12/1 | だん家西千葉店(閉店)
(春日) |
少し前まで「暖家西千葉店」という名の中華のお店だったが、業態を洋風居酒屋にチェンジした。「だん家」グループの本来の姿に戻っただけだが。 ランチメニューは簡単な洋食系。店名を冠した「だん家ライス」が目についたのでたのんでみた。 だん家ライスは、皿盛りのドライカレーにポークカツ、ナポリタン、キャベツを添えたもので、いわゆるトルコライス的なヤツだ。 一見、全部味が濃そうでお互いがケンカするイメージだが、ドライカレーがことのほかあっさり味だから、普通にカツをおかずにご飯を食べている感覚に近かった。 全体的にB級感は満点である。 |
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だん家ライス 780円 |
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12/2 | おそばハウス有栖(閉店)
(椿森) |
出窓があってパステルカラーの外観、看板は赤い灯青い灯のネオン、「おそばハウスありす」というフニャっとした店名。 全体的にメルヘンチックな雰囲気が醸され、千葉市中央区広しといえども、方向性の意味不明さでは随一といってもいいでしょう。 メニューもメルヘンチックで、「森の妖精の木イチゴチョコバナナうどん」とかだったらどうしようかと心配になりますが、そんなことはないのでご安心を。 ノレンだけは藍色地に「うどん・そば」と染め抜かれたオーソドックスなものだし、入り口の扉に貼られたメニューもオーソドックスなのでホッとする。 扉を開けると、店内のお客さんの多くは男性勤労者風で、一般的な平日昼のおそば屋さんのイメージでした。 立派な海老天が乗ったアツアツのなべやきうどんをフーフー冷ましながらいただき、ちょっと汗ばみながら完食。 外観は個性的ですが、普通においしいおそば屋さんでした。 | |
なべやきううどん 850円 |
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12/3 | 豚のきもち(閉店)
(富士見) |
富士見界隈を歩いていて見慣れないノレンが下がっているのを発見し、吸い寄せられるように近づいてみた。 店名は「豚のきもち」、店頭の提灯には「豚かつ」とあり、とんかつ専門店かと思いきや豚肉料理専門店なのであった。 とはいえ看板メニューはやっぱりとんかつ。普段はロースカツ好きだが、珍しくひれかつをたのんでみた。ロースは脂のうまみである程度ごまかしが効くが、ヒレは肉本来の味が勝負になる。 サクッと軽い食感の衣、しっとりした食感でうま味のある肉。ヒレカツで千円以下でこのレベルはかなりのヒットと言えるでしょう。 |
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房総豚ひれかつ定食 980円 |
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12/6 | ラウール(閉店)
(新千葉) |
店が長続きしない場所だが、今度のお店は前のネパール料理店、その前のイタリア料理店よりもインテリアに気を遣って小ぎれいになった。そして今度はインド料理店だ。 ランチはカレーとナンだけのお手軽なセットから、サラダ、タンドリーチキンなどがついたインド料理ランチによくあるセットが揃っている。 本日の日替わりセットは、ほうれん草を使ったサグチキン。これはわりと好きなカレーだからさっそくたのんでみた。 自分がイメージするサグカレーは、ペースト状のほうれん草がたっぷり使われ、ドロッとしたものだが、ここのサグカレーはみじん切りのほうれん草がシャバシャバの液状のカレーに混和された状態のものだった。 イメージの違いは、そういうサグカレーもあるのかな、で済むが、かなりしょっぱい味付けは歓迎できなかった。スパイシーさよりも塩が立ちすぎて、ナンには比較的合わない。ライスにはなんとか合う。 タンドリーチキンも熱しすぎてぱさついた食感が気になった。どれもあと一歩で惜しい。 |
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日替わりセット(サグチキン) 900円 |
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12/7 | 丸亀製麺千葉C−one店
(富士見) |
シーワンで長く営業してきた「杵屋」が店を閉じ、その同じ場所にオープンしたのは、最近、勢力拡大が著しいうどんチェーン、丸亀製麺だった。 うどんを湯がいたり、ダシを入れたりするところまでセルフにしてしまう店はあまりないが、トッピングと配膳がセルフの店は関東でもポピュラーになったものだ。 きょう注文したのは釜揚げうどん。ツユに薬味を加え、湯がいたうどんをそのままつけていただく。シンプルの極みだが、寒い季節にはこれがたまらない。 天ぷらを1個つけても500円以下という値段もうれしい。 |
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釜揚げうどん(大)+ちくわ天 380円+100円 |
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12/9 | 味楽園
(矢作町) |
赤地に中華料理と染め抜かれたノレンをくぐってみたら客がいないし、厨房にも誰もいない。声をかけてみても反応はない。相当大きな声で呼んでみたが、返事はなしのつぶてだった。
さて困った。テレビはつけっぱなしだし、出前に出ているようだがいつ帰ってくるかわからない。あきらめかけて一旦店から出たところ、遠くから近づいてくる一台のオートバイが見えた。 主人が厨房に戻ってきたので、さっそくもやしそばを注文。このところ、もやしそばは大衆中華店での定番注文になってしまったが、もやしそばほど安くてはずれが少ないメニューはないのである。 ここのもやしそばは、醤油スープにとろみのないもやし炒めが乗るスタイル。なにしろ急いで作ってくれたから熱っつあつだ! 個人的には、あんかけにしたほうが具とスープとの絡みが良くなって好きなのだが、店によってスタイルが様々なのは修行した店の流儀なのか自己流なのか・・・。 |
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もやしそば 600円 |
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12/10 | よ志乃寿司
(松ヶ丘町) |
郊外の個人経営のお寿司屋さんは、なぜ昼から営業しているのだろう。お店に訪れる客はたぶん少ないだろう。出前の需要がけっこうあるのか、それとも、客の有無は関係なく、どうせ夜の仕込みで店に出るのだからノレンを出してしまうのだろうか。
聞いてみればいいのだが、いまだ聞くことができない小心者だ。 大網街道沿いのこのお店も小ぎれいな店内に客は自分ひとり。カウンターで店主と差し向かいというのも少し気恥ずかしかったのでテーブルに座らせてもらった。 お品書きを見る。ランチセットのようなものはなく、おきまりが各種あるのみ。こういう時に何をたのむべきかは思案のしどころだが、幸いにもにぎり寿司の項に「おすすめ」と書かれた品があった。これ幸いと、おすすめの「特中寿司」をたのんでみた。お安いほうから、並、上、特中、特上の順の「特中」だ。4段階なら「並、上、特上、特選」あたりが一般的だと思うが特中とはおもしろい。 穴子や海老は立派だし、マグロもなかなかうまい。さすが特中だ。 郊外型個人経営寿司店は心理的ハードルが高いが、おそるおそる入ってみると意外にいい店が多い。 |
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特中寿司 1500円 |
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12/14 | SOUL FOOD CAFE(閉店)
(新田町) |
わかりにくい場所にあるお店も数あれど、このお店のわかりにくさ、地味さは相当レベルが高い。西麻布とか麻布十番ならありそうな立地である。 さほど新しくもないマンションの1階、しかも大きい方の通りからは見えないほうに面していて、目立つ看板やノボリが置いてあるわけでもない。 ガラス張りのエントランスの前には、ランチメニューも奥ゆかしく置かれていた。 そんなお店を探し当てて入ってみると、シンプルでかっこいいが、落ち着きも感じられるインテリア。そして住宅地だけに静かで落ち着いて過ごせる。 しかも、ランチメニューが実に良くできていた。店名から想像するのとは大違いのしっかりした和風の定食で、きちんとダシをとり、里芋などの具がたっぷり入った味噌汁、付け合わせの煮物もヒジキ、野菜、エビ真丈、ちょっと柑橘風味の帆立と、どれもいい。生野菜にかかる自家製っぽいドレッシングもおいしい。漬け物がいぶりがっこというのも心憎い。 異色なお店ながら、千葉市中央区最強ランチ候補にノミネートしてもいい。 | |
本日のランチA メカジキカツ 950円 |
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12/15 | 貴族館
(長洲) |
柏戸病院の病室から下に見える、今や本当に少なくなった昔ながらの喫茶店、貴族館です。 なにしろ店名が「貴族の館」だけに、レトロでゴージャスなインテリアで、壁には絵画や金管楽器が飾られているし、天井からはシャンデリアが下がっている。 奥の方の薄暗いテーブル席に座り、コーヒーとサンドウィッチを注文した。 コーヒーがおいしいのは想像どおりだが、手作りのトーストサンドのおいしさは想定外だった。 しかし、サンドウィッチをつまみながら、ちびちびとコーヒーをすする自分の姿は、どうみても貴族ではなく賤民なのでありました。 | |
サンドウィッチ+コーヒー 530円+400円 |
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12/16 | 味噌屋雷門
(富士見) |
2002年のオープン以来8年を経て、店名が「らいもん」から「味噌屋雷門」に変わった。店名に謳われている一押しメニュー、味噌ラーメンを食べてみた。 特選みそらーめんの食券を自販機で購入し、目の高さについたてがある変わったカウンターに座る。 食券を提出すると、生にんにくと擂りゴマをつけるかどうか尋ねられた。午後の仕事もあるからニンニクは自重して擂りゴマだけをお願いすると、最初に小さなあたり鉢に入った黒ごまが出てきた。 ラーメンが出てくるまでゴマをあたりながら待つという寸法で、店内の張り紙によれば「胡麻の香ばしさと風味が楽しめることまちがいなしです。」だそうだ。 出てきた特選みそらーめん、まず目につくのは、でっかいチャーシュー。 その上から擂りゴマを投入したスープは濃厚で太麺によく合うし、チャーシューもわりにおいしかったのは確かだが、780円ならこのくらいは当然か。。 | |
特選みそらーめん 780円 |
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12/17 | 鮨処 勘太(閉店)
(弁天) |
千葉公園そばのパークサイドホテルの2階にあったころから落ち着ける雰囲気の店だったのが、移転してさらに品のいい雰囲気に磨きがかかったようです。 注文したばらちらしは、木の葉型のモダンな器に盛られ、見た目も美しい。 ネタの伊達巻き率がもう少し下がると申し分ないのですが、このお値段なら上々でしょう。 |
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特選ばらちらし 1150円 |
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12/18 | 満福(閉店)
(浜野町) |
茂原街道沿いに立ち並ぶ大型店の狭間で「ラーメン」と書かれた赤いノレンが目立つ。店の前には数台の自動車が駐まっていて、もしかして隠れた名店かとの思いもよぎる。
店内はカウンターがメインで、空席の方が少ない程度の入りであった。 卓上のメニューを見ると麺類各種のほか一品料理も揃っていて、ラーメン専門店ではなく大衆中華の店と言った方が正解だ。でもラーメンを食べる気まんまんで入店してしまったので、カウンター越しにわんたんめんを注文した。 あっさりと単調で特徴のないスープと麺、具の少ないわんたん。まあ値段相応なのだが、ほかのお客さんの多くがたのんでいた炒め物系料理はうまそうだったから、メニュー選択が不適当だったのだろう。 結論として、隠れた名店というほどではないが、安くて人気があるお店のようだ。 |
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わんたんめん 500円 |
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12/20 | 紙ふうせん(閉店)
(白旗) |
かつて、街に一軒くらいは「甘味喫茶」があったものだ。あんみつ、パフェ、クリームソーダなど定番メニューに、冬はおしるこ、夏はところてんにかき氷。
そんなノスタルジックなメニューがそろう甘味喫茶はもはや追憶の存在なのである。 もしかすると千葉市中央区最 後の甘味喫茶なのかもしれない「紙ふうせん」を訪れた。 甘味喫茶らしいこぢんまりとしたテーブルが並ぶ店内、メニューには、追憶の甘味メニューが現実の存在としてそこにあった。 甘味喫茶には軽食メニューも欠かせないが、おしるこやあべ川餅と並んでラーメンや焼きそばもある。 一気に昭和気分になり、Aランチと称されるラーメンとおにぎりのセットをたのんでみた。 あっさり過ぎるシンプルな醤油ラーメンにおにぎり1個。 ふわっと握られたおにぎりの旨さときたら・・・。 |
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Aランチ(ラーメン+おにぎり) 500円 |
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12/22 | らーめん鷹の羽
(富士見) |
富士見2丁目の目立たない裏通りに、店名にもなっている鷹の羽の家紋をあしらった派手な看板を掲げるお店がオープンした。
インテリアはシックで、窓際の外が見えるカウンターに座っているとラーメン屋とは思えず、まるでスタンドバーのような雰囲気である。
そんな雰囲気にはにつかわしくないが、店内には食券の自販機が鎮座しており、まず食券を購入するのだ。 自販機のいちばん左上のボタンは店の基本メニューが割り当てられているのが通例だが、この店では「塩らーめん」が割り当てられていた。 それを参考に、塩スープの鶏そばを注文した。かなり強めの塩ダレに鶏のうま味がバランスよく加わって、なかなかおいしいスープに仕上がっていた。 あと少しだけ塩を弱めてもいいかもしれないが、千葉市中央区の中でも出色といえる塩ラーメンであった。 少し早めだが2010年千葉中央ランチの〆としてふさわしい品をありがとう。 |
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鶏そば(塩) 780円 |