2014年6月

  

6/2 マル勝

(今井)

チキンカツ定食 蘇我駅西口で長いこと親しまれていたスズトクが閉店したのが昨年のこと。 その同じ場所に全く同じような雰囲気でオープンしたお店です。
店頭で揚げ物などの総菜を売っていたりするところも、揚げ物を中心とした各種定食、カレー、ラーメンといったメニュー構成も以前と変わりません。
今どき珍しくなった喫煙可能のテーブル席につき、チキンカツ定食を注文しました。 ごはんは丼でなく皿盛りだけれども、炊き立てのアツアツが多めに盛られ、さすが工場地帯の大衆食堂といったところです。 チキンカツにソースをどぼどぼとかけて、白飯をバクバクと食べる。これ、最強。

チキンカツ定食 750円

6/3 蕎山(閉店)

(中央)

親子丼(そば付き) 久しぶりに訪れた蕎山で初めて親子丼をたのんでみました。 夜は鳥料理を出すお店だけに、おいしい親子丼です。
でも、間もなく店をたたむということです。
昼のそば、夜の鶏酢、長い間お疲れ様でした。

親子丼(そば付き) 800円

6/5 もろっこ

(中央)

和牛カルビ定食 千葉銀座通りから横に入った場所にランチタイムも人気の焼肉店「もろっこ」がある。 以前訪れてからずいぶん経つので久しぶりに行ってみようと思ったら、あるべきところに店がなかった。 と思ったら、すぐ隣のビルに移転していたのであった。
真新しい店内は以前よりも客席が増えたようだが、さらに2階、3階にも客席があるそうだ。 ランチメニューには手頃な定食や丼なども揃うが、卓上のロースターを見ればやはり肉を焼きたくなるのが人情だ。 というわけで、少し奮発して和牛カルビ定食をたのんでみた
。 サシが十分入った霜降りのカルビの焼かれて溶け出した脂と肉が絶妙に旨い。 タレの味も白飯にとても合う。それを見越してかごはんもたっぷりと盛られているし、おかわりも可能だ。
客席も増えたことだし、人気ランチスポットとしての地位は盤石だ。

和牛カルビ定食 1390円

6/9 タンメン胖

(本千葉町)

タンメン 東京でタンメン専門店が注目を浴びるようになってからまだ数年ですが、そのはるか以前から(ほぼ)タンメン専門で営業している「タンメン胖」です。
野菜の旨みが溶け出したスープは塩味でシンプルながら味わい深いおいしさで、定期的に食べたくなります。
「トナリ」とか「しゃきしゃき」とか「来々軒」とか、自分の行動範囲内にはタンメンが評判のお店が数ありますが、胖のタンメンも負けてはいません。

タンメン 650円

6/10 栄町0番地

(栄町)

生まぐろ刺身定食 店頭の黒板に本日の定食が書いてある人気の居酒屋ランチ処です。
その黒板には、チキンカツ、ハムカツ、アジ開き、まぐろ刺身と居酒屋ランチの定番メニューが並ぶなか、ほぼ同価格帯なのにサーロインステーキ、うなぎ丼が堂々とラインナップされているのが興味深かったりします。 店内はそこそこ混んでいましたがカウンター席に席を確保し、この日は、刺身の気分だったのでなにやら興味深いメニューもありますが、それを差し置いて生まぐろ刺身定食を注文してみましたよ。
注文を通してから2006年以来久しぶりに訪れた店内を見回すと、以前はなかったお笑い芸人など芸能人のサインが貼られ、夜の盛業ぶりがうかがえます。
さて、運ばれてきた生まぐろ刺身定食ですが、甘エビやイカの刺身も加わって、実質的に刺身三点盛り定食です。 水っぽさが全然なく旨み十分のまぐろの赤身、そして甘エビやイカも含めて、900円にしては上等な内容の刺身定食でした。

生まぐろ刺身定食 900円

6/11 おばんざいや(閉店)

(中央)

日替わり定食(スープカレー) 店頭でのお弁当販売が目立っていますが、店内も賑わっていました。
この日の日替わり定食はスープカレーということで、北海道で人気のサラサラスープの具だくさんのものを想像して注文しましたが、出てきたものは予想と違ってスープ状野菜入り和風キーマカレーといったものでした。
550円の日替わりメニューとしては面白いかな、と思います。

日替わり定食(スープカレー) 550円

6/12 春樹(閉店)

(富士見)

超濃厚魚介豚骨つけ麺(大盛) つけ麺を売りにしているお店にもかかわらず、最初に訪問した時にラーメンを注文してしまった。 そのときは特に感心することもなく、店の印象も薄い。 いちおう店の一押しメニューと思われるつけ麺も食べておこうと思った。
つけ麺は普通350g、大盛り550g、特盛り750g、山盛り900gまで同じ値段だ。 830円という価格を考えれば特盛りくらいをたのまないと損な気分になるが、さりとてそんなに食べきれないから大盛りに甘んじることになった。(モヤモヤその1)
メニュー名のとおりつけ汁はかなり濃厚だ。 太くてもそもそとした麺をつけて食べ進むが、予想通り味がくどい。 それはまあいいとしても、つけ汁の量がずいぶんと少なく、追加をお願いすれば入れてくれるらしいが大盛りの麺で足りなくなるほどしか入っていないとは、いかがなものか。(モヤモヤその2)
また、食べ進むにつれて麺の表面がどんどんとモサついてきて、滑らかな食感から光の速さで遠ざかっていく。(モヤモヤその3) 空振り三振でバッターアウト。残念。

超濃厚魚介豚骨つけ麺(大盛) 830円

6/13 北海道魚鮮水産千葉駅西口店

(新千葉)

北海道海鮮丼 千葉駅西口に2013年10月にオープンしたウェストリアですが、テナントがなかなか埋まらず盛り上がりに欠けています。 ビルを3つに分けてしまったおかげで、商業フロアの横のつながりが断たれ、街区としてのスケールや一体感に乏しいからでしょう。 とはいえ、徐々にお店が埋まってきたようです。
ホテルサンルートが入っている棟の1階に「はなの舞」など海鮮居酒屋に強いチムニーグループの「魚鮮水産」がオープンしたのが2014年6月1日、ランチ営業も6月9日から始まっています。 千葉駅西口駅前には元々居酒屋チムニーがあったので、その流れと言えるかもしれません。
さて、ランチメニューは日替わり定食のほか北海道らしい定食や丼が揃っていましたが、いちばん写真が目立っていた「函館直送鮮魚入り」北海道海鮮丼とやらをたのんでみましたよ。 丼からはみ出すように盛られた刺身にトビッコが降りかけられ、イクラが別皿ででてくるなど、豪勢な見た目でテンションが上がりますが、正直、海鮮のクオリティはそこそこです。 全体にまぶされたトビッコの微妙な酸化臭のおかげで、丼全体の鮮度がよろしくないように感じてしまうのと、イクラも冷凍焼けの香りが少々。 魚卵を省くか、鮮度のいいものを使えばだいぶ印象は変わってくるので、これからに期待です。

北海道海鮮丼 1000円

6/17 かもめの樹

(登戸)

ミックスフライ 以前(2008年11月)にも好印象だったお店に久しぶりにやってきました。 店構えや店内の様子は6年の時間の分だけ年季が入ったけれども、以前よりランチの値段が20円安くなっています。
店頭のお品書きを眺め、いちばん上に書いてあったミックスフライを注文してみました。 ここのランチは弁当形式で、刺身、煮物、香の物が器にプリセットされていて、メインのおかずだけを指定する方式なのであります。 クリームコロッケ、アジフライ、一口カツの3種のフライは揚げたてでさっくりとうまいし、ごはんも炊きたてでおいしい。 また、本日の刺身は金目とアオヤギというユニークなコンビで、オレンジ色がかった地物と思しきアオヤギが特に良かったです。
あいかわらずいいお昼ごはんを出してくれます。

ミックスフライ 780円

6/19 夢咲

(新町)

まぐろの尾肉竜田揚ごはん 地元の食材を中心にこだわりの日本料理が楽しめるお店の「夢咲」はお昼ごはんも高品位です。
この日注文したのはまぐろの尾肉の竜田揚げ。 鮪の揚げ物はややもするとパサパサな食感になり大変残念なことになってしまいがちだけれど、ここの竜田揚げは全然違いました。 衣はぱりっとして、下味がしっかりと浸みた身は柔らかく、しっとりした食感が保たれ絶妙にうまいことこの上ありません。
やや高めの価格設定に見合った、いい仕事が施された料理を堪能しました。

まぐろの尾肉竜田揚ごはん 950円

6/20 吉野家千葉中央店

(富士見)

牛丼(並)+お新香・味噌汁セット+生玉子 新しいメニューが出たりするとお試し感覚で食べてみたりするけれど、ノーマルの牛丼は久しく食べていないことをふと思い、千葉中央駅前の吉野家に入りました。
牛丼の値段は上がったり下がったりが多くて、今は一体いくらなんだろう?という感覚でしたが、2014年6月現在で並が300円です。 自分が最も吉牛を愛用していたウン十年前の学生時代は350円だったことを考えれば、冷静に考えると驚異的ではあります。
以前だったらお新香はセルフで取りだして、生玉子→牛丼の順に配膳されるのが常でしたが、今はお盆に全部乗ってやってきます。 生玉子に醤油をひと回ししてかき混ぜ、丼には七味をたっぷりふりかけてからとき玉子をドバーっとぶちまけ、最後に紅ショウガをトッピングしてマイスタイルの牛丼が完成。
久しぶりに食べた吉野家の牛丼は数年前よりもおいしく感じたのは気のせいでしょうか・・・。

牛丼(並)+お新香・味噌汁セット+生玉子
300円+130円+60円

6/23 懐石斉藤

(登戸)

鯛茶漬け
鯛茶漬け
日本料理のお店が裏千葉エリアで店開きしました。 懐石料理のコースが主ですが、この日の昼の食事には鯛茶漬けが用意されていました。 白木が印象的な店内は、カウンター6席とテーブルが2卓と、亭主の目が行き届く程度の広さです。
しっとり落ちついた雰囲気のもと、カウンター席で鯛茶漬けをいただきました。 まずは鯛のあら炊きで銀シャリをいただいてみましたが、身はしっとりして煮汁は甘さ辛さが実に見事に決まっています。 出し巻き玉子もふわっとした食感、出汁の旨みともさすがです。 そして胡麻ダレがかかった鯛をご飯茶碗に入れ、お茶をひたひたに注いで鯛茶漬けの完成。 注ぐお茶にひと工夫あるとさらに良かったと思いますが、手のかかったおいしい料理を堪能しました。
次は是非とも懐石料理のコースをいただいてみたいものです。

鯛茶漬け 1000円

6/24 仙台なとり(閉店)

(川崎町)

たんなか牛たんと牛カルビ盛り合せ定食 アリオ蘇我のレストラン街にあったハンバーグの「くに」が閉店し、牛タン専門店「仙台なとり」がオープンしました。 とはいっても経営母体(ペッパーランチ)はそのままで業態を変更しただけです。
さっそく入店しメニューを確認。中心価格帯は1000円から1500円で牛タンを中心とした各種定食が用意されています。 牛タンにしては安いとも言えるし、普段使いにはプチ贅沢という微妙なラインを狙っているように思えます。 その中で、牛タンだけを使ったメニューもいいけれども、カルビ焼肉とのセットという定食をたのんでみましたよ。
皿に焼肉、麦飯ごはんにとろろ、スープという定食は牛タン専門店の定番です。 タレの味がちょうど良く、カルビも牛タンも無難においしくいただけました。
本場仙台でも牛タンはたまのご馳走的メニューなので、個人的には値段より味重視を前提としてがんばってほしいものです。

たんなか牛たんと牛カルビ盛り合せ定食 1410円

6/25 龍巳家

(長洲)

冷やし中華 街の中華料理店が冷やし中華が始める季節になったので、さっそく初ものを食べることにしました。
夏の風物詩の冷やし中華ですが、手間がかかる料理ということもあってお店では意外に高い価格設定になる場合が常であります。 ところが、こちらのお店では650円という良心的なお値段で冷やし中華がいただけるのでした。
値段は控えめですが、蒸し鶏の細切りやクラゲなどの中華食材の具が惜しみなく乗り、タレはシンプルな醤油ダレです。 これがいいんだよなあ・・・、これが。
醤油に酢の利いたタレこそ冷やし中華の真骨頂だと思いますが、異論は認めます。

ひやし麺 650円

6/26 アクアエスオロ(移転)

(本千葉町)

日替わりランチ(勝浦産ズッキーニといんげんのフレッシュトマトソーススパゲティ) 千産千消を標榜するイタリアンとしてオープンして以来、その姿勢はぶれることなく8年が過ぎ、すっかりこの地で定着しています。 この日の日替わりランチも千葉産の野菜が使われており、先着20食限定も早々に完売するほどの人気でした。
幸い先着20食に間に合って注文できた日替わりランチのスパゲティですが、ズッキーニといんげんの優しい味わいに対して、トマトソースも比較的優しい味付けだったのでもう少しメリハリが欲しいとは思いましたが、千葉の野菜のを楽しめるいいひと皿でした。

日替わりランチ(勝浦産ズッキーニといんげんのフレッシュトマトソーススパゲティ) 900円

6/27 武蔵家千葉本店

(道場北町)

ラーメン(並) 千葉市中央区内に3軒の店を構える武蔵家の千葉本店がここ。 以前は単に「千葉店」を名乗っていたけれど、市内に店舗が増えたので「千葉本店」にしたのでしょう。
まず食券を購入し、席について麺の固さもスープの脂もノーマルで注文。そして無料のライスをつけるかどうかの確認があります。 ここのスープはごはんに合うし、並盛りだと意外に麺の量は少ないしで、ライスは欲しいところです。 濃いめのスープがあってこその無料ライスであり、ライスが付いてこそのラーメンという気がします。 その前提でのライス無料、並盛りラーメン600円という設定は良心的です。

ラーメン(並) 600円

6/30 一風堂千葉中央店

(富士見)

赤丸新味+Aランチ かれこれ7、8年は一風堂のラーメンを食べていないけれど、その間ずっと人気を保ち続けているのはたいしたものだと思う。 その一風堂に久しぶりに入ってみた。
カウンター席に座りメニューを眺めると白丸元味が780円、赤丸新味が830円とあった。 いい値段になったなと思いつつ、赤丸新味に餃子とライスのAランチ(100円増し)をつけて930円ならまあいい線か。
待っている間に店内を見回すと、店員がやたら多い。数えたら9人もいた。 すき家が1人で店を廻しているのが別世界の出来事のようで、繁盛店はすげえ。
さて、赤い丼がやってきた。まずはレンゲでスープを飲んでみる。 背脂の甘さと豚骨の旨みが相乗効果を生んで、スープがわかりやすく旨い。 こんなにおいしかったかなあ?と思うほどだ。 なんだかくやしいがうまかった。いや、別にくやしがる必要はないけれど・・・。 でもスープは本当に良くできていて、繁盛しているのは納得だ。

赤丸新味+Aランチ 830円+100円