12/3 | 中華蕎麦ます嶋
(富士見) |
昨今千葉市でオープンするラーメン店には、とにかくスープにはうま味を足してやればいいとばかり、脂や魚粉による旨味の押し売りみたいなのが多い常々思っていた。
ジャンクなラーメンはたまに食べたくなるときもあるけれど、やはり洗練されたスープのうまさにはかなわないと思います。 素材の旨味は引き出したうえで、いかに雑味を除くことができるのか。 富士見町の裏通りに新たにオープンした「中華蕎麦ます嶋」には、そんな研ぎ澄まされたスープを期待してやってきました。 白いのれんをくぐり、左方にある自販機で食券を購入し、すぐにカウンター席へ。 この日の12時過ぎにはまだ空席ありの状況でした。 茹で時間の短い細麺の中華蕎麦なので、ものの3分ほどで丼が運ばれてきました。 スープの色は薄めで、脂はけっこう浮いています。 先入観では淡麗なスープを予想していたけれど、思ったより魚系のダシが強くて塩分も高め。 見た目よりはっきりした味のスープと小気味よい固めの食感の細麺がマッチして、総合的にはおいしいラーメンでした。 |
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煮玉子中華蕎麦 850円 |
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12/4 | ウエストウッド
(南町) |
看板にsince1999とあるように、創業20年に垂んとするひとかどの老舗店になりました。
2009年5月までは、長洲2丁目の末広街道沿い(現在の「ホンキー☆トンク」の場所)にあり、2009年7月に現在の場所に移転オープンしてからもおよそ10年になろうとしています。
2010年以来8年ぶりの訪問となりましたが、あい変わらず盛業のようです。 入店前にはステーキかハンバーグかの二択と考えていたところ、鉄板しょうが焼きというメニューに目が留まり、なにやらおいしそうなのでたのんでみましたよ。 その名の通り、鉄板上には豚三枚肉の生姜焼きがこんもりと盛られ、なかなかの迫力です。 少々脂っこいけれど、ごはんに生姜焼きとくれば、名実ともに鉄板の組み合わせなので実に食が進みます。 ステーキ、ハンバーグもおいしいけれど、鉄板しょうが焼きもなかなかの名品でした。 |
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鉄板しょうが焼き 864円 |
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12/7 | ダイニングバーPEACE
(本千葉町) |
千葉中央駅前に新しく建ったビルの3階にひっそりとダイニングバーがオープンしていた。
いちおうランチメニューの黒板は置いてあるのだけれど、ビルの前を漫然と通過しているだけでは気づかない程度に目立たない。
階段を使って安普請な建築物の3階にある店の前にたどり着く。 ドアにOPENの札は掛かっているが、ウエルカムな雰囲気を醸し出すような装飾性は皆無で、本当に客を呼ぶ気があるのか疑わしいとさえ思えた。 ドアを開け声をかけて入店すると、フロアは明るくてかなり広い。 そこにはお客さんの姿はなかったが、若い女子店員が迎えてくれた。 席は選び放題だったので、窓際の千葉中央駅前広場を一望できる席に座ってみた。 AからDの4種のランチとカレー、ピラフが用意され、お値段は800〜1200円で、安くも高くもないといったところ。 注文した鶏肉のハーブソテーは、味もボリュームも標準的で、店内の雰囲気も悪くない。 だけど後から来る客はなく、最後までひとりで過ごすことになった。 2018年12月現在、いかに千葉中央駅前といえどもかつての賑わいはとうに失われており、黙っていたら客は来ない。 近隣事業所のランチ需要を獲得して3階の店舗にまで客を招き入れるには、お店の売りを伝えるためのかなりの努力がないと・・・。 (その後ほどなくランチ営業は休止しています) |
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Cランチ(鶏肉のハーブソテー) 1000円 |
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12/11 | イルキャンティアズーロ (閉店) (春日) |
少し前に千葉市出身女装家とミリオンセラー歌手ピン芸人の番組で、笹塚にあるキャンティの話題になり「いいことがあると行く」とか「僕らのキャンティはここ」とか「チェーン店化して寂しい」といった話で盛り上がっていた。番組で映ったキャンティというお店の様子に「ああこの店見たことある、昔からあるなあ」といった認識を持った。 興味深いので機会があれば行ってみようと思いながらそのことを忘れかけていたタイミングで、件のキャンティが西千葉にやってきた。なんという好都合。 というわけで特にいいことがあったわけではないけれども、そのキャンティに行ってみた。 ちょうどいい按配にシャレた雰囲気と、ちょっとした贅沢感のあるメニュー。 なるほど、何かいいことがあると行きたくなるのは納得だ。 注文したのは2種の日替わりの中から「タコとイカのおこりんぼ風」リングイネ。 おこりんぼ風という表記を久しぶりに見た気がするが要するにアラビアータである。 気の利いた前菜が出てきたのでワインをたのんでもよかったことでしょう。 濃厚で辛味も強いソースのからまったイカタコ具だくさんのパスタはわかりやすいおいしさで、いいことがあった時にはコレという気が確かにしてきます。 なるほど、なかなかいいお店ではないですか。 | |
日替わり生パスタ(タコとイカのおこりんぼ風リングイネ) 1400円 |
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12/17 | 浜寿司
(新田町) |
2009年5月以来の久しぶりの訪問となりました。
近年平日のランチタイムにノレンが出ていない日が多くてどうなっているのかと思っていましたが、店の前まで来て納得。
いつからかわからないけれど、ランチは月水金のみの営業となっていたようです。 ランチメニューは、マグロづけ丼、海鮮ちらし、鮭の親子丼の厳選3品。 そのうち「当店いちおし」と書いてあったまぐろづけ丼を注文してみましたよ。 一見、ネギトロ入りの普通のづけ丼のように見えますが、ほんのりと香る独特の風味の味付けがなされたつけダレがまぐろにマッチしてうまい。 ネギトロも独特の味付けがなされておいしく、いちおしと言うだけのことはありました。 しかも安い! |
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マグロづけ丼 600円 |
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12/19 | トラントロア
(新町) |
新町の裏通りに新しくできたビルの2階にフランス国旗が掲げられ、ガラス窓には Chef's table Trente Trois と書かれているを発見しました。
フレンチの店が新規オープンかと思い、さっそく様子を窺いにいきましたよ。 2階へ上る階段室の無機質な鉄扉には「営業中」の赤い文字と、ランチメニューはビジネスランチ1000円とランチセット2000円があることなど、最低限の文字情報が印刷されたA4の上質紙が貼られています。 営業情報は伝わったけれど、フレンチのランチには若干の高揚感も期待したいところだし、どうせならしゃれたメッセージボードでも置けばいいのに、とか思いながら無機質な階段で2階へと向かいました。 シャレた店構えに気を取り直し、さっそく店内へ。 扇形カウンターとテーブルが数卓の広々した客席は、品があって落ち着ける雰囲気です。 カウンターにつき、本日のビジネスランチの豚肉のライスボウル(豚丼)を注文してみました。 はじめに本日のスープ、ミネストローネです。 バージンオリーブオイルが香り、かなりうまい。 そして、豚丼です。 豚丼と呼んでしまうと途端に下世話な感じになりますが、県内ブランド豚のバターソテーが乗ったボウルは見た目も品があります。 ちょっと醤油も効いたバターソテーはライスにぴったりで、洋風の丼ものとしてかなりの仕上がりと思いました。 |
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ビジネスランチ 1000円 |
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12/20 | しのぶ
(都町) |
お店はかなり前から存在しているけれど、ランチ営業を開始したのは2018年夏頃だと思われます。
ランチは火曜・木曜の限定営業ということもあってなかなか機会に恵まれず、訪問できたのは12月になってしまいましたが・・・。 「麦とろ定食」のノボリがはためいていますが、店頭のメニュー看板にはメインのおかずが各種書いてあり、それらに麦とろごはんをあわせるということになっています。 そこまで理解してからガラガラと引き戸を開けると満席に近い盛況でした。 カウンターに滑り込み、サバ塩焼き定食を注文です。 とろろにウズラの卵を落とし、醤油を回しかけてかき混ぜて麦飯にオン! 立派なサバ塩をおかずに、とろろごはんをジュルジュルといただきます。これはなかなかうまい。 とろろでスタミナつけて午後の仕事もバッチリだといいなあ。 |
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焼き魚定食(サバ) 850円 |
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12/21 | 杉田家千葉店
(祐光) |
2011年のオープンから約8年、いまだ安定した人気を誇る杉田家でラーメンをいただきました。 店内に数人並んでおり、食券を購入してその列に加わります。 これまで家系のラーメンを注文する時は概ね「ノーマル」を貫いてきましたが、多少はヘルシーになるのかしらと思って初めて「脂少な目」でたのんでみましたよ。 運ばれてきた丼を見ると確かに脂が少ない。 あと、増量したはずなのにほうれん草がそれほど多くないなあ・・・。 脂少な目でスープの味が気に入ればよかったのですが、家系ラーメンには脂のうまみが必要だという概ね予想通りの感想でございました。 今後はやはりノーマルでたのむことにしよう。 |
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ラーメン(並)+青菜増し 700円+80円 |