2016年12月

  

12/1 unauカフェ&キッチン

(新千葉)

ホンビノス貝入りシーフードカレー+サラダバー&ドリンクセット
ホンビノス貝入りシーフードカレー+サラダバー&ドリンクセット
ニュー千葉駅エキナカランチ第3弾は、一得餃子房と同様、JR東日本フードサービスが手がける千葉県産食材を使ったメニューに特徴のあるカフェunauです。
店名のunauは「畑をうなう」の「うなう」からとったそうです。 いきなりですが「うなう」のケンミン語講座の開講です。 「あんやんどんに はたけうなっとけってそいただけんが。」 「やんどんじゃおいねかっぺ。」 ネイティブ千葉ケンミンならおわかりですね。
さて、ランチメニューの中から千葉県産ホンビノス貝入りシーフードカレーを選び、これまた千葉県産野菜のサラダバーをセットしてみましたよ。
北米産外来種のホンビノス貝は、「東京湾、貝、珍しい」で検索するとヒットすると以前言っていたお笑い芸人がいましたが、今や珍しくもありません。 東京湾奥の三番瀬あたりに定着し、ハマグリに似た食味が好まれて今や市川や船橋の漁民の重要な収入源と言われています。
しかし、そのホンビノス貝入りを謳うシーフードカレーは、海産物の旨みはあまり感じられずスパイスの辛さだけが突出しています。しかも温度がぬるい。
カレーはもうひと工夫かな、というところですが、サラダバーのほうは千産千消が奏功してか、これはお値打ち品でした。
ともあれ今後、千葉県産の食材がどう使われていくか注目です。

ホンビノス貝入りシーフードカレー+
サラダバー&ドリンクセット 790円+400円

12/5 築地寿司清そごう千葉店

(新町)

匠
匠
匠
匠
匠
匠
匠
そごう10階のレストラン街の名店ゾーンにあった寿司店の銀座福助が2016年10月に閉店し、後釜にオープンしたのは築地寿司清でした。 いずれも名の知られた寿司チェーンですが、11月にオープンしてほぼひと月過ぎたこの日、寿司清の様子をうかがいに行ってきましたよ。
店頭のお品書きを見ると、お決まりの一人前が1620円からとなっています。 まあそのくらいは妥当かと思いつつ入店し、副店長の名札を付けた板さんの前のカウンター席に通されました。
カウンターには昼からメートルを上げているご隠居や、お好みでガンガンたのむ紳士やご婦人方がお揃いであって、 なんとなく見栄を張って、お決まりの中では二番目に上等な「匠」をたのんでしまいました。
副店長氏のきびきびとした動きと程の良い客あしらいのおかげで、ひとりでも、お決まりのセットでも、アルコール抜きでも、十分に楽しめました。
もちろんお寿司のほうも上等な仕事がなされ、煮切りもちょうどいいし、ツメにうっすらと柚子が香る穴子は特に気に入りました。
ちょっと奮発した価値はあったかな。

匠 2700円

12/7 やぶそば

(今井)

天ぷらそば 2008年5月に訪問した際にも相当な年季を感じましたが、いまだに現役のブラウン管テレビも含め、昭和の空気を今に伝える貴重なお店と言えましょう。
そば店の王道メニューの天ぷらそばをたのんでみれば、小ぶりの海老天が一本、丼の真ん中に一文字に横たわるシンプルな姿です。
長年にわたり川鉄関係者の胃袋を満たしてきたであろうおそばをすすりながら、頭の中では「かわさっきーせいてっつーあたらーしいーちっからー♪」のフレーズがリフレインするのでありました。

天ぷらそば 750円

12/8 ミクルカレーハウス

(道場北町)

ダルカレーセット 道場から穴川インターに向かう通り沿いにミクルというインド料理のお店がある。
店名に何らかの意味はあるはずだが、当方はヒンディー語の意味などまったく分からないので、未来人の名前から命名したのかな?などとくだらない発想を巡らせつつ入店した。
近年お気に入りのダルカレーのセットを辛いほうから2番目の辛口で注文し、サラダ(という名の刻みキャベツ)を最初に口に運び、おもむろにナンをちぎってカレーをすくっていただくのが自分の流儀になっている。 意外とおいしいなと思いつつ食べ進め、ふと壁を見ると、店名の由来が書いてあるのに気づいた。
ミクルとはマスターのお子さんの名前なのだそうだ。
未来人の名前かなという発想は当たらずとも遠からずなのであった。

ダルカレーセット 650円

12/9 common cafe千葉駅店

(新千葉)

チーズバーガーポテトフライ付き+本日のスープ(玄米が入ったミネストローネ) ニュー千葉駅エキナカランチの第4弾は、1・2番線の上にあるカフェレストランのコモンカフェにしてみました。
何やらオシャレな雰囲気でありますが、客層はそうでもなかったりします。
ランチメニューはハンバーガー、サンドウィッチ、カレー、パスタといったカフェ的メニューがひと通り揃っており、なんとなくチーズバーガーを選んでみましたよ。
やや小さめで上品なバーガーとスパイシーでおいしいポテトには、スープかドリンクが欲しくなります。
ここは思い切ってスープをたのんでおいて正解だったと思いますが、お値段的には少々贅沢になってしまいました。

チーズバーガーポテトフライ付き+本日のスープ(玄米が入ったミネストローネ)
993円+313円

12/12 ガンツォ

(富士見)

自家製タルタルソースのチキン南蛮 千葉中央駅からほど近い富士見町の繁華街に店を構えてウン十年。 イタリアの国旗を掲げてはいるけれど、本気のイタリアンではなくて、いわゆる洋風居酒屋なのでしょうかね。
ランチ営業もなんとなく支持されてはいますが、個人的にはちょっと微妙かなという印象を持っています。
この日注文したランチはワンプレートのチキン南蛮の定食です。 メインのチキン南蛮は不自然に柔らかくて、またもや自分の好みとは違いましたが、小ぎれいに盛り付けられているのがウケそうです。
長年にわたってちょうど微妙な料理を提供し続ける安定感たるや、感嘆に値するのかもしれません。

自家製タルタルソースのチキン南蛮 850円

12/13 かさ居(閉店)

(新千葉)

たんめん 新千葉の農業会館は県内農業関係団体の総本山であって、たくさんの人が働いています。 したがって、周辺の食事処も比較的充実しているのであります。
その農業会館の正面のビルに入居している「かさ居」というお店、看板には「大衆料理・活魚」とありますが、ランチの中華麺メニューも人気があることはかねてからリサーチ済みでした。
12月ともなれば温かい麺類が恋しくなってきます。 相席で座ったテーブルでタンメンを発注です。
一般にタンメンと言えばモヤシを主体とした野菜がメインの具材が入っているイメージですが、こちらのタンメンは野菜のほかにイカ、エビ、チャーシューが入った海鮮タンメンです。 野菜の火の通り加減は最適だし、スープのしょっぱさもいい塩梅です。ひときれ入っているチャーシューもうまい。
人気ランチスポットで長年支持されてきただけのことはある、おいしいタンメンでした。

たんめん 750円

12/14 旬彩酒房 和(KAZU)(移転)

(中央)

シラス飯と太刀魚塩焼 せっかく和食のお店なのに、初訪問の際には「スパムと玉子ののり巻き」という少々奇をてらったメニュー選びをしてしまい、少し心残りがあったので改めて訪問してみました。
この日のお品書きは、鯖みそ煮、焼魚、生姜焼きと、昼定食の王道メニューです。
というわけで、太刀魚の塩焼きを選んでみましたよ。 柔らかい身質の太刀魚は鮮度が重要なせいか、昼定食で提供される事例はさほど多くないように思います。
程の良い塩加減で繊細な旨みが引き出されていて、太刀魚のおいしさは十分に味わうことができましたが、これにはやはりご飯よりも日本酒ですかね・・・。

シラス飯と太刀魚塩焼 900円

12/15 soramame

(春日)

肉だんごとハムカツ 西千葉駅からほど近い串揚げのお店「ソラマメ」のランチを久しぶりにいただきました。
スペシャリテと言うべき串揚げのセットは以前いただいたので、肉だんごとハムカツという大衆的な定食をたのんでみましたよ。
薄いハムがからりと揚がったハムカツにソースをたらして白いご飯をいただく。これ、最高。 さすが串揚げ店、揚げ物は間違いない。
肉団子も素朴でいい味出しています。 そしてパックの納豆というのもいいじゃないですか!
納豆大好き!

肉だんごとハムカツ 750円

12/16 松戸富田麺業

(新千葉)

ラーメン(並) ニュー千葉駅エキナカランチも第5弾になりました。
松戸富田麺業は相変わらず行列の人気を保っていて感心する次第です。
とみ田の人気メニューといえば、極太麺の濃厚な豚骨魚介スープのつけ麺で、大半の人がそれをたのんでいます。 しかし、情けないことではありますが、とみ田の濃厚スープが濃厚すぎると感じるお年頃になってしまったようなので、あえて多加水中太麺のあっさり手打ち風のラーメンをたのんでみましたよ。
大きめのチャーシューが2枚乗っているとはいえ、シンプルな醤油ラーメンが800円という強気の値段です。 あまりおいしくなかったら辛辣な評価を下してやろうと思っていたのですが、一見シンプルにも見えるスープは重層的な旨みがあって飲み切りたくなる味でした。
このラーメンが650円なら絶賛するところですが、800円になるとその価値はあると認められるレベルでしょうか。

ラーメン(並) 800円

12/19 菜の花そば千葉西口店

(新千葉)

紅生姜入り冬野菜天そば リニューアルで様相が一変したJR千葉駅ですが、西口改札横の立ち食いそば店だけは昔ながらの姿をとどめていてほっとします。 店内の様子もメニューも何ら変わった様子はありませんが、店名は2016年11月に「湾岸そば」から「菜の花そば」へと変わりました。
古くは「いっつえる」という店名で、さらに以前は「万葉軒」と、店名こそは変遷を重ねていますが、改札の内外から入れる店舗スタイルはほとんど変わっていないのです。
さて食券を買うため自販機の前に立つと、冬季限定メニューのポップが目立ちます。 冬季限定メニューの紅生姜入り冬野菜天そばが良さそうに思い、現金価格430円のところ、Suicaなら割引価格の390円で食券を購入です。
カウンター越しに食券を提出するとただちに麺が湯がかれ、給湯器のような給つゆ器でつゆが注がれて、具を乗せて出来上がり。 さすが早い。しかもけっこううまい。
つゆや麺をセントラルキッチン方式に変え、店内のフライヤーで天ぷらを揚げるようになり、JR駅内の立ち食いそばは昔よりもずいぶんおいしくなりました。
この日もそのことを再確認し、入店から5〜6分の早業でランチ終了。これぞ立ち食いソバの真骨頂です。

紅生姜入り冬野菜天そば 390円

12/20 とと幸

(富士見)

月見かつ丼 「旬海鮮を和風とイタリアンで楽しめる大人の居酒屋」というコンセプトのお店ですが、ついイタリアンよりも和風のメニューに目が行ってしまい、前回の訪問に続いて和風メニューを選んでしまいました。
揚げたてアツアツのとんかつを卵でとじて、さらに生卵をオンする月見かつ丼がおいしくないはずありません。
一気呵成にかきこんでお腹いっぱい。
ごちそうさま。

月見かつ丼 950円

12/21 ザ・サードウェーブ・カフェ(閉店)

(本千葉町)

サルサドッグ
プレミアムブレンド
自宅からほど近い清澄白河にブルーボトルコーヒーがオープンした当時、サードウェーブコーヒーという言葉も知らずにとりあえず行ってみたことがあります。 地味な立地なのにずいぶん人気があるんだなあ、と小学生並の感想しか浮かばなかった意識の低さは苦笑するしかありません。
コーヒー界の第三の波を堂々と店名に掲げるサードウェーブカフェというお店が京成ガード下のミーオショッピングセンター内にオープンしました。 意識高くコーヒー専門店とはせずに、カレーやパスタなどのフードメニューも用意され、ランチにも使えるのはショッピングセンターという立地ならではでしょう。
コーヒーは、豆の種類とドリップの方法を選べるという説明を聞いたので、せっかくだし、プレミアムブレンドをフレンチプレスで注文しました。
フレンチプレスは、紅茶を淹れるのに使われるのを見ますが、元々はコーヒー抽出用の器具で、フィルターが金属製なので油分を吸着することなく、コーヒー本来の味を楽しめるのという特徴があるそうです。
コーヒー通ではない自分には、その是非はよくわかりませんでしたが、香り高くおいしいコーヒーだなあ、とは感じました。 コーヒー通ならどう感じるのでしょうか。

サルサドッグ+プレミアムブレンド
(フレンチプレス)Mug 497円+518円

12/22 ヤミー(改称)

(祐光)

2カレーセット 祐光町の目立たない場所にネパール国旗がはためいていた。 シックな外観はネパール料理店らしくないが、以前は別のお店だったようだ。 そんなYUMMY(ヤミー)というお店に入ってみた。
ランチメニューはインド料理店に典型的な、好きなカレーを選んでライスまたはナンにサラダとドリンクというセットが基本である。 2種類のカレーを選べるセットは、ひとつは日替わりカレーがお決まりで、もうひとつは好きな品を選ぶという仕様なので、ベジタブルをチョイスした。
本日の日替わりカレーを尋ねたところ「チキンと山芋」だという。 「えっ?山芋?」と聞きなおしたが間違いではなかった。 山芋のカレーは初めてだが、ねっとりとおいしい。これはいい。
もっちりとしたナンも自分の好みだ。 まったくもってヤミーなカレーであった。
これはひそかにいいお店なのでは・・・。

2カレーセット 880円