2011年8月

  

8/1 すき家126号千葉弁天店

(弁天)

おろしポン酢牛丼玉子セット 2011年8月現在で千葉市中央区には5軒のすき家があります。 らんち王は悉皆調査を旨としていますので、もちろんすべてのお店に訪問するのですが、チェーン店だとどのお店もメニューは一緒です。 すき家でまだ食べたことがないメニューの中から、おろしポン酢牛丼をたのんでみました。 おろしとポン酢ですっきり爽やかにという触れ込みですが、牛丼とポン酢の酸味がいまひとつしっくり合わないと感じました。 やはり普通の牛丼のバランスの良さは間違いないようです。

おろしポン酢牛丼玉子セット 450円

8/2 天ぷら道場てん(閉店)

(長洲)

天丼(梅) ありがとう本千葉店の2階に天ぷら道場てんという名のお店がオープンした。 と言うよりも、1階の「ありがとう本千葉店」が増床し、2階では出す料理を変えてみた、といったほうが正解かもしれない。 値段で勝負の傾向がある「ありがとう」の系列だけに、天丼も天ぷら定食も安い。一番高い品でもわずか700円だったので、思い切っていちばんいい天丼をたのんでみた。 天ぷらはベテラン職人が揚げる高級なイメージがある料理だが、ここでは若い店員が揚げている。 安い油を使っているのか、油の香ばしさには欠けるし、見た目も微妙ではあるが、それなりにおいしかった。

天丼(梅) 700円

8/3 淑徳大学食堂銀座スエヒロ

(大巌寺町)

おすすめランチ(チーズはさみカツ) 淑徳大学を訪れました。 守衛さんに食堂のありかを尋ねると、「私は利用したことがないけれど・・・。」と言いつつも、11号館の食堂の場所を丁寧に教えてくれました。 さっそく11号館に向かうと、表に「カフェテリア SUEHIRO」の看板がすぐに見つかりました。 メニューに応じた配膳口に並び、トレーで料理を受け取ります。専用のプリペイドカードがあるようですが、一般人は現金精算でもOKです。 広い客席は、夏休み中ながら大勢の学生で賑わっていました。おしゃれな女子学生が多いのでとても華やかです。 若々しいオーラを受けて、気分だけでも若くなったつもりで本日のおすすめランチをいただきました。 チーズはさみかつは、産業給食としてよくあるメニューですが、普通においしかったです。 銀座スエヒロ、がんばっているようです。

おすすめランチ(チーズはさみカツ) 460円

8/4 スナックカオル

(道場南)

煮込みハンバーグ 目立たない場所で営業しているお店も数ある中、目立たないことに関しては千葉市中央区でも一、二を争うのではないでしょうか。 狭い路地に面しているうえ、看板もありません。ただし、店頭にメニューが出され、窓に営業中の札がかかっているのは確認できます。 おそるおそる入ってみると小さいカウンターと低いソファーのテーブルが2卓の、小さなスナックでした。小さなスナックと言っても白い扉ではありませんが・・・。(一定の年齢層以上の人にしかわかりませんね・・・) そんな小さなスナックがこの場所でランチ営業をしているのは、近くの病院のスタッフが足繁く通うからなのですね。 だから、軽食メニューのほか、しっかりしたランチ定食が4種もあるのでしょう。 常連ばかりの空間に闖入し、本日のランチのハンバーグをいただきました。激務の医療関係スタッフのためなのか、ボリュームがあっておいしく、午後の仕事もバリバリ進められそうです。

煮込みハンバーグ 800円

8/5 道えん食堂(閉店)

(星久喜町)

半チャン冷やし 「ラーメン」の赤いノレンが出ているから営業中ではあるけれど、入り口に車は駐まっているし、入ってみるのにちょっと勇気がいった。 外観も店内も相当くたびれてはいるが、大衆中華の各種メニューで営業中である。 盛夏8月、猛暑の昼には冷やし中華が欲しくなる。壁のメニューに半チャーハンと冷やし中華のセットを見つけて注文した。 待つ間にテレビを見るが、これがまたなかなかの年季の入ったテレビで、もしかすると昭和時代の遺物ではないかと思うような代物だ。 すでに7月から地デジ化されている世の中なのに、タッチボタン式のチャンネルのテレビが現役なのにはおそれいった。 そして冷やし中華とチャーハンのお出ましだ。醤油だれのオーソドックスな冷やし中華は、まさに夏の味覚である。 次にチャーハンをいただく。少し塩気が利いてガツンとうまい。これは思いの外おいしかった。付属のスープも品が良くておいしい。 隠れたラーメンの名店という噂もあるが、このスープならラーメンもきっとうまいに違いない。

半チャン冷やし 750円

8/8 つる松(閉店)

(中央)

塩ラーメン+ミニチャーシュー丼 過去、焼肉店だった場所にオープンしたラーメン店です。以前のお店の黒い外観も、店内の配置もほぼそのままにオープンしています。 とんこつラーメンを標榜しているので博多ラーメンを想像していたのですが、店頭に置かれたメニューを見ると、塩、醤油、味噌の3つの味があるオリジナルのラーメンのようです。 ランチタイムにはミニチャーシュー丼がプラス100円なので、セットにして塩ラーメンをたのんでみました。 真っ白な見た目は韓国料理のソルロンタンを彷彿とさせ、豚骨スープでありながら豚骨臭はそれほどなく、脂のこってり感の上に野菜の甘みが加わった独特なスープです。 ライト豚骨スープで、強いて言えばとっぱちからくさやんつきラーメンのスープをおいしくしたようなスープでしょうか。 そのスープの中にはざくざくと玉ネギが入っていて、これに太麺を合わせるというまったくオリジナルのラーメンです。 個人的にはこのスープには、もう少し細いが細すぎない麺のほうが合うような気がしますが、オリジナリティを追求する姿勢は好ましいと思います。

塩ラーメン+ミニチャーシュー丼
650円+100円

8/9 泰昇軒食堂

(浜野町)

中華丼 あまりに汗だくで入店したので、扇風機の直下の席を勧めてくれました。そういう気遣いが嬉しいですね。 そんな暑さにもかかわらず、こってりと中華丼などをたのんでしまいました。 汗をぬぐいながらガツガツと食べる中華丼。そんな夏のひとときです。 お味の方は、普通においしかったです。

中華丼 650円

8/10 楽一

(千葉寺町)

親子丼 千葉寺駅から近いマンションの1階にオープンした焼鳥のお店です。 ランチメニューは、丼ものが5種類。やはりここは鶏料理のジャンルから選ぶことにして親子丼をたのんでみました。 これが鶏肉を卵でとじたうえに丼の中央に生の卵黄がのる贅沢な親子丼で、さらに唐揚げとミニサラダがつく「親子丼定食」と言ってもいい豪華版です。 しかもこの親子丼、文句なしにうまい!臭みの一切ない鶏肉に、ダシや醤油の濃さがちょうどいいタレ、卵とじの案配、どれをとっても自分の好みにジャストミート。 さらに、1個だけ付いてくる唐揚げもおいしい。千葉寺にはきらりと光る良いお店が集まっているようです。

親子丼 880円

8/11 ワイン酒場アリスタ(閉店)

(登戸)

鶏肉とチンゲン菜の塩味スパゲティ
サラダ
2011年4月にオープンしたワイン酒場を標榜するお店で、店内の壁一面に設えられた棚にずらりと並ぶワインボトルが圧倒的です。 そのワインボトルには白いマジックで直接お値段が書かれています。比較的手頃なワインが大量に揃っていて、できれば夜に訪れたいお店です。 ワインにばかり気をとられてしまいますが、本日のランチメニューは鶏肉とチンゲン菜のスパゲティ。 鶏の挽肉は、上手に扱わないとぱさついた食感になりがちな難しい食材ですが、おいしくまとまっていました。 ただ、チンゲンサイじゃないほうが好きだったかもしれません。

鶏肉とチンゲン菜の塩味スパゲティ 850円

8/12 ロータス

(大巌寺町)

オムライス 大巌寺町には淑徳大学がありますが、駅がないので学生街を形成することもなく、落ち着いた住宅地となっています。 そんな住宅街に喫茶店がぽつりと一軒営業しているのは、やはり大学が近いからでしょうか。その大学も夏休みの8月とあって、お店も静かで落ち着いた雰囲気です。 普段なら学生向けと思われる手頃なランチメニューからオムライスを注文しました。 これが適度な塩分と甘さ、コクが揃い、650円とは思えない上等な味わいのオムライスでした。 これなら夏休みじゃなければ混んでいることでしょう。

オムライス 650円

8/15 つけ麺屋よつば千葉店(閉店)

(富士見)

味玉つけ麺 船橋の新京成沿線から千葉に進出してきたお店だそうだ。「つけ麺屋」を名乗っているからつけ麺がメインなのはわかるが、どんな方向なのか予備知識を全く持たずに突入した。 そうしたところ、つけ麺のメニューが思ったよりたくさんあるのに戸惑って、適当に味玉つけ麺などを注文してしまったが、それはあまり良い選択ではなかったようだ。 つけ汁のベースとなるスープはあっさりしているところに具のモヤシでさらにライトになり、逆に酢の主張の強さは目立つ。そこに刻み柚子が加わって混乱をきたしている。 うーむ、と思いながら落ち着いてメニューに再び目をやれば、いちばん上に書いてあるのは「肉つけ麺」だし、特に強調して赤い文字で書かれているのは「ATUKARAつけ麺」だ。 どうやらその2種のいずれかをたのんでみるのが正解だったようだ。

味玉つけ麺 780円

8/16 天丼てんや蘇我店(閉店)

(南町)

オールスター天丼 蘇我駅すぐのビルの1階で、以前「パーラーばら」が入っていた場所に天丼てんやがオープンしました。パーラーばらは味のあるお店だったので残念ですが、時代の趨勢でしょうか。 以前の店と同じく客席は1階と2階にあって、1階のカウンター席に座り、メニューの一番目立つ場所に書いてあったオールスター天丼をたのんでみました。 びんちょうまぐろ、海老、いか、まいたけ、れんこん、いんげんの6品でオールスター。オールスターと呼ぶには小粒なメンバーも混ざっていますが、650円でのオールスターとしてはなかなかのものでしょう。 あいかわらず、無難においしいてんやの天丼でした。

オールスター天丼 650円

8/17 ビビンバキッチン都町店(閉店)

(都町)

焼肉定食 少し前まで「アジア食堂」だったが、2011年6月1日から業態を変更して「ビビンバキッチン」として営業を始め、ランチも始まったので行ってみた。 ランチでは焼肉食べ放題税込み1048円を中心に各種焼肉定食が揃い、近ごろ流行のカレー食べ放題がついている。お手頃価格でがっつり食べたい層をターゲットにしているようだ。 それほどがっつりは食べられないので、食べ放題の注文は手控えて、ノーマルの焼き肉定食にしてみた。 焼肉定食は、カルビ、豚カルビ、鶏モモの3種の肉を少しづつ楽しめ、もっとも低価格の基本メニューなのだ。 肉が3種あれば、どれかが自分にハマると思っていたけど、残念ながらどれもハマらなかった。食べ放題の「まかないカレー」が実のところおいしかった。

焼肉定食 934円

8/18 シャルラータ

(新田町)

ベジタブルカレー 千葉駅から近い井上記念病院の中には喫茶室があって、カレーやスパゲティ、サンドイッチなど、喫茶店系のフードメニューがそろっています。 病院の中だけに、お店は禁煙で、携帯電話も通話禁止です。やはり患者さんが多いので静かです。 ベジタブルカレーは460円という値段にもかかわらず、カボチャやインゲンなどの野菜がけっこうたくさん入っていて、野菜の旨味が感じられるおいしいカレーでした。

ベジタブルカレー(サラダ付き) 460円

8/23 牛たん福助千葉新田店(閉店)

(新田町)

牛たん定食 仙台名物の牛たん専門店が新田町にオープンしました。専門店だけに、ランチメニューも全部牛たん料理です。 牛たん焼きはノーマルと味噌漬け、そしてタンカレーとタンシチューもあります。 さらには極上牛たん定食2200円という、ランチとしてはかなり眩しい一品にも興味を引かれますが、ノーマルの牛たん定食を注文してみました。 本場仙台の有名店同様、迫力ある厚切りの牛たん焼きがデーンと登場し、お約束のテールスープに麦飯、とろろのセットです。 焼肉店でよく見る薄切りの牛たんとは全く違い、ガツンと食べごたえがあって、なんだか元気がでるような気がしました。

牛たん定食 1300円

8/24 台湾小籠包アリオ蘇我店(閉店)

(川崎町)

石焼酸辣湯麺小籠包セット
石焼酸辣湯麺小籠包セット
アリオ蘇我の「石焼きごはん倶楽部」だった店が業態を変えて台湾小籠包という店名に変わりました。 店名こそ小籠包専門店のように聞こえますが、石焼き料理をメインに据えているのは変わっていません。 ランチタイムには「満福ランチ」と称して、石焼きメニューと小籠包またはサラダのセットが8種類ありました。 そのほとんどが1000円を超える強気の価格設定は、オリジナリティに自信があるということでしょうか。 そして、注文したのは石焼酸辣湯麺と小籠包のセット。汁そばを想定して注文したのに、出てきた麺はほぼあんかけ焼きそばです。 胡椒が利いたインパクトのあるあんかけの麺はそれなりにおいしいのですが、注文後に包むという小籠包は、店名になっているわりには凡庸でした。

石焼酸辣湯麺小籠包セット 1144円

8/25 和や家

(登戸)

焼魚定食 京成新千葉駅近くで、以前「創作和食びすとろ」というお店があった場所にいつしかオープンしたお店です。 ランチメニューは定食が数種なのですが、そのジャンルはオールラウンドで、エビチリとか肉野菜炒めの中華系あり、焼魚ありで、得意分野は不明です。 この日注したのは、焼き魚定食(ほっけ)。でも、周囲のお客さんの様子を見ると、おまかせ定食が一番人気のようでした。 少し焼く時間を待つ必要がある程度に立派な大きさのほっけ、そしてシウマイがついて、おかずの構成はなかなか良いです。 ランチは数量限定とは書いてありませんが、早めに行かないとすぐに終わってしまうので、早い時間の訪問をおすすめします。

焼魚定食 880円

8/26 JM(閉店)

(本千葉町)

麻婆豆腐定食 千葉中央駅前の繁華街にあるJM(ジェイエム)というお店がランチ営業をしているのに気づいたので入ってみた。 バー&レストランと書いてあるとおり店内にはバーカウンターがあって、酒を呑む雰囲気に充ち満ちているが、ランチメニューは麺類、各種定食、スパゲティ、カレーなど、大衆食堂のようなラインナップが揃っていた。 バーなのに?という一抹の疑問も抱きつつ、中華のメニューが比較的充実していたことから麻婆豆腐定食をたのんでみた。 600円というお手頃価格の麻婆豆腐定食は、至って普通に中華料理のそれであって、バーらしさは特に感じられず、無難にうまい。 お店の雰囲気と大衆的食事メニューのギャップがどうにも不思議で、夜はどんなお店なのか逆に気になってしまう。

麻婆豆腐定食 600円

8/29 よしかつ浜野店(閉店)

(浜野町)

よしかつロース
よしかつロース
浜野店の閉店により、千葉市中央区はロイヤルホスト空白区となってしまった。 その跡地にオープンしたのが、よしかつ浜野店である。予備知識なく入ってみたら、ステーキ&サラダバーのチェーン店「けん」に様子が酷似しており、どうやらステーキをとんかつに置き換えただけなのである。 「けん」はよほど業績好調なのか、調子に乗ってとんかつも同じ作戦で客単価を高めようという戦略らしい。 メニューを広げてみると、特にこだわりもなさそうな普通のとんかつが、サラダバーとカレー食べ放題がついただけで1200円超えという価格設定なのである。 ともかく店名を冠した「よしかつロース」とやらを注文し、待つ間にサラダバーでそれほど食指も動かない野菜を適当に盛って席に戻り、ほどなくとんかつの登場である。 ロースカツの醍醐味である脂の旨味がどこかに置き忘れられた「よしかつロース」には、味のちょい足しが必須だとみえて、出汁カツ茶漬けなども推奨されていたが、これは試す気にはならず。 結局のところカツカレーにするのがベストな選択だと思った。 自分なら専門店で1200円出して、気が利いたとんかつを、キャベツと味噌汁の食べ放題で食べるほうを断然選ぶなあ。

よしかつロース 1239円

8/30 丸ト水産千葉中央店(閉店)

(中央)

つけ麺 2008年12月に訪問したときには海鮮丼が盛りだくさんで感心しました。その後、一時期はランチ営業を休止していましたが、新メニュー、つけ麺・ラーメンをひっさげてランチ営業を再開しています。 メニューには「丸ト水産だからできる魚介をふんだんに使っただし汁と通常の3倍量の豚骨、鶏ガラを長時間煮込んで作った超濃厚トリプルスープ」と、大々的に書いてあります。 通常の3倍・・・シャア専用つけ麺です。 見た目はまさに今どきのつけ麺です。どろーんと濃厚で、麺へのからみはすごい。そのわりには味は意外にくどくない。粘度は高いが意外とあっさり感があって不思議な感じです。 この日、隣のテーブルからタバコの煙が流れてくるという、ありがたくないオプションがついてきたのは残念でしたが。

つけ麺(中盛り) 700円

8/31 わいわい本千葉店(閉店)

(長洲)

刺身定食 本千葉駅前で長く営業していた居酒屋ひょうたんが閉店した場所に、わいわい本千葉店がオープンしました。 ランチメニューは定食と丼物が数種類ずつある中から刺身定食を選択。 マグロとハマチをメインにたことサーモンが加わる四点盛りは刺身定食としては標準的でしょうか。 ランチの価格帯としてはやや高めなので、それに見合った華やかさが欲しいような気もします。

刺身定食 880円