2010年2月

  

2/2

美味しん坊喰楽部(閉店)

(新千葉)

カツカレー 「お食事処」というノボリが立ち、メニューも店頭に置かれてはいるものの、仄暗い階段を2階に昇るのに勇気がいった。
2階は靴を脱いで上がる座敷で、いくつか並ぶテーブルに先客は誰もいない。テーブルならともかく、座敷の広間にぽつんと一人で座るのはいたたまれない気がして、さっさと食べられるカツカレーを注文してしまった。
安易にカツカレーをたのんでしまったが、ランチメニューは定食の種類が豊富で安く、良さそうな感じはする。それなのに空いているのは、階段を上がるのが億劫だから?それともたまたまかしら?

カツカレー 600円

2/3

麺小屋松ヶ丘店(閉店)

(松ヶ丘町)

岩のりラーメン 麺小屋は千葉県内で展開しているチェーンですが、あまり目立つ存在ではなく、千葉市中央区ではこの松ヶ丘店だけです。看板は比較的新しく、店内も現代風を意識してウッディな造りになってはいますが、以前の店(伊勢屋ラーメン)の雰囲気を色濃く残しています。
メニューを見るとラーメン各種のほか、定食が数種類、そして、冷やしたぬきうどん?およそラーメンのチェーン店とは思えない自由なメニュー構成です。
さらに、平日は餃子が100円だとか、11:30までに来店で100円引きだとか、さまざまなサービスが目立ちました。
そんなさまざまなメニューやサービスを尻目に注文したのは岩のりラーメン。醤油ラーメンに岩のりをトッピングしたもので、深みのないあっさりしたスープなのに、岩のりが原因なのか後味がほろ苦いという、残念ながら私の口には合いませんでした。
定食を食べている人が多かったのは、そういうことなのかしら・・・。

岩のりラーメン 650円

2/4

昌慶苑

(春日)

焼肉定食 総武線の電車からもよく見える駅前の焼肉屋さんです。
ファミレスのような余裕のある広めのテーブルに座り、ランチメニューの焼肉定食を注文した。
あらかじめメニュー写真を見て、かなり皿数が多いと思ってはいたけど、小鉢やタレやサラダや肉や水餃子などが次々と卓上に並んでいき、ランチタイムとは思えない大御馳走になった。肉の量もランチ定食にしては多めだし、何より旨い!
これは、質・量・値段の総合評価で、千葉市中央区1・2を争うランチ焼肉定食なのではないかと思われる。

焼肉定食 1260円

2/5

rix's cafe(閉店)

(新宿)

日替わりランチ 千葉中央駅前に忽然と現れたオシャレなカフェであります。インテリアを楽しむ、というコンセプトで、個性的な椅子や照明器具が並ぶ明るいお店です。
もう女子のハートのストライクゾーンに直球ズバーン!。そう、自分以外の客は全員女子でした(笑)
明るくて居心地もいいし、フードもなかなかのものです。男性にはボリュームが心許ないのではないかとの懸念もあるでしょう。ただ、男性にはごはんの盛りが若干良くなるようだし、思い切って入ってみるのもいいと思いますよ。

日替わりランチ 900円

2/12

くいどんバーグ都町店(閉店)

(都町)

くいどんバーグ150g 以前ここは、デニーズの実験店舗「デニーズ千葉都町店」だったが、現在は、すぐ近くに本社がある焼肉大将軍グループのハンバーグ店「くいどんバーグ」になっている。
店名に「バーグ」がつくから、ハンバーグ専門店かと思ったら、ランチメニューは意外にバラエティに富んでいた。それでも注文したのはやっぱり「バーグ」の基本メニューのくいどんバーグ。肉質に自信があるのか、ハンバーグにはソースが何もかかっていない。ナイフで切ってみれば肉汁がしみ出てきて、プレーンのまま食べてもOKだけど、さすがに何もかけないと味にパンチがない。焼肉のタレのようなものをかけてみたけど、いまひとつピンと来ない。ソースを工夫したらおいしいと思うんだけど・・・。

くいどんバーグ150g 700円

2/15

我家我屋(閉店)

(富士見)



以前、千葉駅西口駅前にあった我家我屋が、富士見の元メルカト富士見店があった場所に移転オープンしています。
移転してメニューも変わり、時間制限制食べ放題のランチブッフェスタイルになっています。まず制限時間を60分にするか90分にするか決めて、パスタだけは作り置きができないので、最初に注文します。そして、好きな料理を好きなだけ取ります。
パスタ(完熟トマトのジェノバ風)だけでけっこうなボリュームがあったうえ、どの料理もけっこうおいしくて、つい食べ過ぎてしまいました。
これで1050円は納得です。

イタリアンランチブッフェ(60分) 1050円

2/16

餃子の王将千葉寒川店

(寒川町)

天津飯+餃子 不況の中でも業績好調、ご存じ「餃子の王将」。千葉市中央区には、国道357号線沿いの「千葉寒川店」1軒だけしかない。さすがに業績好調だけに店内はかなりの盛況で、テーブルはほぼ満卓、カウンターに若干空席があるような状態だった。
王将チェーンは過去数回しか利用したことがない。まだたのんだことがないメニューもたくさんある。その未経験メニューの中から、王将の数あるメニューの中で調理時間が最短という「天津飯」をたのんでみた。もちろん餃子をつけて。
けっこう混んでいたせいか、調理時間は最短でも出てくるまでにそれなりに時間はかかった。少しゆるめのあんがかかった天津飯をレンゲですくって食べてみる。これは・・・意外にうまい。いや思っていたよりずっと旨い。正直、王将の餃子は普通だと思っているけど、天津飯はかなり気に入った!

天津飯+餃子 462円+231円

2/17

炙花道(閉店)

(富士見)

チキンカレーとうどんのセット 以前「高田屋」だった場所にオープンした創作ダイニングです。「創作ダイニング」というコンセプトは手垢まみれではありますが、そういうお店です。
ランチメニューは、丼またはカレーとうどんのセットが4種。これまた手作り感が希薄で安直なメニュー構成です。しかも価格設定が強気です。とりあえず、いちばん安価なメニューをたのんでおきました。
キャパが比較的大きいという以外、特筆すべきところはないように思いますが、今後の進歩に期待しておこうと思います。

チキンカレーとうどんのセット 780円

2/19

更科支店(閉店)

(弁天)

天ぷらそば 寒い冬の昼休み、天ぷらそばの揚げたての海老天がアツアツで、これがツユとからまってうまい。テレビではバンクーバー五輪の男子フィギュアスケートが流れている。
ぼんやりスケートを眺めつつ、思い出したかのようにそばをすする。名も知らぬ下位の選手の演技は、素人目にもあまり上手じゃない。小塚選手が登場した。ひいき目ではなく格段に上手な演技だ。すごい、と思ったら転んでしまった。惜しい。
というところで、上代650円也を支払って店を出た、とある2月の昼休み。

天ぷらそば 650円

2/23

ステーキマウンテン(閉店)

(新町)

ステーキチャーハン(M)+セットドリンク そごうのフードコートもときどきお店が入れ替わっているようで、以前あったフォーのお店CELADONのかわりに、このお店が入った。と言っても、フードコート全体がひとつの会社なのだが。
さて、このお店、「鉄板ステーキチャーハンの店」という文字が大きく書いてあるので、最初それが店名かと思った。そしてメニューは基本的にそのステーキチャーハンしかない。それにソースやトッピングで少し変化があるだけだ。なのでシンプルに「ステーキチャーハン」をたのんでみた。
鉄板に焼き飯、野菜、中心に薄いながらもステーキが乗っている様子は、要するにペッパーランチのそれだ。なるほど、以前のお店のベトナム麺よりも、下世話なペッパーランチ的な食べ物のほうが大衆に受けるということか・・・。

ステーキチャーハン(M)+セットドリンク
750円+100円

2/24

ニューラーメンショップ蘇我店

(宮崎町)

ネギラーメン 「ニュー」が店名につく店は、それほど新しくない場合が多いのだが、このお店は、同じ通りにある「ラーメンショップ松ヶ丘店」よりは新しく見える。だからニューラーメンショップなのだろうか。真相はわからないが、メニュー構成は似通っていて、やはりネギラーメンが売りのようだったので、たのんでみた。
丼の色が青くて平たいラーメンショップ型じゃないし、スープの色も薄め、麺も細い。ラーメンショップという名は同じだが、よくあるチェーンのラーメンショップとはだいぶ違っていた。ボリューム、味のパンチ力ともに控えめなので、味噌にするか餃子とセットにするかしたほうが満足できたのではないかと思う。

ネギラーメン 650円

2/25

たまごかけごはん屋(閉店)

(登戸)

テレビや雑誌で取り上げられるような新しいコンセプトのお店が千葉市にやってくるのには、その情報発信から半年、ないしは1年以上かかる。そして、その流行は潮が引くように去っていくのも残念だがよくある話だ。たまごかけごはん専門店なる店は雑誌などで目にしていたが、この1月、初めて千葉市中央区にできたのがこのお店である。
店頭の黒板に手書きのメニューが書いてあるが、まずその値段に驚く。いくら手間がかからないメニューとはいえ、たまごかけごはん定食300円とは絶句した。これで小鉢2種がついて、ごはんと味噌汁と生卵はおかわり自由である。いくらデフレの世とはいえ、あまりにも神メニューすぎて心配になったので、サバ塩焼がついてくる、たまごかけごはん定食の上をたのんだ。テーブル上には、「地養卵」と「おはたま」の2種類の卵がザルに盛られていて、好きなだけ食べていいのである。「地養卵」は兵庫県産であっさり、「おはたま」は宮城県産で濃厚と書いてあった。2種の生卵にたまごかけごはん専用醤油をかけて、軽くかきまぜてごはんの上に注ぐ。うーーーむ。どちらもごはんにとても合う、としか言えない。そして実にうまいのは言うまでもない。このお店が近くにある千葉市役所や千葉銀行本店に勤めている人は幸せ者だ。

たまごかけごはん定食(上)+納豆
420円+60円

2/26

魚料理しらい(閉店)

(栄町)

鉄火丼 栄町通りでランチタイムにノレンが出ている貴重なお店の1軒である。「営業中」の札が下がり、白いノレンに、行灯型看板も置かれてはいる。看板に「魚料理」と書いてはあるが、どんなお店なのか見当がつかないので心理的ハードルが高いお店のひとつだった。
思い切ってノレンをくぐってみた。カウンターが6席のほか、座敷などがあるのかはわからない。年配だが気っぷのいいおかみさんがひとり、奥から迎えてくれた。
さて、どうしたものか・・・。夜のお品書きらしきものは書いてあったが昼は何ができるのかわからない。「お昼は何ができますか?」とたずねてみた。基本的には昼夜関係なく、その日仕入れている魚で定食か丼を作ってくれるようで、この日はイワシ、カツオ、生タコ、カレイ、銀だら、鮪などから選ぶことになった。そしてお願いしたのは鉄火丼。
ヴェテランのおかみさんこだわりの素材で作られた丼はさすがにおいしかった。ふと見ると壁に掲げられた調理師免許は「千葉県知事 柴田等」となっていた。昭和25〜37年に在任した知事である。おそれいりました。

鉄火丼 1150円