2010年5月

  

5/6 グラッチェガーデンズ千葉末広店(閉店)

(末広)

ピッツァランチスープセット 「スカイラークガーデンズ」を名乗っていた頃はもう少し高級感や本格感があったが、今はお手軽イタリアン路線です。
メニューを眺めて少々思案。パスタは当たり前だし、グリルメニューもピンと来ない、たまにはピザでもたのんでみるか・・・。この判断がいけなかった。
ピザではなく、わざわざ「ピッツァ」と呼ぶくせに、出てきたピッツァはフニャフニャのパンみたいなヤツ。良識あるイタリア人なら顔に色をなして怒り出しそうだ。それだけならまだそういう食べ物だと思って食べればいいのだが、食べてみたら冷凍庫のような味がする。冷凍の方法が良くなかったのか知らないけど、メニュー選択をここまで外したのは久しぶりでした。

ピッツァランチ(厚切りベーコン)スープセット 994円

5/7 おいで屋

(長洲)

牛すじ丼温泉卵のせ 本千葉駅前ロータリーに面した串焼きのお店です。店自体は1年前くらいから存在していたと思うけど、ランチ営業を開始したのは2010年になってからです。
メニューは日替わりで2品。本日は焼き飯又は牛すじ丼の2種。これにミニサラダと冷奴がついて600円あるいは650円と手頃な価格です。
カウンターに座り、牛すじ丼を注文。狭い厨房が丸見えなので誤魔化しはきかない。こんにゃく、根菜類と一緒に煮詰められた牛すじにたっぷりのネギが乗る。これがけっこうおいしかった。
安定してこのくらいの料理が出てくるなら、安くてお勧めできるお店だと言えるでしょう。

牛すじ丼温泉卵のせ 650円

5/10 ジョナサン千葉駅前店

(富士見)

宗家キムチ冷麺(赤スープ)と焼肉丼 冷麺(盛岡や朝鮮の)が好きだから、ランチでもしばしば食べています。
千葉駅前のジョナサンの前を通りかかったら「宗家キムチ冷麺」のポスターが目立っていたので、さっそく食べてみた。
スープはピリ辛の赤スープとまろやかな白スープの2種類から赤の方を選んだ。麺は柔らかめ。盛岡風にもっとコシがあるタイプのほうが好きだが、こういうのも有りだ。スープは「ピリ辛」というとおり、若干辛い程度のぬるい辛さなのはファミレスだからやむを得ないのでしょう。別皿のキムチの量がもうちょっと多ければ、それを投入して辛さを補えるのに、残念ながらキムチの量は少ない。辛さが足りないのは許すとしても、スープの旨みが足りないので酸味が前面に出てしまっている印象でした。ミニ丼とセットにするとけっこういいお値段になってしまうのに、この内容だと不満足感のほうが先に立ってしまいます。

宗家キムチ冷麺(赤スープ)と焼肉丼 1144円

5/11 炭火焼ダイニング寿(移転)

(新千葉)

唐揚げ定食 平たく言えば「焼き鳥屋」ですが、木質を活かしたオシャレなインテリアや落とし気味の照明など、デザイナーズダイニング的なお店です。
夜は鶏料理がメインなだけに、ランチメニューも鶏料理ばかりで、チキンカツ、チキンステーキ、唐揚げ、チキンカレーの4種。鶏の嫌いな人を受け入れる気が一切無い、すがすがしいばかりのメニュー構成なのだ。
注文したのは唐揚げ。ボリュームも十分、しかも鶏肉自体がジューシーでうまい!
ごはんが少し柔らかくてベタつくところが修正されれば、まさに理想的唐揚げ定食でした。

唐揚げ定食 680円

5/13 ままや&ウォルストリート松ヶ丘店(閉店)

(宮崎町)

100%ビーフハンバーグ 「レストラン、カラオケ、ビリヤードがひとつのお店に!」というコンセプトの郊外型店舗で、駐車場には多くの車が駐まっていました。店内は広く、案内されてテーブルにつきましたが、店の全貌はよくわかりません。
平日のランチタイムは近所のマダムたちが集まって親睦を深めたりしているようで、そんな一角におじゃまする形でひっそりとランチをいただきました。
メニューは新町店と同様、いろいろなジャンルのさまざまな料理が並んでいますが、素直に一番上に書いてあったハンバーグを注文。ジューシーで、なおかつしっかりした肉の味がするハンバーグで、おいしくいただきました。

100%ビーフハンバーグ 900円

5/14 巻葉亭

(松波)

ロールキャベツとタンシチュー盛り合わせ ロールキャベツとタンシチュー、2大看板メニューが売りのこぢんまりとしたお店です。注文したのは、もちろん2大看板メニューの盛り合わせ。
タンシチューは牛タンの素材がやや微妙で、多少べったりとした味付けながらコクがあっておいしく、ロールキャベツも濃厚なソースがパンに良く合う。濃厚同士の盛り合わせだったのでワインがほしくなりました。

ロールキャベツとタンシチュー盛り合わせ 1200円

5/17 吉野家千葉富士見店(閉店)

(富士見)

ミニ牛丼ともりそばセット 富士見の吉野家の看板の色が青くなった。この通称「青い吉野家」は十割そばを扱う店なのだ。吉野家がそばを始めたと聞いたときの自分の感想は「血迷ったか?」だったが、世間には賛否両論あるようなので、なにはともあれ実際に食べてみた。
カウンター席ばかりの店内の様子は以前とはさほど変わっていないが、メニューは大きく変わり、ほとんどがそばメニュー。それに牛丼、天重、うな重があるメニュー構成は、もはや牛丼店とは呼べない。でも、やっぱり「吉野家」だし、ミニ牛丼とそばのセットにしてみた。
十割のもりそばが単品なら330円。昨今は押し出し式10割そば製麺機の普及でこんなことも可能になってきたのだろう。でも、その機械のメンテナンスは重要である。なんでそんなことを説明するかと言えば、出てきたそばの何本かは麺のエッジがギザギザに波打っていて美しくないし食感も悪かったから。これは製麺機の麺が押し出されてくる穴に何らかのひっかかり(汚れ?)があることが原因だと類推される。
せっかく安くてツユもまあまあなんだから、麺がまともな状態ならもっと評価できたのに。
結論として、値段のことを考えると思ったより悪くはないけれど、このメニュー構成で24時間営業をして、従前と同じだけの売り上げが揚がるとはとても思えないのですが、大きなお世話でしょうか。

ミニ牛丼ともりそばセット 600円

5/18

(都町)

日替わりランチ(めかじきの立田揚げ) 一般に放送局、特にテレビ局はセキュリティが厳しいというのが常識ですが、それは東京のキー局だけのようです。都町の高台にあるチバテレビの局舎前には喫茶店の行灯型看板が置いてあり、広く外部からの集客を期待しているように見えますので、堂々と正面玄関から局舎へと入ります。玄関には守衛さんがいるでもなく、そのままロビーに入り、ぐるりと見回すと奥の方に喫茶室がありました。ドアの横には本日の日替わり定食のメニューが下がり、食事も可能なことがわかります。
こぢんまりとした店内のカウンターに座り、日替わり定食をたのみました。テレビ局という華やかであっても然るべき場所なのに、実に質素で安価な定食であります。これもチバテレビらしさと言えばそのとおりかもしれません。

日替わりランチ(めかじきの立田揚げ) 580円

5/19 にくまる(閉店)

(富士見)

にくまる丼 現在は大将軍グループの「にくまる」という店名ですが、以前は別の店名だったような記憶があります。でも、もう思い出せません。
しばらく前から「ランチタイム」と書かれたノボリが出るようになり、「にくまる丼」(500円)という丼ものを唯一のランチメニューとして営業しています。12時15分頃に入店、先客は誰もいませんでした。
「にくまる丼」とは、肉とホルモンをピリ辛のタレでからめた具が乗った丼で、味付けはかなり濃厚です。白いごはんとの相性はバッチリで、これが吉野家のメニューとして採用されたらかなりのヒットになる予感がする、そんな丼でした。

にくまる丼 500円

5/20 京葉飯店(閉店)

(今井)

うまにそば 店の名前は京葉飯店だが、近くの踏切は内房線だ。けっこう年季が入った地味な佇まいの店で、卓上のメニューに書かれた店の住所は「千葉市今井」だし、電話番号の市内局番も2ケタのままである。
そのメニューを見ると、炒めもの系の一品料理が充実していたので、うま煮そばをたのんでみた。スープが黒っぽく、うま煮そばというわりには具が少なくて、チャーシューメンのように見える。一見濃厚そうに見えるスープは、ダシ的旨みは希薄ながら、それなりに飲めるあっさりした味で悪くはない。特筆すべきはチャーシューの旨さ。このチャーシューはおいしかった。

うまにそば 550円

5/21 松坂家

(祐光)

冷やしたぬきそば 街の普通のおそば屋さんで、一見、特に変わったところもないように思えたが、せいろを2枚重ねている人が多い。運ばれているのを見ていると、普通のもりでも最初から2枚で出されている。信州そばでは普通の流儀なので、そういうお店なのかと思うけど、お品書きには千葉オリジナルの箱そばもあるし、よくわかりません。
そろそろ季節物の時期になってきたので、今年初(だったかな・・・?)の冷やしたぬき。揚げ玉と冷たいツユがからんでうまい。冷やしたぬきを発明した人はえらいな。

冷やしたぬきそば 700円

5/24 百福(ももふく)

(春日)

豚ロース生姜焼定食 「旬菜割烹」を名乗るお店である。西千葉駅の目の前にあるビルの地下にあり、以前、とんかつの「都里沼」があった場所にオープンした。改装されて全体的に小ぎれいにはなったが、こぢんまりとした店内の配置は変わっていなかった。
ランチメニューはいわゆる居酒屋的昼定食が数種類あって生姜焼きをたのんでみた。一見普通の定食だが、アサリがたっぷり入った味噌汁はおいしいし、お新香もうまい。メインの生姜焼きは、肉が5枚もあってボリューム十分なうえに味も濃いめでごはんに良く合う。地味に高水準の定食を出してくれる、いいお店でした。

豚ロース生姜焼定食 850円

5/25 支那そば一丁(閉店)

(本町)

ラーメン 長らく夜しか営業していなかったお店だが、このところ昼も開けているようなので訪問してみた。
店のひさしに大きく「支那そば一丁」と書いてあるので、ラーメン専門店かと思っていたけど、入ってみるとカウンターにはダメージヘアの姉さんがなれなれしい感じで昼から飲んでいたり、何やらスナックのような微妙な雰囲気である。
メニュー(「女乳」と書いてある・・・苦笑)をみるとおおむね大衆中華の店のようだったが、落ち着く気分にもなれず、簡単にラーメン単品をたのんでみた。出てきたラーメンは実にシンプルで、まさに「支那そば」だ。
まずスープを飲んでみたが、どこかで味わったことのある味だった。そう、千葉駅構内の「いっつも」のスープに似ていたのでありました。

ラーメン 500円

5/26 ビンディ

(中央港)

Aランチ(ダールカレーHot) 千葉みなと駅の周辺は昼食をとることのできるお店は多くない。だが、このお店は、まだインド料理の店が珍しかった10年以上前から営業しているのだ。
京葉線のガード下という立地ながら2階席もあって、8割ほどの席が埋まる盛況ぶりだった。ランチセットは4種のカレーから1種を選ぶ方式で、辛さもマイルド、ノーマル、リトルホット、ホット、ベリーホットの5段階で選べる。
最近お気に入りの豆のカレー、ダールカレーをホットで注文したが、たいして辛くもないし、スパイスも単調に感じた。ノーマルの味がかなり甘口に設定されているらしく、コクが少々足りない感じではあったが、大きくて、もっちりした食感のナンはなかなかおいしく、量的には満足した。
好みの問題なので、マイルドな味が好きな人には良いでしょう。

Aランチ(ダールカレーHot) 780円

5/27 アンジェアリオ蘇我店

(川崎町)

ランチセットA アリオ蘇我2階のレストラン街で、平日のランチタイムでは比較的人気のお店です。主婦層はなんだかんだいってパスタが好きなのでしょう。
そんな主婦層にまぎれて、男ひとり、ランチセットのモッツァレラチーズのトマトソーススパゲティを注文しました。15分ほど待ってでてきたパスタは、店の雰囲気に似合ってお皿もオシャレで、盛りつけもおいしそう。
食べてみれば、ごくノーマルなおいしさでしたが。

ランチセットA
(モッツァレラチーズのトマトソース) 980円

5/28 北京(閉店)

(弁天)

中華丼 近くに用事がなければ決して近づくことはないような、「なんでこんな場所に?」的立地のお店がたまにあります。ここもそんな一軒ですが、どこから来るのかお客さんはポツリポツリとやって来ます。
注文したのは中華丼。味の濃さ、野菜の炒め加減、具のバランス、すべてが丁度良く、一気に食べ進みました。
料理というものは、バランスの良さ、丁度良さなど、まさに塩梅が大事なのであります。

中華丼 787円

5/30 シェ・レザンジュ

(春日)





普段の千葉中央らんちでは、昼休みにそそくさと食事を済ませているのですが、このお店には時間に余裕のある時に訪れたいと思い、わざわざ日曜日にやってきました。
奥の静かな小部屋に通され、まずはグラスワインで乾杯!(何に・・・?)ランチコースをゆっくりと楽しむにはワインが欠かせません。
さすが創業30年、ランチコースといえども、多彩なソースが決め手の王道フレンチを堪能できました。

(1)春ゴボウのスープ
色は地味です。でもゴボウ由来の大地の香り溢れるさわやかな風味です。

(2)スモーク鴨肉のサラダ
前菜なのに盛大な盛りつけです。赤ワインが進むように考えてくれたのでしょうか。

(3)温野菜と生ハムのオランデーズソース
生ハムや人参の赤にオランデーズソースのイエローが彩り鮮やかなひと皿。
オランデーズソースは、酸味とバターのコクとが絶妙なバランスで、パンにつけても最高でした。

(4)牛フィレ肉のステーキ
これぞ「まったりとしてコクがある」と言いたくなるボルドレーズソースがすばらしい。

(5)デザートにもソースが使われています。
まさにソースの魔術師。

30周年記念特別サービスランチ 3000円