2011年9月

  

9/1 餃華堂本舗(閉店)

(南町)

黒ラーメン+野菜餃子 看板には「THE Gyoza」、ひさしには「カフェテリアUNO」とも書いてあるが、餃華堂本舗との表記もある。どれが店名だかわからないが、餃華堂本舗としておこう。 開店当初はテイクアウト専門の餃子店だったが、「蘇我黒ラーメン」を名乗る竹岡式ラーメンを出すようになった。 建物の右側のCafeteriaUNOと書かれたアルミサッシの扉をあけて店内に入るとU字型カウンターに10席ほどの客席がある。 卓上のメニューに目をやると、餃子専門店らしく4種の餃子があり、赤字かくごの一杯390円という黒ラーメンあり、そして弁当もありとなかなかのカオス状態だ。 赤字かくごのところ申し訳ないが黒ラーメンと、野菜餃子をたのんでみた。 竹岡式らしく玉ネギのヤクミが乗った生醤油感の強い黒いスープのラーメンは、これ単品では弱いが餃子を受け止めるベースと考えれば十分うまい。 焼きたての野菜餃子をハフハフいただき、黒いスープをすする。ジャンクだが満足感はある。

黒ラーメン+野菜餃子 390円+250円

9/8  萬利酒坊(閉店)

(登戸)

日替わりランチ(回鍋肉) 以前、「ジャパニーズダイニング和no花」があった場所に御馳走中華「萬利酒坊」なるお店がオープンした。 中国料理で御馳走といえば、フカヒレとかツバメの巣とかアワビとか北京ダックとか仏跳墻とか、そういうものを想像するが、 ランチメニューを見る限りでは見慣れた料理が大衆価格で揃っているので安心だ。 店内は基本的には以前のお店のままなので、客席が区切られたダイニング風。 店頭の黒板にランチメニューが書かれていたが、その他にも定食や丼物、麺類一式があって迷う。 そういうときの常套手段、日替わりランチ(回鍋肉)をたのんでみた。回鍋肉は、程よく濃厚な味噌味がごはんに良く合うので中華の定食のおかずの定番だ。 ごはんとおかずのバランスを考慮しながら、同時に食べきって満腹に。680円なら納得の内容です。

日替わりランチ(回鍋肉) 680円

9/12 リンガーハットアリオ蘇我店

(川崎町)

野菜たっぷりちゃんぽん アリオ蘇我のフードコートには麺類のお店が増えました。 千葉市中央区では3軒めの出店となるリンガーハットですが、フードコート型店舗では中央区初です。 路面店よりも厨房が簡易で味の面で心配のあるフードコート型店舗ですが、野菜たっぷりちゃんぽんはシーワン店と比べても何ら遜色のないできだと思います。

野菜たっぷりちゃんぽん 650円

9/13 和さび(閉店)

(中央)

選べるランチ セントラルタワーの1階でガラスの壁面に水が流れるアクアウォールがおしゃれな和食ダイニング「和さび」を訪れました。 2011年6月のオープンから3か月、界隈におしゃれな和食の店が少ないので、平日のランチタイムには、周辺勤務のOLを中心に定着してきているようです。 店内は天井が高く、品のあるインテリアが好印象です。 ランチメニューは系列店の千花と似ているようで、数種類のおかずから2品を選択する「選べるランチ」をお願いしました。 「旬のお造り」と「季節の天ぷら」という日本料理の定番2品を選択。天ぷらは軽い仕上がりでおいしく、お造りは値段相応、といったところですが、 凝った器やインテリアといった付加価値があると思いますので、少し改まったランチにはおすすめできるお店です。

選べるランチ 1300円

9/14 なでしこ居酒屋ありがとう千葉銀座店(閉店)

(中央)

唐揚げ定食 千葉で勢力拡大を続けている「ありがとう」チェーンの新しいコンセプトのお店、「なでしこ居酒屋ARIGATOH」がランチを始めていたので行ってみました。 開店当初「ARIGATOH GARDEN」という店名のうちわを千葉駅前で盛んに配っていましたが、いつの間にか店の名前が変わったようです。 その「なでしこ居酒屋」は、赤坂見附にもあるHOOTERSを意識したタンクトップとショートパンツの制服の女子が接客してくれるという、ちょっと楽しそうなコンセプトでありますが、残念ながらランチタイムにはそんな女の子はいなかったのでした。 ランチの話が後回しになってしまいますが、「ありがとう」の夜の名物料理でもある唐揚げの定食はがっつりとボリュームがありました。 (その後、ランチ営業は休止しているようですが、後日、夜営業の時間に再訪したのは言うまでもありません。。。)

唐揚げ定食 600円

9/16 かぼちゃわいん本店

(汐見丘町)

本日の魚のムニエル
本日の魚のムニエル
中央区役所の建物の上層にある千葉市美術館に併設されているレストラン「かぼちゃわいん」の本店です。 遠くから目立つ看板はなく、入り口も立木の陰に潜むようにひっそりと存在しています。 高級そうに見えますが、ランチは1000円ほどの手軽なメニューも揃っていて、ご近所マダムのグループや、どこから集まってきたのか職場のグループなどで盛況でした。 コース料理もおいしそうだなあ、と思ったものの、それほど時間に余裕がなかったので「プチランチ」から「本日の魚のムニエル」にしてみました。 なにしろ、地中海料理を標榜しているくらいだから、魚料理は得意だろうとの考えです。 その予想は大当たり。プリップリの大粒のホタテにウニのソースがすばらしくマッチして、ランチのひと皿とは思えないクオリティとボリュームです。 ボリュームのほうはポテトで底上げされているのですが、ポテトもまたおいしい。 このメイン料理に、サラダ、スープ、ライスorパン、食後のドリンクのミニコース構成で1200円は、非常に値打ちがあると思います。

本日の魚のムニエル(ホタテ) 1200円

9/20 満亭(みづきてい)

(出洲港)

タンメン もはや脳死状態と言ってもおかしくないポートタウンで営業していた満亭(みづきてい)が、泥舟から逃れるようにこの場所に移ってきたということなのか、 以前この場所にあったスイートバジルという喫茶店の跡地に2011年8月から営業を開始しています。 麺類のほか御飯類とセットものあるメニュー構成はポートタウン時代とほぼ変わらないようです。 暑かったにもかかわらず、ついタンメンなどを注文してしまい、さらには無料の半ライスも付けてしまったので、汗だくで食べ進むことになりました。 思いのほか量の多い麺に熱いスープと格闘していると、上の写真ではその姿が確認できないウズラの卵が具の下のほうから出てくるという嬉しい誤算があったりしつつ、 なんとか完食し、大いに満腹となったのでした。 具の盛りつけ方法を何とかしたほうがいい、という気もしますが、敢えてのサプライズのためにウズラ卵を隠しているのだとしたら・・・、なかなかの曲者です。

タンメン 700円

9/21 にっこりマッコリそごう千葉店

(新町)

Aセット そごう10階のレストラン街にあった韓国料理店いふうが閉店し、同じ韓国料理の「にっこりマッコリ」が2011年8月5日にオープンした。 韓国のマッコリメーカーの二東(イードン)マッコリが経営するお店なのでマッコリが店名になっているのだ。 店頭のランチメニューを見ると、さすがデパートの中らしい強気の設定で、セットメニューがだいたい1000円超の価格帯である。 韓国料理は不得意ジャンルで何を注文すべきかよくわからないので、とりあえず一番目立っていた純豆腐チゲとチヂミのついている「Aセット」をたのんでみた。 アッツアツの純豆腐にはアサリが3個。これはそれなりにおいしかったが、欲を言えばもうちょっとアサリが欲しかった。 そして、かき揚げのようなさっくりした軽い食感のチヂミに、ごはんまでついてくるから、ボリュームは十分にあった。ただし、お代は1480円也。

Aセット 1480円

9/22 壱の鮮(閉店)

(今井)

ばくだん丼 鮮魚をイメージさせる店名の居酒屋で、ランチタイムには日替わりランチを始め、海鮮の丼もの、500円と安価な丼もの、そしてつけ麺などの麺類も揃っている。 その中から、ちょっと変わったネーミングの「ばくだん丼」なるものをたのんでみた。 ばくだん丼は、とろろと納豆を中心に、マグロなどの魚介のぶつ切りがそれを取り囲むという丼なのだ。 とろろも納豆もマグロとの相性はばっちりだし、具の量も思ったより多かった。 700円という価格に見合った内容だとは思うが、具がほとんどなくてぬるい味噌汁を何とかすれば、さらに良くなることでしょう。

ばくだん丼 700円

9/26 カフェパークサイド(閉店)

(弁天)

特製ビーフカレーセット 千葉公園そばのパークサイドホテルの2階にあるカフェでカレーのランチが食べられます。 以前、この場所には寿司の「勘太」が入っていましたが、場所柄、カフェのほうが似合っているようです。 入り口に「当店自慢のカレー」のノボリが置いてあり、手作りカレーと本格サイフォンコーヒーが売りのようなので、 カレーにコーヒーとサラダがつくセットメニューをたのんでみました。 最初に案内されたテーブルは、隣にスモーカー集団がいたので遠慮させてもらい、広々としたカウンター席でゆったりとカレーをいただきます。 特製ビーフカレーは特別な主張があるわけではありませんが、旨味を感じるカレーでした。 アイスコーヒーも、飲食店のランチでよく見かける紙パックのものとは違って香り高く、時間を忘れてゆっくり過ごしすぎてしまいました。

特製ビーフカレーセット 850円

9/27 カフェミラノ京成千葉駅前店

(新町)

イタリア野菜のチーズドッグセット アートコーヒーがいつの間にかカフェミラノという店名に変わっていた。 調べてみたら、すき家を経営する(株)ゼンショーに買収され、店名を変えてオープンしたらしい。 フードメニューにはサンドウィッチとホットドッグが数種ある。現在のところ、フードメニューにはチェーン独自のカラーを出すには至っていないようだ。 店内はリニューアル前のアートコーヒーの頃とほとんど変わらず、形だけ分煙のヤニ臭く、くたびれたインテリアを引き継いでいた。どうせなら店内もリニューアルすれば良かったのに。 そしてこの日いただいたのは、イタリア野菜のチーズドッグ。店名がミラノだからといって、100%アメリカンフードのホットドッグに無理矢理イタリアを冠しなくてもいいんじゃないかなあ。

イタリア野菜のチーズドッグセット 500円

9/28 千葉大勝軒(閉店)

(道場南)

中華そば(並) 看板には「東池袋直系・特製もりそば・中華そば専門店」とある。ラーメン界における大勝軒ブランドは、いまだ輝きを失ってはいないらしい。 この日、12時過ぎに入店した時点では、まだ席に余裕があり、空いていたカウンター席に着席した。メニューを眺め、中華そば(並)を注文する。 大勝軒といえば、つけめん(特製もりそば)が有名だが、きょうは中華そばをたのんだ。 それほど大きくない丼に張られたスープでは収まりきれない麺の量、ナルト、メンマに海苔、これぞ大勝軒の中華そば、という第一印象である。 (ゆで卵はなくてもいい・・・。) 1時間以上並んで狭いテーブルに相席で食べたあの東池袋の大勝軒のラーメンを思い出す。並盛りとの表記だが、実態は大盛りであるところも大勝軒の特徴である。 とにかく麺をたっぷり食べたいという心は十分に満たされた。

中華そば(並) 700円

9/29 花月庵作草部店(閉店)

(東千葉)

箱そば 作草部は稲毛区の地名だけど、花月庵作草部店の住所は中央区なので訪問対象になるわけです。 郊外型、街道型のお店で駐車場完備なのが幸いしてか、平日のランチタイムはおおむね盛況のようで、この日も相席でなんとか着席することができました。 注文したのは千葉の定番メニュー、箱そばです。箱そばには小皿で揚げ玉がついてきました。これは初めての経験です。 箱そばはそばの量が多めなので、味の変化ができる揚げ玉は嬉しいサービスです。千葉市内でもいろいろな箱そばがあるものだと思います。

箱そば 650円

9/30 アザレア(閉店)

(南町)

日替わり定食 訪問した2011年9月30日は「川鉄千葉病院」としての最後の日だったが、それらしい雰囲気は微塵も感じられず、ごく普通に診療が行われているようだった。 その川鉄病院(現在は千葉メディカルセンター)の玄関を入ってすぐの場所に、喫茶コーナーがある。 病院内の喫茶コーナーのわりに食事メニューは豊富で安い。窓際のカウンター席に座り550円と安い日替わり定食をたのんでみた。 しばらくして運ばれてきた日替わり定食は、プラスチック容器の産業給食の仕出し弁当そのまんまだった。この展開は想像の範囲を超えていた。 箸袋には「JFE東日本ジーエス食品センター」とある。職員向けの弁当と同じおかずを外来者向けに定食と称して提供しているのかもしれない。 気を取り直して食べてみれば、仕出し弁当にしては、まあまあおいしい部類だとは思う。

日替わり定食 550円