2014年12月

  

12/1 泉華

(長洲)

中華風カレーライス 毎日違う店で食事をしていても注文する料理は同じようなものになってしまいがちです。 そんなことを考えて、これまで注文した記憶のない「中華風カレーライス」というものをたのんでみました。
中華料理店でたまに見るメニューですが、中華の店でわざわざカレーをたのむという発想にはなかなか至りません。 いったいどんなものが出てくるのかとワクワクしながら待ち、運ばれてきた中華風カレーライス!
ほほぅ。これは中華丼風カレーというか、カレー風中華丼というか、なるほど中華風カレーライスと呼ぶしかない料理です。 あたかも中華丼を食べるかのように、野菜たっぷりのカレー味のあんかけごはんをバクバクといただきます。
おそるべきカレー味、中華料理にも抜群のマッチングです。

中華風カレーライス 800円

12/2 長咲や

(亀井町)

長咲や定食
長咲や定食
あの「長咲や」が移転オープンという情報を聞き、いそいそとやってきました。
真新しい看板に「長咲や」の文字が! さっそくお店に入ると、オープンからまだ一週間ということもあって、まだお客さんも少ないようでした。
お品書きを見ると、都町時代のおびただしいメニュー数には及ばないものの、16種類もの定食が用意されています。 以前の店でよく食べたミックスフライにするか、炒め物もいいし、魚もあって迷うなあ・・・。 結局、日替わりで数量限定という長咲や定食にしてみました。
本日の長咲や定食は、野菜炒めとアジフライ。 ちょうどいい火の通りの野菜炒めは自分好みだし、アジフライもさっくり軽やかでおいしく、バランスのとれたいい定食でした。
この日、自分も含めて半分以上の客が都町時代を知っての来店だったようです。 代替わりして新たな場所での再出発を応援している人は大勢います。

長咲や定食 918円

12/3 伝説のすた丼屋千葉富士見店

(富士見)

味噌ラーメン 寒くなってきたし、どこかで味噌ラーメンでも食べようと思って歩いていた。
すた丼屋の前を通りかかり、店頭に置かれたメニュー写真をチラッと見たら丼もの以外にラーメンもあったことを思い出した。 思い立ったが吉日、とばかりに急遽入店し、単品で味噌らーめんを注文。 ニンニクが利いたスープは単調かつ平板な味わいで、値段相応、又はそれ以下のチープさを感じる。
ここでは素直に丼ものを食べるのが良いようだ。

味噌ラーメン 550円

12/4 ライオン堂(閉店)

(中央)

カレーライス+ドリンク 千葉銀座通りで「新規オープンです」と声をかけられたので、そのままビルの2階にあるお店に入ってみました。
カフェダイニングを標榜しているわりに、ランチメニューは焼肉定食、アジ開き定食、カレーライスと居酒屋ランチのようなお品書きでした。 カウンター席でどれにしようか迷っていると、カレーおいしいですよ!というナイスなサジェストがありましたので、カレーに決定。
100円のソフトドリンクも追加しておきました。
さてこのカレー、目立った特徴があるわけではありませんが、意外と味に深みのあるルーが自分好みであって、この味のカレースタンドがあったら贔屓にしてもいいレベルでした。
外看板や辻立ち宣伝など、ランチ営業にも熱心なようなので、末永い盛業を期待します。

カレーライス+ドリンク 500円+100円

12/5 壁の穴千葉そごう店

(新町)

若者のアイドル この日、もはやランチタイムとはいえない中途半端な時間になってしまい、確実に営業しているデパートの中の店に行くことにした。 千葉そごう10階にあって、表側エレベータから近いスパゲティ専門店「壁の穴」に入った。
メニュー数豊富なことでも名高い壁の穴だけに、単品のスパゲティはやはり種類が多く、結局お店のスペシャリテともいうべきメニュー、「若者のアイドル」に落ちついた。
ボリューム十分の「若者のアイドル」をいただきながら、若者の飛躍を期待してこのメニューを命名したであろう時代のアイドルは誰だったのだろうかと考える。 1970年代と考えれば中三トリオか新御三家、はたまた天知真理か。
西城秀樹がかっこいいと思っていた、あのころのワタクシ・・・。

若者のアイドル(醤油味) 1318円

12/9 スタミナラーメン五十番道場店(閉店)

(道場南)

特製チャンポン 謎のボリュームメニューで人気のスタミナラーメン50番の前にはこの日も車がたくさん駐まっていました。
以前から店の看板に掲げられている謎のメニュー「ロース厚揚ラーメン」とか「男爵ラーメン」も気になるところですが、 店によって何が出てくるかわからない千葉のチャンポン探訪という案も捨てがたく、結局、特製チャンポンをたのんでみましたよ。
しばらく待って運ばれてきたチャンポンは、「あんかけかき玉もやしそば」と呼んでもいいような品で、ボリュームは十分です。 しかし、なぜ千葉における中華料理店のチャンポンは、こんな風に独自の進化を遂げたものか、まったく不思議でなりません。

特製チャンポン 730円

12/11 背脂らーめん宮本富士見町店(閉店)

(本千葉町)

和風醤油らーめん 2013年のオープンからしばらくの間、「味噌番長富士見町店」の名称で営業していましたが、背脂らーめん宮本と店名を変えています。 店名は変わりましたが、背脂を使ったラーメンをメインに据えているのは変わりなく、店内の様子も以前と同様でした。
そんな背脂推しのお店ですが、唯一毛色が変わったメニューとして、魚介スープに鰹だしの醤油だれを合わせたという和風醤油らーめんをメニューに見つけました。 当たり前のように背脂ラーメンを注文している周りの客の中でただひとり、背脂に背を向けて和風醤油らーめんをたのんでみましたよ。
カウンター越しに調理の様子を見ていると、和風醤油ラーメンだけは注文が入ると小鍋でスープを加熱してタレと合わせるという少し凝った方法で作られています。 そのおかげで、スープが熱々なのに鰹の香りが高く、これは意外に良くできているな、と思いました。 背脂系のメニューもいいですが、こちらのほうが自分の好みです

和風醤油らーめん 780円

12/12 千葉市役所本庁舎食堂ふじ(閉店)

(千葉港)

定食B(野菜と豚肉のキムチ煮) 食堂運営を受託していた業者が収支悪化のため庁舎使用の賃借料を滞納し、「千葉市役所食堂、異例の閉鎖」という報道があったのが2014年6月のことです。 企画提案型公募で選定された業者が2013年5月から5年間の運営を任されていたそうで、比較的安定した売り上げがありそうなお役所の食堂が約1年で撤退というのは確かに異例の事態でしょう。 その後の報道によれば、再度公募が行われ、富士食品商事(株)という業者が2014年11月から5年間の運営を受託したとのことです。 安定経営を重視した結果、メニュー単価はやや高めの設定になったそうですが・・・。
そんなゴタゴタを経て2014年11月4日に再開した千葉市役所の食堂に行ってみました。 メニューは、定食2種、中華麺、和麺が日替わりで、そのほかにカレーライスがあるというシンプルな構成です。 カウンター越しにB定食の食券を提出し、トレーに料理を乗せてテーブルへ。12:20の時点でも席の確保は余裕でした。
この日のB定食「野菜と豚肉のキムチ煮」というおかずは、あまりなじみがないけれど簡単に大量に作れそうで、味の方もまとまりやすいと思われます。 標準的なボリュームで、お味のほうもそれなりにおいしくいただきましたが、市内にある他の公的機関の食堂と比べると、日替わり定食で580円は値頃とは言えないようです。

定食B(野菜と豚肉のキムチ煮) 580円

12/15 びすとろKAZU

(富士見)

日替わりミックスプレート ここの日替わりミックスプレートが気に入っていて、来るたびにそれをたのんでしまいます。 日替わりと言っても月水金の隔日営業ですが。
さて、2002年に850円だったミックスプレートは、2006年には900円、そして2014年には930円と、徐々に値上がりしていますが、気の利いた料理を少しづついただける楽しいひと皿です。
この日の献立は、チキンのチーズ焼き、マグロソテー、カキフライ、春巻き、カボチャフリット、ザワークラウトの6品。 さらに、ミニサラダにコーヒー、デザートまでついているので、満足度は十分です。

日替わりミックスプレート 930円

12/16 デリシュ

(長洲)

ビーフカレー 隠れた名店、洋食のデリシュに来たのは久しぶりですが、ランチ王史上稀な5回目のレポートになります。 過去に、オムライス、ナポリタン、ハンバーグ、ハヤシライス、といただいてきましたが、どの品も秀逸でした。 この日は未食のメニュー、ビーフカレーをたのんでみましたよ。 独特なスパイシーさとコクを兼ね備えたカレーは、食べやすく、バクバクとごはんが進みます。 安定のうまさは健在で、ハズレがありません。

ビーフカレー 650円

12/18 福ちゃん(閉店)

(本町)

スンドゥブチゲ 店のひさしの左側に「支那」と書いてあるけれど、これは以前此の場所にあった「支那そば一丁」という店名が消し切れていないだけで、決して支那風韓国料理を出すわけではない。 その程度の改装でオープンした韓国料理のお店でランチ営業もやっている。
寒風吹きすさぶ師走のこの日、熱いチゲ料理を食べることしか考えずに入店した。 こぢんまりした店内には先客はおらず、カウンター席の真ん中で注文したのは、予定通りのスンドゥブチゲ。 アサリやら豆腐やら野菜やら卵やらが赤い汁の中でグツグツと煮えたぎるスンドゥブチゲは寒い時には最適だ。
風が冷たすぎて人が外出しないのか、食べ終わるまで客は自分ひとり。 長年ひとりランチを続けていても、こういうときは少し気まずい。

スンドゥブチゲ 850円

12/22 ゆず庵東千葉店

(東千葉)

松花堂ランチ ロードサイド型の寿司・しゃぶしゃぶ食べ放題のお店がオープンしました。 またこの手の店かという思いですが、どこかのお店が新たに開拓した分野が人気となれば、そこに食い込む続行者はいるものです。
食べ放題を前面に押し出しているので大衆的な雰囲気なのかと思っていましたが、テーブルごとの仕切りが高く、意外に落ちついた雰囲気でした。
昼から食べ放題という選択肢も無くはありませんが、ひとり食べ放題だと「ひとりぼっちは寂しいもんな・・・」という結果は見えているので、「松花堂ランチ」をたのんでみましたよ。 三元豚の豆乳鍋にうどん、そして小さなちらしとおかずが5種と、なかなか楽しげなお膳が運ばれてきました。 ひとつひとつのおかずはどれもまあまあといったところですが、それを盛りだくさんな御膳形式で出されると、御馳走感が何割か増しになるものです。
税抜き980円にしては、かなり楽しめる内容なのではないでしょうか。

松花堂ランチ 1058円

12/24 マンマパスタバオバブ千葉都町店

(鶴沢町)

ランチD(変わりパスタ)スープセット
ランチD(変わりパスタ)スープセット
クリスマスイブのランチはパスタにしようという人が多かったのか、店内はけっこう混雑していましたが、ぎりぎり空席がありました。
AからGまで7種類用意されているランチメニューの中から、変わりパスタのDランチを選んでみましたよ。 この日の変わりパスタは三色フジッリで、ベーコンときのこペーストのクリームソーストリュフ風味という、ちょっと凝った一品です。 ショートパスタに良く絡むソースは、キノコの香りが濃厚で、意外に本格的でした。
某Sゼリヤとはだいぶ違うようですよ。

ランチD(変わりパスタ)スープセット 1058円

12/25 築地銀だこハイボール酒場千葉駅前店(閉店)

(富士見)

ソース焼きそば
ねぎたこ
銀だこのたこ焼きは揚げているからたこ焼きじゃない、とか言われたりしているようですが、たまにテイクアウトで食べることはあります。それはそれで好きです。
さて、千葉駅そばに銀だこの新店舗としてハイボール酒場を名乗るお店ができました。
「昼間はランチやおやつとして主婦や学生層を中心に、アツアツのたこ焼を、夜は会社帰りのサラリーマンやOL層へ向けて、キンっと冷えたハイボールやお酒との相性抜群の創作たこ焼を提供」というコンセプトだそうです。 じゃあ、ランチはどうなっているのかと思って行ってみました。
レジカウンターに置かれたメニューを見ると特にランチセットのようなものはなく、各種のたこ焼きのほか酒のつまみになりそうな一品料理が各種揃っているだけです。 せっかくなので、たこ焼き以外のフードメニューからソース焼きそばをたのんでみました。 味付けがかなり濃いめの焼きそばは、お酒と一緒の場合にはちょうど良さそうです。
そのあと結局、たこ焼きも食べてしまいました・・・。

ソース焼きそば 500円
ねぎたこ 520円