を続けていたベリエールだけが、向い側の2番街に移転オープンした。
移転前もそうであったが、いまどき珍しく全席喫煙可能なのである。 さすがに土日祝のランチタイムだけは禁煙になったようだが、平日ランチに訪れる愛煙家最後の砦なのだ。
といっても千葉市の禁煙条例が施行になるまでの最後のあがきかもしれないけれど。
さて、そんな紫煙上等な店内でいただいたのは、生姜焼き&カニクリームコロッケというナイスなコンビ定食だ。
ところが生姜焼きはもうちょっと醤油と生姜が濃いのが良いし、カニクリームコロッケもベシャメルソースの味が薄いような。舌が鈍感になったのかしら。

生姜焼き&カニクリームコロッケ定食 980円

2/20 信濃庵

(登戸)

箱天もり ここ10年くらいの間で、街で見かける大衆そば店の様子がずいぶんと変化した。 10年以上前ならば、おそば屋さんのランチタイムといえば主に五十代以上といった感じのベテランサラリーマンでいっぱいで相席は常識、喫煙も可能といった風景が当たり前であった。
かつての常連客は定年で次々と引退していくのであるが、次の当該世代に当たる自分の世代では、街のおそば屋さんで昼食をとる習慣がメインストリームから外れはじめている。 そばという食べ物が廃れたのではなく、旧来のおそば屋さんというスタイルが衰退しているのだ。
レトロな街のおそば屋さんに行くなら今ですよ! いつまでもそこにあると思っていると手遅れになりますよ・・・。
前フリが長くなりましたが、旧来型の街のおそば屋さんの信濃庵に10年ぶりに行ってみたら、やはりかつての賑わいぶりは見られませんでした。 なあにかえって落ち着いて食べられる、とポジティブにとらえ、箱天もりを注文。
箱天もりは箱そばに天ぷらがついたものだ。 街のおそば屋さんらしいつなぎの割合がやや高そうなおそばも茹で立てはうまい。 胡麻油の香る揚げたての天ぷらもなかなかいい。 おそば屋さんでのランチはいいものだと改めて思います。

箱天もり 850円

2/21 壁の穴西千葉店

(松波)

本日のランチ(しょうゆ味)きのこいろいろスパゲティ すでに西千葉の街並みにしっかりと定着しているスパゲティ専門店の壁の穴。 オリジナル和風スパゲッティというジャンルはすでに日本の日常です。
この日ふらりと訪れた壁の穴で、4種類用意されていた本日のランチの中からしょうゆ味のきのこいろいろスパゲティをたのんでみましたよ。 ブナシメジ、マッシュルーム、エリンギといったキノコは、バター醤油で炒めればおいしいこと間違いなし。 鷹の爪のピリ辛感もちょうど良く、刻み海苔もいいアクセントになっています。 やっぱり日本人のDNAに訴えかける、はずれのない味なのでしょう。
あとになって気付いたけれど、この日は木曜日。 以前は木曜日のランチが500円というのをやっていたはずだけれど、今はやっていないのですね。

本日のランチ(しょうゆ味)きのこいろいろスパゲティ 1080円

2/25 マンジュキッチン

(登戸)

スープカレーセット インド料理店の謎の看板架け替え現象がここでも見られます。 少し前までカレーハウスバルサ登戸店として営業していた店舗がマンジュキッチンと名称を改めました。 メニューの様子を見る限りは以前のお店とさほど変わりはないようです。
こぢんまりした居酒屋風のテーブル席で注文したのはスープカレーセット。 インド料理店なのにあえてスープカレーにしたのは、以前系列店で注文して意外に良かったからです。
ところがこの日のスープカレーは、辛さだけは大辛にしたのでそれなりに辛いけれど、スープとしての旨みが物足りませんでした。
惜しい。普通のカレーをたのむのが良さそうです。

スープカレーセット 850円

2/26 肉バッカ

(登戸)

チキン南蛮定食 原始人の肉に29(ニク)のロゴ、牛、豚、鶏、羊のイラストが看板に並んでいます。 どうせなら2月9日にすればよかったのに惜しくも2月4日にオープンした肉料理専門の肉バッカです。
肉料理といっても、カレー、丼、定食、スパゲティなど肉が使われる幅広いジャンルの料理がランチメニューとして用意されています。 お値段は税別で600円台からという手ごろな価格帯で、周辺のランチ需要に積極的に応じようという意図がうかがえます。 肉料理がいろいろあるのに、ここで鶏を選んでしまうところが自分の中途半端なところかと後に自省しましたが、チキン南蛮が好きなのでたのんでしまいました。
宮崎料理、九州料理を標榜していないお店ではままあることではあるけれど、運ばれてきたチキン南蛮定食は、タルタルソース添え鶏の唐揚げ定食でございました。 そして案の定、タルタルソースは酸味が強い一般的な味。 チキン南蛮のタルタルソースはもっと甘くないとね。そしてもっとたっぷり用意してほしい。
これが関東に定着するまで何度でも言い続けよう。

チキン南蛮定食 680円

2/27 マッスルラボ(改称)

(新町)

美ボウルBグラスフェッドビーフリブロース マッスルラボという名のお店が新町にオープンしました。 直訳すれば「筋肉研究室」というわけで、なんだか料理全部にプロテインが入っていそうだけど、そういうわけではなくて、"体の中から「キレイ」「元気」のお手伝い" というのがお店のテーマだそうです。
ランチはボウルランチ(要は丼ものです)が各種用意されており、マッスルボウル、美ボウルのジャンルに区分されていました。 マッチョを目指しているわけでもないので、美ボウルのジャンルから牧草のみで育ったグラスフェッドビーフのボウルを選んでみましたよ。
丼中には各種の野菜と赤身がメインのリブロースの角切りが乗っています。 メインの肉は赤身が多く、さすがプロテインが多そうです。 また、味付けは全体にあっさりめ。
美の追求なり、筋肉増強なりの目的意識がはっきりしていない自分のような人間は、脂や調味料の旨みが欲しくなってしまいますが。

美ボウルBグラスフェッドビーフリブロース 1382円

2/28 千葉県議会食堂OICYわらく(閉店)

(市場町)

日替わり定食(豚肉とブロッコリーのオイスター炒め) 「千葉県議会食堂が55年の歴史に幕」という見出しが千葉日報に掲載されたのは2018年7月7日のこと。 昭和38年から一貫して食堂を運営してきた西原屋の関連会社が食堂運営から撤退し、同年7月13日限りでいったん閉店してしまったのです。
その後約半年のインターバルを経て、2019年2月1日から新規業者による運営が始まりました。 特に看板は掲げられていないけれども、店名は「千葉県議会食堂OICYわらく」で(株)和楽による運営です。
県議会議員や県職員に限らず一般の利用も可能であることは以前と変わらないけれど、お店の雰囲気はほぼ社員食堂になってしまったようです。 まだ試行期間なのかあまり選択の余地がないメニューからとりあえず日替わり定食を選んでみましたよ。
産業給食系日替わり定食としては彩りがよくて見た目はまあまあだけれど、ちょいとごはんが柔らかすぎかなと。 ともかくも、県議会という特別感のある場所にマッチした雰囲気がそこはかとなく感じられた以前の食堂とはかなり変わってしまい戸惑いもあります。
今後、新たな伝統を築いていけるのでしょうか。

日替わり定食(豚肉とブロッコリーのオイスター炒め) 500円