2011年11月

  

11/1 イート(閉店)

(新宿)

サンドウィッチ ビルの軒下の屋台のようなスペースで営業している店で、居酒屋と書かれた赤提灯がかかっているから、きっと居酒屋なのだろう。 その簡素なお店の壁に貼られたコピー用紙には、マジックで「ランチ始めました」と書いてあった。 奥行きのないスペースにカウンターが6席と小さなテーブルが1卓あるが、歩道との仕切りはビニールシートだけしかなく、ほぼ屋台なのだ。 サンドウィッチとコーヒーがつくランチを注文し、少しパサつくサンドウィッチをつまみながらコーヒーをすすった。 500円なら高くはないけど、すきま風が入り込むこの場所で、通年ランチ営業を定着させられるかどうかは不安を覚えます。

サンドウィッチ 500円

11/7 唐居

(蘇我)

担々麺とハーフ中華丼 国道357号(旧16号)沿いにある唐居は、国道側にも、裏側の旧道側にも駐車場を完備する人気の中国料理店だ。 清の時代の裕福な家をイメージしたという中国人デザイナーによるインテリアもいいし、夜のコースメニューも魅力的だが、ランチタイムには単品の麺類や手頃なセットが揃っている。 定評のある担々麺にハーフのご飯もの3種からひとつ選べるセットを、中華丼を選んで注文した。担々麺はハーフでも1人前でも同じ値段だそうだが、胡麻による高カロリーを気遣ってハーフにしておいた。 中華丼のあんは熱々で、醤油の味付けがまさにストライクでうまい。担々麺も胡麻の香ばしさ、山椒の香り、肉味噌のうまさ、どれも自分の好みに直撃だ。 これならカロリーなど気にせず、1人前をたのめば良かったと後悔したほどだ。

ハーフ担々麺とハーフ中華丼セット 900円

11/8 超力(改称)

(富士見)

岩塩ハンバーグ 千葉中央駅から近い路地にある黒毛和牛にこだわるお店です。 昼は黒毛和牛100%の岩塩ハンバーグが売りのようで、店頭に2本もノボリが立っていました。 簡素なカウンター席とテーブル席のある1階客席のほか、2階席もあるようです。 さっそく岩塩ハンバーグを注文すると、厨房からパンパンと手で肉をたたく音が聞こえてきました。 注文の都度ハンバーグを作るようなので期待して待つことしばし、鉄板に乗った肉の塊のようなハンバーグが出てきました。 見た目にたがわず肉々した食感で、良い肉を使っているだけに、肉自体がうまい! 1000円と、ちょっとばかり値は張りますが、肉を喰らう満足感を味わえるハンバーグだと思います。

岩塩ハンバーグ(250g) 1000円

11/9 照月(閉店)

(登戸)

鍋焼きうどん 「麺房酒家」を名乗り、うどんと鍋料理がメインの居酒屋がオープンしていた。 全体的にお値段は控えめで、うどんは500〜700円、鍋物でさえ一人前が500円からという安さである。 夜は鍋料理に特徴があるようだから、鍋つながりで鍋焼きうどんをたのんでみた。 海老天、玉子、かまぼこといった定番の具に加え、カボチャやきのこもたっぷり入っているのに、わずか700円という安さが嬉しい。 熱々の鍋焼きうどんをハフハフといただき体が十分温まったところに、デザートとしてついてきた柿をムシャムシャとかじってクールダウン。 これからの寒い季節にはもってこいでしょう。

鍋焼きうどん 700円

11/10 おんじゅく丸(移転)

(都町)

本日のランチA オープンしたてのお店というのは、店の側も何かと不慣れだったりするので、少し落ち着いた頃合いを見計らって訪れることにしている。 11月1日オープンというこのお店を訪ねたのは11月10日だからまだ早いかと心配したものの、パート店員はともかく、ご主人は他で店をやっていた風のヴェテランだし、案ずる必要はなかった。 「お魚屋さんの居酒屋」を名乗っているくらいだし、本日のランチAのさんまの塩焼きをたのんだ。 たのんだ後で店内のメニューを見ると、海鮮丼だとか、刺身定食だとか、本日のランチ以外のメニューの存在に気付く。 さんまの塩焼きも魚料理には違いないけど、刺身系メニューも良かったなあ・・・などと思いながらサンマを待った。 だがしかし、たかが日替わりランチと侮ることなかれ、味噌汁はカニだし、小鉢の煮物も温かいし、サンマの塩加減、焼き加減も最適でうまかった。 この場所は意外にランチ需要が大きいので、毎日こんな内容なら間違いないでしょう。

本日のランチA 700円

11/11 ケンタッキーフライドチキン蘇我店

(南町)

サンドONEボックス 末広街道沿いにあるケンタッキーフライドチキンは、同系列のピザハットのイートイン店が併設された 2 in 1 (ツーインワン)というコンセプトの店舗なのだ。 この2 in 1 の店は関東地方ではここ1軒しかないので、お試しかっ!のロケもここで行われたのである。 そんな店なので、フライドチキンとピザの両方をたのんでみようと思ったのだが、雨の日はデリバリーが忙しいのかピザは意外に時間がかかるとのことで、KFCのメニュー、サンドONEボックスをたのんだ。 和風カツサンドにオリジナルチキンが1個、サイドメニューにビスケット、そしてドリンクがセットになっている。 和風カツサンドは初めて食べたが、醤油の味がいい感じにカツに絡んで、思った以上においしかった。

サンドONEボックス 850円

11/14 オリエンタルキッチンイタリアーナ

(問屋町)

フォカッチャ
小さな前菜盛り合わせ
燻製地鶏とキノコのトマトソース小さなペンネ
問屋町の京葉線高架と道路に囲まれた三角形の敷地に、スレートサイディングで飾り気がなく、遠目には町工場のような建物があります。 そこがオリエンタルキッチンイタリアーナなのです。
一歩店内に踏み入れると、天井の高い空間を巧みに利用した立体的で洒落たインテリアが迎えてくれ、平日の昼下がりだというのに、マダムを中心にたいへん賑わっていました。
陽光差し込むテーブル席に案内され、パスタに前菜がついたランチのAコースをオーダーしました。
料理がでてくるまでの無聊を、まずフォカッチャで埋めていきます。午後の仕事がないのならスプマンテなどを飲みたいところですが、ぐっと我慢。
前菜は5種の小さな前菜の盛り合わせ。 小さな前菜の盛り合わせはイタリアンの定番で、3種くらいだったり、ややもすると10種くらい並ぶお店もありますが、ここでは5種類がはためく旗の形の皿にきれいに並んでいて、個々の盛りつけも美しくてワクワクしてきます。 きれいなだけではなく、それぞれおいしかったけど、ここでは白ワインを合わせたら、さらにおいしかっただろうと思います。
パスタは10種ほどのなかから選べるスタイルです。すでにいくつかのメニューはオーダーストップがかかる中、燻製地鶏とキノコのトマトソース小さなペンネというヤツを選びました。
地鶏のスモーク臭がかなり強めに皿全体を支配していますが、ショートパスタに濃厚なトマトソースが好相性で、おいしくいただきました。
心置きなくワインを飲めるときに落ち着いて再訪したいお店です。

ランチAコース 1600円

11/16 アジアンダイニングTaLoBa(閉店)

(富士見)

ガパオセット 富士見界隈を探索していたら、見慣れぬ置き看板に気付いた。 「Lunch 473Yen Asian Dining TaLoBa」というインパクトのある内容だ。 メニュー写真も置いてあり、これは見逃せないと思ってさっそくエレベータで6階へ。 仄暗い雰囲気のある店内は意外に広い。 麺類やカレーを中心とした東南アジア料理の各種メニューが揃うランチから、ガパオのセットをたのんだ。 魚醤風味でスパイシーなガパオで、セットにしても780円はお得でおいしかった。 ちなみに473円はトムヤムクンラーメンとタイラーメンの2種だった。

ガパオセット 780円

11/17 スパイスキャプテン(閉店)

(川崎町)

野菜エッグカレー 平日の集客はかなり厳しそうなフェスティバルウォークにあって、2階のカレー店がまた代替わりした。 オープン当初は北海道スープカレーの木多郎、次は北九州カレーの龍と、地方の特色あるカレー店が入っていたので、こんどのカレーはどんなカレーかと期待した。 メニューを見ると、基本のカレーにさまざまなトッピングが用意されていて、ざっくり言えばココイチのような感じ。 野菜エッグカレーを注文し、しばらく待った。注文後に仕上げの作業をする時間が必要なようだ。 ナスの素揚げが目立つ以外、見た目ノーマル。だけど適度な辛さがあって、コクもある。 一見ココイチ的な見た目だが、その実かなりおいしいカレーだと思う。 でも980円という価格帯なれば、もう少し見た目の豪華さというか、プレミアム感が欲しい。 カレーのプーさん@小金井、夢民@高田馬場、ムッシュヨースケ@中目黒といった野菜カレーの有名な店のカレーは同価格帯でもインパクトというかスペシャル感がある。 味は良いから、あとは客を呼び込めるようなインパクトがあれば・・・。

野菜エッグカレー 980円

11/18 武者道(閉店)

(長洲)

煮卵らーめん ここ数年の間、インド料理店が入っていた場所にオープンしたのは、「濃厚鶏らーめん」が看板メニューの武者道というラーメン店だった。 入って左側にある自販機で食券を購入する。まずはノーマルのラーメンを食べてみようと思っていたが、急にトッピングが欲しくなって煮玉子らーめんのボタンをポチっと押した。 まだオープンして間もないせいか、お試し客で混んでいるカウンター席で待った。 麺は中太、脂の量も適度だが、鶏の出汁が濃厚に出たスープのベースはおいしい。 塩味のタレとスープのバランスもほどよい。けれどもなぜかそれほど印象に残らないのは何でだろう。

煮卵らーめん 800円

11/21 KOUHAN中央店(閉店)

(中央)

寿司定食 県庁のすぐ近くにKOUHANというお店がオープンした。看板もないしノレンも下がっていない一風変わった店構えだ。 窓際のカウンターに座りメニューを見ると朝には粥、昼は定食、午後はラーメン、夜は寿司と、朝から晩までずいぶん仕事熱心なことである。 3種類のランチメニューから寿司定食を選んだ。旧店(芳の)時代に寿司を食べて好印象だったので、再び寿司を注文してみた。 前の店よりも店の雰囲気はだいぶくだけているが、味の方はくだけていないようだ。

寿司定食 850円

11/22 チカラ食堂(閉店)

(中央)

親子丼 以前の「串のちから」という店名から「チカラ食堂」に改称し、エクステリアも少し変わって和風の串焼き屋風から無国籍ダイニング風へと変貌をとげた。 とは言っても、店内の様子やランチメニューに関してはあまり変化がないようだ。 以前、改称前に訪問した際には親子丼をいただいたが、今回もまた親子丼をたのんでみた。 前回よりも心持ちゆるめにとじられた鶏はジューシーで、丼ツユの濃さも程良い。 この2年の間に進化があったようです。

親子丼 800円

11/24 くいどん萬ぷく苑(閉店)

(都町)

カルビ+タン塩セット 1000円 大将軍グループの本店そば、旧デニーズ都町店だった場所が大将軍グループの実験店になっているのか、FooDooという店を始めたと思ったら短期間で業態変更し、くいどん萬ぷく苑となった。 元々ファミレスの店舗なので、明るくて広いところに無理矢理に排煙ダクトを設置し、テーブルは韓国風のステンレス円卓で居心地がいいとは言いにくい。 ランチメニューとして用意されていたセットから、カルビとタン塩のセットを注文してみた。 さすが大将軍グループというところか、1000円という価格にしては牛タンが4枚も出てきて、味の方もまあまあ。ごはんが柔らかい以外はほぼ満足。

カルビとタン塩セット 1000円

11/25 PETIT SPOON(閉店)

(長洲)

たんぽぽオムライス 2006年、この場所で短期間営業していた鳥美庵という店が閉店し、その直後にオープンした記憶があるから、もう6年も営業していることになる。 そのお店がついにランチ営業に乗り出した。「ビストロ弁当」として、ビストロの味を自宅やオフィスで、そして店内でも食べられるのである。 店内といっても、カウンター7席のうち2席分がドリンク置き場などに使われているから実質5席しかない。 というわけで、予約してテイクアウトするのが無難だと思うけど、「らんち王」はお店で食べなければならない。 お皿ではなく弁当の容器に盛り付けられたオムライスは、チキンライスの上のオムレツを切り開いていただく、たんぽぽオムライス。 中身がふわとろのオムレツを切り開き、とろっとした中身とチキンライスを同時にいただく。おいしい。 そして、揚げソーメンのような「カダイフ」で包まれたエビも食感が愉快でおいしかった。 最後に、イートイン向けのサービスのインスタントコーヒーをいただき、ゆっくりお店を後にした。

たんぽぽオムライス 680円

11/28 華連河(閉店)

(白旗)

五目焼きそば 震災後しばらく休んでいたけど、その後再開したようなので行ってみました。 麺類、飯類各種のほか、一品料理も豊富に揃っていて、一品料理の全品がプラス200円で定食にできます。 豊富なメニューがあるというのに、結局たのんだのは中華のド定番、五目焼きそばでした。
しかしこれが大当たり。 麺の焦げて少し固い部分と柔らかい部分のコントラストがあって、具のあんかけも、あんの量が多すぎず、それでいてはっきりとした味付けが具に染みていて、炒め加減もばっちり。 住宅地にある中華料理店としては申し分のない五目焼きそばでした。

五目焼きそば 780円

11/29 BBQファクトリー(改称)

(本千葉町)

アンガスビーフときのこのソテー 宍倉精肉店がリニューアルしてBBQファクトリーという名に変わり、テラスなどが設けられた外観もオシャレになった。 2011年9月末のリニューアルから約2か月たってランチ営業が始まった。ランチメニューはハンバーグやステーキなどの肉料理である。 お店のコンセプトとしては「アンガス牛使用」を押し出しているのが珍しい。 アンガスってアメリカ?くらいの認識しかなかったので調べてみたらスコットランドの地名で、世界各地で飼育されている牛の品種のことなのだ。 そのアンガス牛を使った日替わりランチを注文した。 玉ネギときのこのソテーはごはんに良く合うが、歯ごたえ強めのアンガス牛は、ごはんのおかずよりも肉そのものをガツガツと食べたい。 ごはんにはハンバーグのほうがおすすめだと思われる。

本日のランチ(アンガスビーフときのこのソテー) 780円

11/30 大黒屋本舗千葉中央店(改称)

(富士見)

中華そば(並) 大黒屋本舗でつけめんしか食べたことがなかったので、中華そばを食べてみた。 噂にたがわずスープが濃厚で、そのままつけ麺のつけ汁にできそう。 そんなことはないと思うけど、血圧とか尿酸値とか中性脂肪とかが一気に高まりそうな・・・。

中華そば(並) 700円