2012年4月

  

4/2 信州そば友膳(閉店)

(本千葉町)

中華そば 千葉中央駅ミーオのフードコートで手軽にそばでもすすろうかと思ってやってきたのだが、うっかりして中華そばをたのんでしまった。
なんていうことはないチープなうまさで、今はなきJR千葉駅構内のだいきんのラーメンにとても似ているので、あの味を懐かしく思う人は試してみてもいいかもしれない。

中華そば 450円

4/3 Syu's GARDEN DELI(閉店)

(中央)

若鶏のピカタトマトのソース 四季の野菜を使ったプレートランチがいただけるデリカフェだが、なぜか台湾料理のエッセンスが加わっている独特なメニュー構成のお店だ。 店内の雰囲気は明るくてオシャレ。台湾料理が出てくるイメージではないのにメニューには「台湾味玉素湯麺」などと書かれているのが面白い。 そういうわけで洋風なメニューにするか、それとも台湾風メニューにするかを迷った結果、お店の雰囲気に合わせて洋風の鶏のピカタのプレートをたのんでみた。 かなり大きい皿にライスとピカタと温野菜などが乗っているのに、シウマイだけが小さなココット皿で供される。 せっかくワンプレートに合理化している料理なのに、わざわざ別皿で出されるとは、きっとこだわりのシウマイなのであろう。 そしてメインのプレートはと言えば野菜が豊富だ。そのボイル野菜に味付けはほとんどないが、卓上を見ても調味料は置いていない。 野菜自身がおいしいから、そのままでも確かにOKだった。欲を言えばバーニャカウダのソース的なものがあっても良かったかと。

若鶏のピカタトマトのソース 880円

4/4 いまカフェ

(仁戸名町)

キーマカレーセット 千葉で随一の品揃えを誇るワインショップのいまでやに併設されているカフェ、いまカフェです。
膨大なワインの品揃えに圧倒されつつ、ワインショップ側から入るも良し、大網街道沿いに設えられた木陰のテラス席に陣取るも良しと、意外に本格的なカフェなのであります。
本日はショップ側のテーブル席でキーマカレーのランチをいただきました。 マイルドだけどスパイシーなカレーの上には彩りよく温野菜が乗り、見た目も美しく、静かにゆっくりとランチタイムを過ごせます。
ランチメニューも良いのですが、ワインを楽しむためのフード類が充実し、ショップで購入したワインが500円の持ち込み料でいただけるのは画期的です。 そのためには呑んでも帰れる交通手段の確保が必要だから、ちょっとハードルが高いですね。

キーマカレーセット 1000円

4/5 今日和千葉三越店(閉店)

(富士見)

海老とフレッシュトマトのジェノベーゼ スパゲティを食べようと決めて、久しぶりに三越地下にある今日和にやってきた。 以前はCafe KONNICHIWA という店名だったが、店内の様子もスパゲティのメニューもほぼ変わっていないようだが、サンドウィッチやピザ、ハンバーグなどがなくなって、よりパスタ専門店に近づいたらしい。
平日のランチタイムは席にも余裕があるので直ちに席に案内され、メニューをじっくり眺める。「はなびらだけ」というキノコを使ったパスタが季節限定のおすすめとされていたが、グランドメニューに20種類あるスパゲティの中から海老とフレッシュトマトのスパゲティを選んだ。 少し時間がかかるな、と思い始めた頃合いに注文の品がやってきた。
もっちりとした生パスタに芝エビとフレッシュトマト、そしてチーズがトッピングされている。もう少しバジル感を強めにしたほうが自分の好みではあるが、無難においしいジェノベーゼだった。
やはり食べたいと思ったときに食べるものが一番うまい。

海老とフレッシュトマトのジェノベーゼ+Aセット
880円+120円

4/10 サンエトワール千葉みなと店

(中央港)

サンドイッチセット 千葉みなと駅のガード下の改装が終わったが、新しくできた店舗でかろうじてランチ可能なのはヤマザキパングループのサンエトワールだけだった。 あいかわらず千葉みなと駅の食事事情はパッとしないが、何はともあれサンエトワールに入ってみた。
昨今、駅でタバコを吸えるのはこういうお店だけだからか、喫煙席がほぼ半分を占めている。喫煙席は空いていて、禁煙席はけっこう埋まっていた。 食事メニューはと言えば、トースト又はサンドイッチとサラダとコーヒーのセットがあるだけで、あまり面白くはない。 基本的にはパン屋さんで、イートインコーナーはオマケのようなものだから仕方がない。
サンドイッチセットは、売り物として棚に置いてあるサンドを自分でレジに持って行くだけのものであり、これをランチレポートとして残すのもどうかと思うが、一応、レポートをしておこうという意図を汲み取っていただこう。

サンドイッチセット 500円

4/11 サイゼリヤハーバーシティ蘇我店

(川崎町)

パルマ風スパゲティ+ベジタブルセット 千葉市中央区に8軒もあるサイゼリヤのうち、7軒めの訪問となるハーバーシティ蘇我店にやってきた。
島忠ホームズの海側に独立店舗を構え、ランチタイムには買い物客を中心に結構賑わっているようだ。
ハンバーグばかりの日替わりランチは避けたいし、さてどうしようと思案し、パスタメニューの一番最初に大きく写真が載っていたパルマ風スパゲティをたのんでみた。 それに280円のベジタブルセットを合わせてもわずか680円。この安さこそがサイゼリヤの唯一最大の魅力なのである。
ミネストローネもパルマ風スパゲティも、値段のことを考えればうまくできているなあと思う。

パルマ風スパゲティ+ベジタブルセット
399円+280円

4/12 陽楽家(閉店)

(亀井町)

選べるミニ丼2種セット 陽楽家と書いて「ひらや」と読ませるお店。店名は「ひらや」だが、建物は3階建てのビルの1階にある。 東金街道から少し横道に入った場所で、決して恵まれた立地ではないが2012年2月のオープンの後、ランチ営業も行われている。
ランチメニューは「選べるミニ丼2種セット」である。 この日、ミニ丼のラインナップは、海鮮丼、ネギトロ丼、イクラ丼、唐揚げ丼、アジフライ丼、チャーシューねぎ丼、もつ煮込み(おかずのみ)の7種類が用意されていた。
ひとつは海鮮丼にして、もうひとつは趣向を変えてチャーシューねぎ丼にしてみた。
わずか650円にして2種の丼ものとは手間がかかっているし、海鮮丼は立派な4点盛りがバーンと乗っていて豪華だ。 一方のチャーシューねぎ丼はガラっと方向性が変わってラーメン店で出されるような料理だが、タレが染みたチャーシューが意外にうまかった。
(その後、メニューが大きく変わっているようです・・・。)

選べるミニ丼2種セット 650円

4/13 カフェモルフォ(閉店)

(新千葉)

ソーセージオイスター 千葉駅西口のすぐそばにある異世界への扉が開かれている時、その奥へと繋がる通路をくぐったその先に、ハイセンスな看板を掲げたカフェモルフォが存在する。 この封絶の中に入ってくるのは常連か、又は偶然にも扉を開くことの出来た能力者のいずれかということだ。 要するに漫然と歩いていたのでは辿り着くことがない隠れ家風カフェなのだ。 異世界への扉ではなく、入り口の扉を開いて入店。メニューは壁のホワイトボードに書かれているとおり、いくつかの種類のパスタが揃う。 ただし非常に独創的で、どんなものが出てくるのか判然としないメニューもある。 何をたのむか思案したが、唐辛子マークが2個ついた「ソーセージオイスター」という名のパスタをたのんでみた。 まず食前酒のようなものが出され、しばらく待つとパスタが登場。ソーセージが入り、ピリ辛でオイスターソース風味がちょっと中華風で独特のおいしさだ。 ちょっとした異世界感があってワクワクしつつも落ち着いて過ごせる、良い場所ではないでしょうか。

ソーセージオイスター 1000円

4/18 鶴味亭(閉店)

(登戸)

チキンカツレツ
チキンカツレツ
登戸のシティファイブビルに2012年3月にオープンした欧風料理のお店です。
オープン前のスタッフ募集の貼り紙に「ル・トック・ブランシュ シェフのお店」などと書いてあったので、本格的フレンチの店になるのかと思っていたら、店頭に「日替わりランチ」のノボリを立てるような、カジュアルなお店でした。 入り口のひさしや、インテリアなど、店のイメージカラーは赤に統一され、間口のわりに奥行きのある店内は、上品なカジュアル感のある、余裕のテーブル配置です。
6種類のランチメニューから、チキンカツレツを選び、まずはバーカウンターに用意されているミニサラダバーからサラダとパンとスープをいただきます。 メイン料理以外は原則セルフですが、陽気な接客なので、雰囲気はいい感じです。 そして、メイン料理のチキンカツレツ。フレンチがベースだけにきめの細かい衣と、濃厚すぎない上品なソースがマッチしています。
また、意外にもボリュームもかなりのものです。小食なOLやマダム向けかと思いきや、しっかり食事をしたい場合にもOKです。

チキンカツレツ 950円

4/19 東京チカラめし千葉中央店(閉店)

(本千葉町)

焼き牛丼おしんこセット 長らくラーメン店が入っていた場所に、既存の牛丼とは全く異なるアプローチの焼き牛丼で鼻息の荒い「東京チカラめし」が進出してきた。 東京チカラめしは、東方見聞録、月の雫、黄金の蔵などの居酒屋チェーンを展開する会社が力を入れていて、2011年に1号店をオープンさせて以来、もの凄い勢いで店舗を増やしている。 そんな東京チカラめしに初めて入ってみた。 まず自販機で食券を購入し店内へ。20席ほどあるカウンターは9割方埋まっていたが、そのうち半分くらいは「待っている」人だ。 まだ供食オペレーションがうまく廻っていないらしい。ただ、それも想定の上だ。 新規オープンペースが早すぎて、新店の初期指導もままならないという噂を某巨大掲示板で目にしているから。 というわけで少し待つ気でいれば、待ち時間はそれほど気になるほどではなかったが、配膳順序に混乱をきたしながら焼き牛丼がやってきた。 パンチの効いたタレが肉には良く合ってけっこう旨い。が、食べ進むにつれ脂っこさが気になってきて仕方がない。 それが気にならない人なら、これは十分に「有り」でしょう。

焼き牛丼お新香セット 280円+140円

4/24 杖鼓(ジャング)(閉店)

(中央)

キムチ冷麺定食 パルコの8階にかつて存在したライト韓国料理の五湯道は比較的長く営業していたが、その後にオープンしたアジア料理のDECOBOKOは1年もたなかった。 その場所に再び韓国料理の店がオープンしたのは2012年4月20日である。オープン5日めにしてさっそく訪問することになった。 店内の様子はかつての店舗とあまり変わっておらず、ほぼ居抜きでのオープンだ。 ランチメニューをみると、チゲ、プルコギ、ビビンバ、冷麺といった定番がそろうなかから、キムチ冷麺をたのんでみた。 韓国料理といえば、白い小皿の前菜が並ぶのが通例だが、このお店、それをセルフサービスの食べ放題にしてしまっているのは斬新だ。 積極的にたくさん食べたいとも思えない前菜ではあるが、一応、3種類全部を並べてみた。 そして、冷麺である。麺が細くてのどごしは良いが、スープは辛さと酸味が強くて旨みが全然届いてこない。 これで950円は厳しいなあ、と思っていたのだが・・・ 果たしてオープンから四半期も経たないうちに、風のように、コーラの前を横切るサスケのように、あっという間に店をたたんでしまった。 いったいなんだったんだろう・・・。

キムチ冷麺定食 950円

4/25 桂彩魚

(松が丘)

ラーメンセット 中華料理店のラーメンを食べたくなって、大網街道沿いの桂彩魚を訪れた。 しかもチャーハンとのセットを注文してしまった。 こだわりの無さそうなシンプルなラーメンとチャーハンだが、どうして捨てたものではない。 こういうジャンクな味のものもたまに食べたくなる。

ラーメンセット 650円

4/26 ぼちぼち千葉中央店

(富士見)

豚テキ定食 富士見町のガストの入っているビルの2階にあるお好み焼チェーン「ぼちぼち」が平日ランチを始めていたので入ってみた。 お店の外観も店内も昭和レトロな雰囲気がテーマになっていて、お好み焼店なので当然だが、各テーブルには鉄板がはめ込まれている。 ランチメニューはお好み焼きのほか、鉄板焼きメニューが数種用意されていた。 普通なら店の看板メニューのお好み焼きをたのんでみるところだが、以前夜の部にいただいたことがあるので豚テキ定食にしてみた。 セルフサービスのスープとドリンクを取りに行ってしばらく待つと、厨房で作られた豚テキがアルミホイルに乗ってやってきた。 加熱されている鉄板の上にホイルごと乗せられているから、最後までアツアツの料理がいただけるという寸法なのだ。 適温の料理というのは何にも増して旨い。

豚テキ定食+マカロニサラダ 680円+50円

4/27 ゴールドラッシュ

(新宿)

半熟卵のカルボナーラ 雨だというのにほぼ満席で、まだ料理が出ていない先客が多かった。 長期戦を予想してカウンター席に腰を落ち着け、ランチメニューからカルボナーラを注文した。 なぜかこの日は特に客が多かったようで、店のスタッフは出てくるのが遅くなったことに恐縮されていたが、当方は覚悟の上だったのでOKだ。 雨なのに人気があって良いことだ。 ひとくち食べてからハタと気付いたが、カルボナーラというのはパスタに卵黄がからまって完成だ。なのに半熟卵が乗っているというのはどういうことか? なるほど、粉チーズを振りかけて、半熟卵をパスタとよく混ぜて、要するに自分で完成させるということだ。 最初からお店のほうでいい感じに作ってくれたほうが楽だなあと思いながらアツアツのパスタをすすったが、 周囲の客は、ほとんどハンバーグかオムライスをおいしそうに食べていた。 メニューの選択を間違えたかしら・・・。

半熟卵のカルボナーラ 850円