2018年11月

  

11/6 旬彩酒房 和

(中央)

天然カンパチ刺と秋鮭柚あん焼き 季節の料理と日本酒を楽しめるお店、旬彩酒房 和が旧店から約100メートルほど東寄りのビルの1階にリニューアルオープンしました。
以前の店舗は、喫茶店に始まって焼肉店やラーメン店として使われてきた空間で、和食を提供するお店にはいまひとつ似つかわしくない雰囲気でしたので、新しいお店は居心地が良さそうです。
この日のお品書きはかんぱちの刺身を中心に、丼もの、肉料理も用意されていました。 季節感を重視して、カンパチと秋鮭の柚庵焼をチョイスしてみましたよ。
キリっとした鮮度のいいカンパチと、柚庵焼きにしては柑橘があまり主張しない優しい味わいの鮭とで、品よく昼食を済ますことができました。

天然カンパチ刺と秋鮭柚あん焼き 900円

11/8 マクドナルドペリエ千葉店

(新千葉)

グランガーリックペッパーセット ペリエ千葉のフードコートのマクドナルドで2018年10月発売のグランガーリックペッパーを食べてみましたよ。
「グラン」で「ガーリック」で「ペッパー」と、パワーワードをトリプルで連呼しているような品名なので、どんなのものかと思ってたのんでみました。
紙包みを開けてグランの本体を見ても、それほどボリューム感はありません。 味のほうは、ガーリック強めのソースが独特でマクドナルドらしくない。
品名は強めのワードが並びますが、ガーリックもペッパーも植物由来の香辛料だし、実は意外にカロリーは低いようです。

グランガーリックペッパーセット 690円

11/9 海鮮三崎港アリオ蘇我店

(川崎町)

本鮪三貫盛
こはだ
あじ
貝三貫
とろたく巻
2018年11月1日、アリオ蘇我のレストラン街に回転寿司の海鮮三崎港がオープンしました。
4大チェーン(スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司)と比べて、千葉市内ではいまひとつ影が薄いチェーンで、千葉市中央区には2012年10月まで蘇我駅前に「すし三崎丸」がありましたが、それ以来の復活です。
オープンから一週間ほど過ぎたこの日はオープン記念で190円皿一枚無料セール中でしたが、まだ知られていないのか平日はこんなものなのか、客の入りは寂しいものでしたが注文品はすぐに出てくるという利点はあります。
カウンターに案内され、目の前の「本鮪祭り」のポップを見て注文した本鮪三貫盛など6皿をいただきました。 均一価格のお店よりもネタは大きく、総じて魚の質も良いようです。
果たして銚子丸やスシローに行く層をどれだけ集められるかですね。

本鮪三貫盛 590円+税 ほか

11/12 四川パンダ火鍋(閉店)

(中央)

オープン記念麻婆ランチB(麻婆豆腐+よだれ鶏セット) 2018年11月、千葉銀座通りの秀和ビル8階に中国料理の火鍋のお店がオープンしました。
ビルの入り口にオープン記念のランチという控えめな貼り紙が置かれていたので、まずはエレベータに乗ってみたら、エレベータ内にも宴会コースの案内などが大きく掲出されていました。 8階に着き、扉が開くと目の前の入り口に賑々しく胡蝶蘭が飾られ、オープン間もない華やかさです。
さっそく入店すると、客席は白を基調にした窓の広い明るい空間で、赤いシートが目立つきれいなインテリアでした。 看板メニューの火鍋のランチは980円から用意され、そのほかオープン記念の麻婆豆腐ランチが500円から揃っています。 火鍋にするか、記念ランチにするか考え、火鍋は後日食べにくる可能性もあると思い記念ランチにしてみましたよ。
本格四川料理を謳うわりには麻婆豆腐は花椒の痺れや、旨み、深みはさほどなく、辛さだけが目立ちます。 よだれ鶏はもうちょっと辛くてもいいけれど、まあまあおいしいかな。 辛いものを二つ揃えてしまったので、なにか箸休めが欲しくなるところ、キムチ以外の何かが欲しかった。ザーサイとか。
それでも、火鍋をメインに据えた四川料理という際立つ個性があって、楽しめそうなお店ではないでしょうか。

オープン記念麻婆ランチB
(麻婆豆腐+よだれ鶏セット) 750円

  松のや千葉都町店

(都町)

おろしロースかつ定食 2018年11月2日、牛めしの松屋が展開するとんかつ専門業態の「松のや」が都町のロードサイドにオープンしました。 「松乃家」と表記する店は以前利用したことがありますが、松のやは何か違うのでしょうか。
入店する前に店頭でメニューを見ると通常価格630円がオープン記念で500円になっている定食があります。 お得なのはもちろん、早く出てきそうだという理由もあって記念価格のおろしロースかつ定食に決定。
自販機で購入した食券には呼び出し番号が印刷されていて、店内のディスプレイに番号が表示されたらカウンターに取りに行く方式です。 ライスと味噌汁はおかわり自由のセルフサービスで、店員の最小化、省力化が極まっていて、そのおかげでお値段が控えめになっているのです。
その割には、お味のほうは悪くはなく、500円なら上出来と思わせるレベルです。 日本の外食安すぎ問題とも言われるチェーン店の創意工夫のすごさを感じます。
ところで松乃家と松のやの違いは何かというと、新しくオープンする店は「松のや」にしているだけで特に変わりはないそうですよ。

おろしロースかつ定食 630円→500円

11/14 スナック&喫茶みはる

(道場南)

生姜焼定食 店自体は以前から存在していたけれど、ランチのノボリを立てるようになったのは2018年になってからだと思う。 なぜここにきて?との理由は、ここにきて新たな需要が発生した、あるいは営業する必要が生じた、のどちらかしかないのだけれど前者ではないかと思います。
店頭の黒板にメニューが書いてあるので安心して入店すると、カウンター5席とテーブルが1卓のこぢんまりとした昔ながらの雰囲気のスナック&喫茶でありました。 特に訝しがられるでもなく極めて自然に迎えられたところをみると、勤め人的ランチ客の来訪が想定されているということが窺えます。
カウンターについてお姐さんに生姜焼きと告げると、奥に注文が通されて厨房の誰かが作ってくれる音が聞こえてきます。 しばし待った後出てきた生姜焼き定食の様子は、スナック喫茶というよりも大衆食堂で出されるような姿で、濃い目の味付けがなかなか好ましい。
これなら近傍に勤める人のランチの場として重宝がられるかもしれませんね。

生姜焼定食 810円

11/16 ジオールドマンズカフェ(閉店)

(千葉寺町)

オールドマンズバーガーセット
オールドマンズバーガーセット
千葉寺駅近くの住宅街にいわゆるグルメバーガーを出すカフェができたと聞き、いずれ行ってみようと思っていましたがようやくその機会がやっ てきました。
店の名はジオールドマンズカフェ。 中の人はヤングではないけれど、それほどオールドではないマンでした。 イートインを所望してこぢんまりした客席の一隅に席を占め、注文したのは店名を戴くオールドマンズバーガーセット。 そのお値段は1700円というなかなかの高級志向です。
グルメバーガーらしい価格といえばそれまでですが、期待値は相応に高くなります。
付属のスープ、サラダ、ドリンクに続き、メインのバーガーがどどーんと登場。 迫力のある立体感に納得するやら感心するやらで、結局のところ立体的すぎて食べにくいぜ!
食べにくいけれど、肉々しい食感のバーガーとこんがり焼かれたバンズの組み合わせは満足感がありますね。

オールドマンズバーガーセット 1700円

11/20 来来飯店

(末広)

チャンポン たまにレポートする恒例の「千葉ちゃんぽん」探訪の巻。
千葉の中華料理店でチャンポンを注文すると、出てくるまでどんな麺料理かわからないという、まさにチャンポンな状態だということがこれまでの研究でわかってきました。 スープは塩だったり醤油だったりで、具材は炒め野菜だったりあんかけだったりと、出たとこ勝負です。
この日もそんな出たとこ勝負、イチかバチかの注文を通してみましたよ。 果たして提供されたのは、醤油味、肉野菜あんかけの玉子とじというチャンポンでした。
アツアツのあんかけをハフハフといただき、汗ばんで完食。 これが大衆中華のチャンポンの醍醐味です。

チャンポン 650円

11/21

(都町)

ナポリタン チバテレビ社屋の1階には「泉」という喫茶室がある。
久しぶりに行ってみたら、玄関に「喫茶泉をご利用の方は受付係員にお声がけの上、ご入館ください」との看板が掲げられている。 さすがに放送局が玄関フリーパスはまずいと思ったのか、以前はいなかった守衛さんが配置されていた。 看板の指示にしたがい、守衛さんに喫茶店利用の旨を伝えて入館したのでした。
日替わりランチのほか、サンドウィッチ、スパゲッティ、カレーなどの喫茶店的フードメニューの中から、ナポリタンを注文してみましたよ。
柔らかい食感のスパゲッティは、これぞ喫茶店のナポリタンだ。 具が少ないのはお値段との兼ね合いで仕方がない。 いまどき470円でナポリタンが食べられるお店はそうそうない。

ナポリタン 470円

11/22 カフェランテリア

(本町)

本日のたれ漬けランチ(チキンの麹みそ漬け) 東金街道沿いにあるこのお店の場所も、過去にいろいろなお店が通り過ぎていきました。 繁華街ではない場所なので何かオンリーワンの特徴を出さないといけないのはわかります。 ということで、お店のコンセプトは「キャンプ場のようなカフェ」なのだそうです。
ランチメニューもダッチオーブンを使った煮込みや漬け焼き、燻製やカレーといったアウトドアで作りそうなメニューが揃っています。 それらの中から、本日のたれ漬けランチのチキンの麹みそ漬けをたのんでみましたよ。
麹みそ漬けという名前から、ある程度濃厚な味のチキンを想像していたのだけれど、想像とは違って漬け具合が甘いあっさりした味付けでした。
ごはんのおかずにはもうちょっと濃い味のほうがいいなあ、と思いながら完食したプレートランチでした。

本日のたれ漬けランチ(チキンの麹みそ漬け) 950円+税

11/23 生そばあずま鎌取インター店

(赤井町)

山かけ丼セット 以前この場所にあった店舗が閉店し、千葉市中央区から山田うどんが絶滅してしまいました。
その場所に2018年4月にオープンしたのは、博多うどんのウエスト系列の「生そばあずま」でした。
ウエストは本来うどんの店なのに、千葉市内にある店舗では3玉まで同一価格のそばのほうが人気があるように見受けられるので、新店舗はそば専業になったようです。 小ぎれいな客席と写真を多用したメニューはウエストのイメージそのままで、当然3玉まで同一価格は採用されています。 少々お腹が減っていても過去の経験から3玉は飽きるので、山かけ丼セットのおそばを2玉で注文してみましたよ。
冷たいそばはきっちりと冷たく、ゆで加減は最適で、つゆも悪くはありません。 要は、けっこうよくできています。
こうした当たり前のことを当たり前にできて、3玉まで同一価格というお得感があるチェーン店が出てくるようになると、ますます街のおそば屋さんの居場所が先細りになってしまいます。 寂しいけれど、現し世のことわりとはそういうもののようです。

山かけ丼セット 918円

11/26 寒川そば

(寒川町)

カレーライス 昭和時代のプロドライバーが立ち寄る店はこういう場所だった、という事実をリアルに現代に伝える産業博物館的重要性すら感じる寒川そばです。
立ち席のみのL字型カウンターに立ち、おばちゃんにカレーライスの中と告げ500円玉を手渡す。 卓上のゆで卵(50円)を剥き終わる間もなく運ばれてきた黄色いカレー。
スプーンがコップの水に浸されていないことのほうに違和感を感じるほどにレトロなカレーライスをばくばくとたいらげて、そそくさと仕事に戻るのだ。

カレーライス 500円

11/28 CoCo壱番屋千葉中央駅東口店

(富士見)

大人のスパイスカレーTHE骨付きチキン 大阪を中心にカレー界におけるブームとなっているスパイスカレー。 そのムーブメントが、カレーチェーン最大手ココイチの期間限定メニューに押し寄せています。
2018年春に、大人のスパイクカレーTHEポークが発売され、以後夏、秋と季節ごとにチキベジ、骨付きチキンと具材を変えながら「大人のスパイスカレー」シリーズは継続されています。 スパイシーなカレーはこれまで色々食べてきましたが、いわゆるスパイスカレーと銘打ったカレーは未食です。 3期目に突入したココイチのスパイスカレーを食べてみましたよ。
まず見た目からしてココイチの通常のカレーとは一線を画しています。 骨付きチキンがどかーんとライス上に鎮座し、キャベツ混じりのルーが全面にかかった上から荒挽きスパイスがトッピングされているというなかなか攻めたビジュアルで、ルーの粘性が低いのも特徴的です。
スパイスの鮮烈さが際立っていて、これはもうココイチのカレーじゃない。 粘性の低いルーと骨つきチキンで思い出したのが、東銀座のナイルレストランのムルギランチ。 ということはムルギランチで推奨されているように、よく混ぜて食べるとうまいに違いない。早速やってみたがやはりうまい。
これはいずれスパイスカレーが定番メニュー化される日が来る可能性も?

大人のスパイスカレーTHE骨付きチキン
890円

11/29 世界のANABA(改称)

(末広)

カキフライ定食 2016年10月に初めて訪れた際には本場さながらの広島風お好み焼きを堪能しました。 その後メニューの幅を広げて定食も提供するようになったので再度やってきました。
定食メニューにはガンス(魚のすり身のカツ)や牡蠣フライといった広島のご当地メニューがあり、牡蠣フライをたのんでみましたよ。
衣の色が濃いめのカキフライに、卓上のお好み焼きソースをたらーっとかけていただきます。 衣の色はやはり揚げ時間が長すぎたためか、食感は固めでした。牡蠣フライは揚げ時間の見極めが大切ですね。 あと、牡蠣フライには甘いお好み焼きソースよりも辛口のウスターソースのほうが相性が良いような。
(その後、店名を「来んさいや」に改称し、鉄板に面したカウンターを設けるなど、一層広島感が高まっています)

広島産牡蠣フライ定食 990円