2010年1月

  

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AROMA

(新宿)

ナスのボロネーゼソース ダーツカフェなのです。でもお店の前にランチの看板が堂々と出ていますので、思い切って入ってみました。壁にはダーツが5台並んでいたけど、プレイしている人はなく、ランチをとる人が数組テーブルについていました。
ランチメニューを見ると「ナスのボロネーゼソース」の破格の500円に目が釘付け!しかもミニサラダとドリンクまでついての500円!これは安い!さっそく注文してみました。
値段にびっくりだけでなく、食べてもびっくり。パスタは絶妙な食感だし、ソースはベチャベチャせず、しっかりと麺にからんで旨い!ナスの味付けもいい。これは驚くほど本格的です。1階のレストランから運んでいるのかもしれませんが、いずれにせよ500円でこれだけのものを食べられるとは驚きです。

ナスのボロネーゼソース 500円

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福嘉園(閉店)

(都町)

日替わり定食(ニラ玉炒め) 赤いビニールのひさしは塗り替えられているけど、うっすらと以前の店の「鹿島家」の文字が透けています。そんな元ラーメン屋の店舗を居抜きで使っている中華のお店です。
元ラーメン屋の造りらしくカウンター席が厨房を囲む。一番奥の席に座り、特に考えもなく「日替わり」とたのんでしまってからゆっくりとメニューを見ると、麺類、チャーハン、丼ものなどがあって、値段を考えるのが面倒だったのか、ほぼ全部のメニューが600円だった。日替わり定食650円は一般には安いほうだが、このお店では高級なメニューだった。(笑)
本日の日替わりのニラ玉炒めは、適度なうま味調味料と塩でバランス良くまとまった味で、普通においしくいただきました。

日替わり定食(ニラ玉炒め) 650円

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ロイヤルインドカレー(閉店)

(本千葉町)

チキンカレーセット 千葉中央駅直結のミーオフードコートにあるインドカレー店です。2009年1月限りでバルチックカレーが閉店し、以後1年近く空いていたスペースに「ロイヤルインドカレー」がオープンしました。看板には「インド人がつくる本場のインドカレー」と書いてあって、厨房にはインド人らしき人が働いています。
フードコート内の店とはいえ、サグカレーやキーマカレーといった本格的インドカレーが揃い、サイドメニューもタンドリーチキンやチキンティッカなどがあって、インド料理の大衆化が一気に進んだように思えます。
チキンカレーのセットをナンでお願いしました。日本人の吸収力がすごいのかどうか、今やナンの存在も当たり前。幅広い客層を対象にしたフードコート内のお店にしては、きちんとスパイシーで、それなりにおいしいカレーでした。

チキンカレーセット 590円

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いっつも千葉駅構内店(閉店)

(新千葉)

目玉焼きそば ついに始まった千葉駅の改修工事のため、改札内にあった飲食店は2009年末から続々と閉店が始まり、1月末には、この「いっつも」と「ベックス」だけになってしまう。
ここもいつまで残るかわからないので、かなり久しぶりに焼きそばを食べにきた。
ラーメンもそうだが、焼きそばもまた、特にどうってことはないソース焼きそばだ。でもこのソース焼きそばは、半世紀近くも千葉駅を見届けてきた焼きそばなのである。(大げさ過ぎか・・・)
冷水器の水をぐびりと流し込みながら、もそもそと食べる焼きそばは昭和の思い出を呼び起こす。

目玉焼きそば 440円

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蓮の花(閉店)

(稲荷町)

麻婆豆腐定食 国道357号下り線沿い、アリオ蘇我の正面にある中国料理のお店です。国道沿いといっても国道から直接入れる駐車場がないせいか、おおむね空いているようです。
店頭には写真つきのきれいに印刷されたメニューと、とても味のある手書きのメニューが置いてあった。それを見て、なんとなく麻婆豆腐定食をたのんでみました。
麻婆豆腐は店によって味が大きく変わるメニューですが、ここの麻婆豆腐は、豚の背脂の香りが最初にきて、甘さが先行するけど、甘さの後から辛さがじわじわと追いかけてくるという独特な味だった。麻婆豆腐はカレーと似て、どう作ってもだいたいごはんに合う味にはできるらしく、本日もごはんをバクバクといただきました。

麻婆豆腐定食 680円

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NAKAJAH'Sナポリタン(閉店)

(中央)

ナポリタンランチセットA 以前はホットドッグやロコモコなどをランチで出していた「ゾームアメリカンダイナー」が、2009年12月から、ランチタイムのみナポリタンをメインにした店になっています。ナポリタン好きのらんち王としては、期待に胸をふくらませて初めての訪問を果たしました。
ナポリタンといえば、ケチャップ色のヤツというのが常識だけど、このお店では白(ホワイトソース)・黒(ブラウンソース)・赤(ノーマル)の三種類がある。どうせなら白・黒・抹茶・小豆・珈琲・柚子・桜の7種類あったら良かったのに。ってそれは昔やってた青柳ういろうのCMです。つい脱線しました。
さて、あまり広くはないお店ですが、12月のナポリタン店オープン以来そこそこ定着しているようで、先客が5人。空いていた小さいテーブルに座り、普通にナポリタンランチセットAと注文を通したら、何色にするか聞かれずじまい。ランチセットは色の指定ができないのか、残念だな、と思いきや、前に注文していた人にランチセットが白で出されたので、希望を言えば良かっただけのようです。改めて卓上のメニューを良く見たら、何も指定しない場合は定番の赤(ケチャップ)になると書いてありました。もともと定番のナポリタンが食べたかったのでノープロブレムです。
その定番ナポリタン、一見普通のナポリタンだけど、ドライバジルがふりかけられ、味付けもスパイシー!しかもけっこうコクがある旨さで、家庭でつくる母の味的な予想は大きく裏切られました。ナポリタンはよく「昔懐かしい」とのキャッチコピーがつくのを見るけど、これは全然懐かしくない。むしろ斬新でとがった味の新しい旨さだな、という印象を受けました。そうはいっても結局ナポリタンなので、食に保守的な人でも抵抗なく注文できそうです。

ナポリタンランチセットA 850円

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ウッドハウスカフェ(閉店)

(松波)

野菜のグリル 南向きの窓から光が差し込む明るくて心地いい空間のお店です。11:30〜17:00までの長いランチタイムには、「体にやさしいゆるベジランチ」と称して野菜中心のメニューがそろっています。その中でも代表的メニューと思われる「野菜のグリル」をたのんでみました。
皿盛りの中心にはハーブで炒めたパンチェッタが収まっていて、その周辺に里芋、人参、白菜,、椎茸のグリルに青菜が添えられています。これに好きなドリンクがついているだけで、パンもライスも別売りなのです。ここはあえてパンもライスもたのまず、純粋に料理の味だけを楽しんでみました。少し強めの塩味にハーブが香ばしいパンチェッタを食べ、それを周囲の野菜の甘さで受け止める。滋養が体にしみわたるようなおいしさです。セットでたのんだ紅茶、オーガニックダージリンも、これまた本格的に茶葉で淹れたどっしりとした渋みがおいしい紅茶でした。完全に気分がリフレッシュ!午後からの仕事に気合いも入るというものです。

野菜のグリル 1000円

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オモニ(閉店)

(本町)

ビビンパランチ 千葉銀座にあった同名の韓国料理店が閉店したのは2007年11月。現在は本町に場所を変えて営業している。数種類あるランチメニューは800円だが、「ビビンパランチ」だけは500円という安さだ。その安さにひかれてビビンパランチをお願いした。
500円のランチとはいえ、韓国料理に付きものの小皿の前菜が3種出てくる。そして、ステンレスの器にビビンパである。さっそくスプーンでこねこねと攪拌していたら、その様子があまりにも不様で見かねたのか、お店のオモニから「混ぜてあげましょうか?」とのありがたいお声がかかった。さすがオモニ、見事なスプーンさばきで、みるみるうちにビビンバは均一に混ざっていく。
オモニが混ぜてくれたビビンバは、おいしかった。

ビビンパランチ 500円

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泰昇軒

(生実町)

もやしそば 過去8年の間、初めての店に入り続けること約1500軒。そんな百戦錬磨のらんち王をもってしても、ノレンをくぐるのにかなりの逆風を感じたお店である。
店の様子は質素そのもので、くすんだ黄色のビニールひさしに「泰昇軒」とだけ書かれ、ノボリやポスターのたぐいも一切存在しない。メニューも値段も不明だし、入り口にノレンこそ下がっているけど、営業中ともなんとも書かれてはいない。さらに入り口のアルミサッシの引き戸は、くもりガラスで店内の様子もわからない。
フリの客はなるべく入って来て欲しくないんじゃないかと思えるほどの様々なギミックをはねのけて、思い切ってアルミの引き戸を開けた。店内には、4人は掛けられなさそうな小さい4人掛けのテーブルが4つ。もちろん先客なし。幸いなことにメニューだけは店内に大きく掲げられていたので、それを見てもやしそばを注文した。もやしや野菜の炒め方はわりといいけど、もうちょっとスープにうま味が欲しかった。鄙には稀なおいしさを期待したけど、鄙びた雰囲気に見合うような内容だったのは惜しまれる。

もやしそば 580円

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カフェコロラド千葉ポートタウン店(閉店)

(問屋町)

フレッシュエッグサンドセット もはや瀕死のポートタウンのレストラン街にかろうじて残ったフルサービスのコーヒーショップ、カフェコロラドです。
セルフサービスが当たり前になった喫茶チェーンのなかで、カフェコロラドは、古き良き喫茶店の雰囲気を残しています。
テーブルに座って注文すれば店員さんが運んできてくれるという、当たり前のサービスが贅沢に感じるのは時代の流れでしょうか。ランチメニューはサンドウィッチが各種あります。工場で作られた既製品ではなく、きちんとお店で作っているサンドウィッチはどこか懐かしいおいしさで、ふと奈良屋の大食堂を思い出しました。

フレッシュエッグサンドセット 750円

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さくら井(閉店)

(新町)

鴨南蛮そば 千葉市中央区内全域の情報を最新に保つのはなかなか困難で、気付かぬうちにお店がオープンしたり閉店したりはよくあります。ここもしばらくオープンしていたことに気付かなかったお店ですが、2009年10月オープンだそうです。
竹色のノレンが下がる、品のある外観は、本格的な蕎麦を食べさせてくれそうな予感を感じさせてくれます。近寄ってみると店頭の縁台にお品書きが置かれていました。
そういえばこの冬は鴨南蛮を食べていないなあ、という思いと、「蔵王産合鴨使用」との説明から、ここならおいしい鴨南蛮が食べられそうだと思ってノレンをくぐりました。
店内はカウンターにテーブル3卓、小上がりが2卓。白いカバーがかかった椅子が上品で、ちょっと高級な小料理店のような雰囲気です。
鴨の脂とダシが利いたツユはおいしく、そばもコシがあって香ばしく、かなり満足な一品でした。それなりのお値段になってしまうので、たまの贅沢という時には最適です。

鴨南蛮そば 1480円

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デニーズ仁戸名店(閉店)

(仁戸名町)

日替わりランチ(回鍋肉とイカフライ) 2010年1月現在、千葉市中央区には4軒のデニーズがあります。きょう仁戸名店を訪れたので、未訪問で残るは祐光店だけになりました。
きょうの仁戸名店は喫煙席も禁煙席も8割方のテーブルが埋まり、なかなかの繁盛ぶりです。ごく普通に日替わりランチをたのみ、無難な味であることを確認。ただそれだけのために少し遠いこの場所までやってきたわけで、自分はいったい何をしてるんでしょうかね。

日替わりランチ(回鍋肉とイカフライ) 680円

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かりん亭(閉店)

(院内)

あじ刺身定食 飲食店などありそうにもない裏通りで「昼定食」のノボリがはためいているのが目印です。
地味な場所の小さなお店だけど、全品600円とお得でおいしい定食を目当てに、常連客が続々集まってくる。カウンターに座り、あじ刺身定食を注文した。
メインのあじ刺身にはイカ刺しも添えられ、お新香、小鉢のほかデザートに羊羹までついてきた。この内容で600円は希有な良心的価格だ。これは常連になる人の気持ちがよくわかります。

あじ刺身定食 600円

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君来飯店(閉店)

(富士見)

牛肉と野菜炒め定食 黒地にゴールドの文字が燦然と輝く看板がもの凄い存在感を主張している中華のお店です。
目立つというのは大事なことなのか、ほぼ満席の盛況で、注文後20分ほど待たされて、お盆がないからということで器をバラバラと卓上に並べてくれました。
この時点であと一品、小鉢の棒々鶏がついたらしいのですが、お盆に並べないせいか忘れられていたようです。たのんだ自分も、それが足りないことに気付くわけもなく、半分以上食べたところで小鉢が出てきました。おかずとごはんのバランスを考えて食べているのに、食事中盤での思わぬおかずの追加は嬉しいような困ったような・・・。
結局、ボリュームはあるし、味付けもまあまあでした。ということで支持されているのではないかと思います。

牛肉と野菜炒め定食 780円