7/2 | ときみ食堂
(大森町) |
世の中には地味な立地で営業しているお店も少なくないが、ここはひときわ目立たない場所にある。
駅から近いとはいえ、その駅も京成千原線大森台駅という、これまた地味な駅である。
ラーメンと染め抜かれたノレンや、「冷やし中華」の貼り紙で中華の店だとわかるが、それがなかったらどんな食堂なのかもわからないところであった。 平日の昼過ぎに店を訪れると、先客はいない。 コップの水をぐびりと飲んで、もやしそばを注文した。静かな店内でひとりスマホを弄り、間を持たせる。 丼が運ばれてきた。醤油ラーメンにあんかけタイプのもやしそばだ。スープをすすり、具のもやし炒めからいただく。 スープも、もやし炒めも、コクやパンチがもうちょい欲しくなるような感じの、比較的淡泊なもやしそばでした。 |
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もやしそば 550円 |
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7/3 | サイゼリヤ登戸店
(登戸) |
2012年現在、千葉市中央区内には8軒も存在するサイゼリヤです。
本日、登戸店への訪問で、中央区内サイゼリヤは完全制覇しました!達成感は全然ありませんが。 訪問した時期こそ違えど、8軒目ともなると変わったものをたのんでみたくなります。 おあつらえ向きに、夏季限定スパイシーカレードリアなるメニューがあったのでたのんでみました。 あらゆる料理の百難を隠すカレー味だけに無難においしいです。しかもメニューで推奨されていた半熟玉子のトッピングも追加してしまったので、さらに無難さアップ。 カレー粉と半熟玉子のポテンシャルは半端ない、ということで。 |
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夏のスパイシーカレードリア+半熟卵トッピング+サラダセット |
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7/4 | 都鮨
(富士見) |
モノレール栄町駅のすぐ下にある都鮨に、魚の干物を使った定食コーナーがオープンしていると聞き訪問してみた。
こぢんまりとした店内で、メインターゲットはひとりで訪れるサラリーマンというところだろう。
お品書きを見てみると、みごとに魚の干物の定食ばかり十数種類も並んでいる。 思案の結果、一般的に焼魚定食といえばコレ、という扱いのサバ文化干しにしてみた。 一見シンプルでただの焼魚定食に見えるが、このサバ文化干しはただものではなかった。 パサつかずしっとりした身質に旨味が凝縮され、かつて食べたことのないおいしさだ。 サバの文化干しの答えがここにあった。 |
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サバの文化干し定食 680円 |
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7/5 | 焼肉大将軍都町本店(新館に移転)
(都町) |
千葉市を中心に手広く事業展開している大将軍グループの本拠地、都町本店です。 入り口を入ると、正面にはサンプルの飾られたショーケースがあって、天井から「営業中」と「終了しました」の電光表示器が下がっています。 「営業中」のランプが点灯しているのを確認して2階への階段を昇るというシステムなのです。 店内は昭和時代を思わせるゴージャスな独特の雰囲気です。テーブル番号が電光掲示でわかるという、レトロ風先進システムがここでも見られます。 そんなゴージャスな客席に案内されてテンションが上がったので、通常のセットの2倍量の肉というダブルセットを注文してしまいました。 さすが本店だけに肉の質もいいようで、お得にたっぷりいただくことができました。 |
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大将軍焼肉ダブルセット 1300円 |
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7/6 | 博多もつ鍋龍千葉店
(中央) |
2009年1月にオープンして以来、夜のみ営業だったお店がランチを始めていました。
まだ試験的営業なのかメニューは1種類のみ、「夏野菜の秘伝ライス」なるものが用意されていました。
その秘伝ライスとやらのビジュアルはカレーライスに酷似し、というか、これカレーライスでしょ?と言いたくなるほどの代物です。 そのカレーライスライクな餡かけごはんは、カレーのようでカレーではなく、少し甘めのジャージャー麺の肉味噌みたいな複雑な味で、適宜、辛味噌を混ぜると旨味が引き立って、今まで食べたことのない独特のおいしさです。 独特すぎて文字で紹介するのは困難ですが、あえて説明するなら「味噌バタークリームキーマカレー」とでも命名するとイメージが湧くような気がします。 実際はもつ鍋の出汁をベースに作られたオリジナル料理だそうですが。 |
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夏野菜の秘伝ライス 780円 |
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7/11 | KEBABISH(閉店)
(本町) |
少し前まで「アリババレストラン」という名のインド料理店だった場所が「インディアン・ザイカ」となり、今度はペルシア・トルコ・インド専門レストランの「KEBABISH」としてオープンした。
3か国を列記している時点で「専門」ではないような気がするが、細かいことは気にしない。 ランチメニューもカレーメニューとドネルメニューの2ジャンルがあった。 インド料理は珍しくなくなった昨今、ドネルメニューのジャンルからドネルドンなるものをたのんでみた。 ドネルドンは、サフランライスにサラダとドネルケバブを乗せた丼もので、見た目は派手で味も濃厚そうだ。 実際に食べてみると、ドレッシングのかかったレタスと、ソースのかかったケバブと、味付けのないサフランライスのそれぞれがまったく調和することなく、 思い思いの主張を曲げないような印象を持った。丼ものの要諦はめしにタレがからむこと、と解しているので、この丼はいかがなものか。 素直にカレー食べておけば良かった・・・。 |
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ドネルドン 700円 |
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7/12 | 千葉市生涯学習センターレストラン(閉店)
(弁天) |
2012年6月28日から、千葉市生涯学習センターのレストランがリニューアルオープンしています。
以前はよくある産業給食業者的メニューのお店だったのですが、大きく様変わりしました。 カレーやうどん、そばの単品メニューはありますが、なんと言っても好みのおかず5品を選べるカフェテリア方式のランチが出色です。 棚がA、B、Cに分かれ、Aから主菜を1品、Bから副菜を1品、そしてCから小鉢などを3品選ぶという方式です。 どの棚も種類が豊富なので楽しみながら選んだ結果、Aから鶏の照り焼き、Bから厚焼き玉子、Cからひじきと切り干し大根と納豆の3品を選びました。 千葉市内の弁当屋さんによる運営とのことですが、大手産業給食業者とは違う素朴な味付けのおかずはどれもおいしく、ごはんの炊き加減もバッチリです。 公的機関の食堂においては破格の高レベルと言ってもいいでしょう。 |
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ランチ 580円 |
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7/13 | コロンブス(閉店)
(今井) |
ペパーミントグリーンに"Columbus"とあるだけのポップな看板ではあるが、その実態は安さとボリュームを最重要視したガテン系の飯屋なのだ。
豚丼、カレー、ハンバーグ、ラーメン、チャーハンが用意され、「俺盛り」と称する大盛りの量がスタンダードである。
「ミニ」という名の普通量のメニューも用意されていたが、ここでミニにしたら負けかなと思って合盛りカレーの俺盛りをたのんでみた。 合盛りカレーとは、すき家なら牛あいがけカレー、松屋ならカレギュウのようなものだ。 店内の壁に「完食のコツは・・・食べ抜けること!」という標語を見つけた。 なるほど、それでは食べ抜けてみようとばかり、1回にスプーンに盛る量を山盛りにし、一心不乱に食べ進んだ。 牛すきは微妙だが、カレーは普通にうまい。そして、食べ抜けることに成功! 確かにボリュームはあるけれど暴力的な量というほどではないので、俺盛りをたのむのが正解でしょう。 |
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俺の合盛りカレー(俺盛り) 630円 |
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7/17 | トモ
(宮崎町) |
千葉市内で、ランチにお好み焼きを食べられるお店は数少ないと思いますが、その数少ない一軒が大森台駅の近くにありました。
真夏の暑さなので、昼から鉄板を目の前にお好み焼きを焼こうという奇特な人はあまりいないようですが、そんな奇特な行動をしてきましたよ。 このお店、ランチタイムには、お好み焼きと焼きそば又はもんじゃ焼きをセットにしたランチメニューが用意されているので、焼きそばとのセットを注文してみました。 お好み焼きは自分で作ってもいいし、たのめば作ってくれるようです。当方、お好み焼きに全く自信がないので、作ってもらいました。 きれいに切り分けられたお好み焼きは、アツアツでおいしく、ソース焼きそばも素朴でグッド! |
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Aランチ(お好み焼き+焼きそば) 840円 |
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7/18 | バンバン
(長洲) |
本千葉駅前で30年営業を続けているという居酒屋バンバンですが、30周年目のランチ営業開始だそうです。 家庭的なホッとする手料理がいただけるお店ですが、ランチもその姿勢は変わらないようで、夜の人気メニューを集めたというバンバン御膳の3つのおかずの、じゃがいものそぼろ煮、厚焼玉子、さんまの梅煮はどれも優しくてごはんに良く合います。 ここなら毎日来ても大丈夫かもしれません。 | |
バンバン御膳 850円 |
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7/19 | 天丼てんや千葉シーワン店
(富士見) |
シーワンショッピングセンターに出店して20年ほどになるだろうか。
すっかり定着し、いまだに人気の天丼チェーンのてんやで、「復活」オールスター天丼をいただいた。 えび・いか・ほたて・いんげん・まいたけ・れんこんのラインナップをもって「オールスター」だ。 オールスターメンバーとしては若干弱いような気もするが、安価なのによくできた天丼であることは間違いない。 |
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オールスター天丼 650円 |
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7/23 | ほっとCafe結(移転)
(寒川町) |
寒川町は、旧道のほうは古くからの町という雰囲気なのに、国道357号線沿いは工業地帯の雰囲気が色濃い。
そんな大型車が行き交う国道沿いには似つかわしくない、こぢんまりとしたカフェがオープンしました。 店内は手作り感あふれる空間で、お手頃価格のランチメニューからオムライスを注文してみました。 ふんわりと黄色の玉子に赤いケチャップがランダム格子にトッピングされ、 見た目かわいく、おいしいオムライスでした。スープとミニサラダつきで600円なのもうれしいです。 |
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オムライス 600円 |
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7/24 | 粥屋(閉店)
(登戸) |
西登戸駅の近くの路地に「ギョーザ」のノボリと営業中の看板を掲げたお店を見つけた。 テイクアウトが主体のようだが店内で食べることもできるようなので、おそるおそる店の横のドアを開けて入ってみた。 店内はカウンター4席と小さなテーブルが2卓あるだけで、先客もなし。 メニューを見ていると、なぜか「チャーハンならできる」との提案があったので、そのチャーハンとスープ餃子をたのんでみた。 水餃子はまあまあおいしくてビールを飲みたくなった。チャーハンの方はボリューム重視で、特筆すべき点はない。 店名にもなっている、お粥を注文しなかったのは失敗だったかしら。 |
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チャーハン+スープ餃子 400円+350円 |
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7/25 | 萩
(本町) |
目立たぬ路地に面した穴場的立地ながら、界隈では人気のランチスポットのようで、当ブログにも情報提供がありました。 この日もテーブルはいっぱいだし、カウンターもかなり埋まっていました。 カウンター席に見つけた空席に着き、ホワイトボードに書かれたメニューを見て「エビ、カマスフライとビーフカレー」という構成の日替わり弁当をたのんでみました。 「弁当」という名から想像するに、おかずは作り置いたものと思いきや、揚げたてのアツアツのエビフライと魚フライはサックサクです。 この良心的な日替わり弁当も好感度が高いし、とにかく、お店の雰囲気が「感じがいい」のであります。 感じがいいから、また来たくなる。 そういうことなんだと思います。 |
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日替わり弁当 700円 |
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7/30 | 千代川
(富士見) |
富士見町に新しい看板が出ているのを見つけた。2012年7月23日にオープンしたらしい。
店名は「和ダイニング千代川」。ランチメニューの価格帯は1000円内外と、相場よりも少し上を狙っているようだ。
明るく上品な店内は、オープン間もないこともあって意外に混んでいたが4席だけあるカウンターは空いていた。 20食限定と書いてあった和定食の十六穀米御膳をたのんでみた。 十六穀米とアサリの味噌汁に小鉢が4種。「和ダイニング」という響きから連想するよりも本格的な日本料理だ。 欲を言えば煮物の出汁がもう少し出ているほうが好みだが、新鮮でキレのあるお造りもいいし、味噌汁もごはんもうまかった。 日本料理の店が少なくなっている中、期待の新店です。 |
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十六穀米御膳 1200円 |
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7/31 | からあげはなちゃん(閉店)
(富士見) |
富士見界隈を探索していたら、ランチのノボリを掲げているお店を新たに発見した。
その名も「からあげはなちゃん」である。 路上に置かれた看板には、7月30日から8月31日までの夏限定ランチ営業とあった。 客商売はニッパチ(2月・8月)が暇だというから、8月のテコ入れ策なのかどうかわからないけど、 安価な設定の定食を食べてみた。 2階にある店舗のこぢんまりした客席でいただいたのは、からあげ定食580円。 鶏からあげが4個と、ボリュームはそれほででもないが、肉質は柔らかく、ジューシィでうまい。 このレベルの定食が580円は良心的な設定だ。 |
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からあげ定食 580円 |