2008年12月

  

12/1

正華飯店

(星久喜町)

もやしそば 大網街道沿いで駐車場もないのに、どこからかお客さんはやって来るようで、思いの外繁盛していた。
カウンターに座りメニューを眺める。全体的に安い。麺類にするか定食にするか考えて、結局もやしそばをたのんでしまった。最近、もやしそば注文率が高いような気がするけど、まあいいか。
まずスープをひとくちすすって、具のもやし炒めから食べ始める。具はなかなかうまい。
それなのに、スープと麺がちょっと置いてきぼり。
たしかに、他のお客さんの多くが焼きそばや炒め物を食べていた。ここは炒め物が得意なお店らしい。

もやしそば 550円

12/2

まとい亭

(弁天)


お店は建物の外階段を上がって2階にある。
その階段は非常階段のような鉄の無骨なもので、手すりには手書きのメニューがくくりつけてある。上には洗濯物が干してあるような感じでアースカラーのノレンが4枚かかっていて、エントランスから手作り感満載だ。店内も手作り感あふれる暖かいインテリアで、大いにくつろげそう。
そして、この手のお店なら当然のごとく、お客さんは女性ばかりである。
女性向けということで、ランチセットにはデザートとドリンクが必ずついてくるようになっている。単品での注文も可能のようだけど、せっかくだからセットをたのんでみました。
注文したのはお店の看板メニューらしい「あさりソース」のスパゲティと、デザートはチョコレートケーキ。あさりソースは、生姜が利いたスープスパゲティのようなもので、独特の味覚です。スパゲティを食べ、コーヒーを飲みながらケーキを食べる。間違いなくまったりとくつろげるけど、時間に余裕があるとき限定です。

あさりソースとしめじセット 1200円

12/3

和no花(閉店)

(登戸)

鮪のレアカツレツ 各テーブルがスダレで仕切られて個室感覚になっている現代的インテリアの和風ダイニングです。比較的空いていたのは、ランチの単価がやや高めのせいでしょうか。
すしや海鮮丼などの刺身を中心にしたメニュー構成のためか、やや高めの単価になっているようです。
なんとなく刺身系を食べる気分じゃなかったところに、ちょうど良くマグロのカツレツというメニューを発見したので、これをたのんでみた。
四角い大皿にサラダ、付け合わせとマグロのカツ。盛りつけはなかなかきれい。レアカツというだけあって、カツの断面の中心部分は赤いままになっている。
薬味として、梅肉おろし、しょうがおろし、そしてワサビがついてくる。どの薬味も一長一短で、この中では比較的しょうがおろしがいいような気もするけど、単に醤油をつけただけのほうが好きだったりしたわけで。

鮪のレアカツレツ 980円

12/4

sol mariachi(ソルマリアッチ)

(新宿)

日替りタコスプレート 以前、アジア料理の「ポーチャイ」というお店があった場所がメキシコ料理のお店になった。ランチメニューは店頭の路上に掲示されてあり、メキシコごはん、日替わりタコス、ケサディージャの3種のメニューが書かれていた。このうち、メキシコごはんに興味を惹かれて、いざ入店。
狭い階段を上がると雰囲気のあるエントランスがあって、お籠もり感のある控えめな照明と、中南米風のエキゾチックなインテリアに迎えられた。テーブルには先客が2組、カウンターに座ると「メキシコごはん」が終了したとの先制パンチを喰らう。先客が全員同じものをたのんだとも思えないのに売り切れとは残念。仕込み数が少ないらしい。とはいえ、そのメニューに特別の思い入れがあるわけでもないし、気を取り直して第2希望のタコスプレートをたのんだ。
カウンターの目の前に置かれたホットプレートでタコスが焼かれ始める。注文の都度、焼いてくれるようだ。その焼きたてタコスに、サルサソースとチキンを煮たものをくるんでいただきました。こういうランチも悪くないけど、これはやっぱりお酒といっしょに食べたい料理ですね。

日替りタコスプレート 850円

12/5

天府記

(南町)

Bランチ(旬カキと豆腐の醤油煮) 蘇我駅近くで定評のある中国料理のお店「天府記」に行ってみました。けっこう広いフロアはなかなかの盛況ぶりで、観察すると担々麺のセットをたのんでいる人が多いようでした。
で、今月のランチメニューをみると、「旬カキと豆腐の醤油煮」という、大衆中華のお店ではおよそお目にかからない料理があったのでたのんでみました。
メインのおかずはカキのダシが利いた程の良い味付けで、おいしい料理でした。小鉢もスープも手抜きないおいしさで、さすがです。
醤油煮はおいしかったけど、ややあっさりしていて、定食のおかずよりも単品料理として楽しんだ方がいいかもしれません。

Bランチ(旬カキと豆腐の醤油煮) 880円

12/8

丸ト水産千葉中央店(閉店)

(中央)

海鮮丼 酒のケースをイスにして、木のトロ箱がテーブル代わりという漁師らしい豪快な雰囲気を表現したお店づくりが印象的なお店です。
料理も比較的安くて豪快でした。海鮮丼には、これでもかとばかりの具が乗っていて、しかも生ガキとか生ホッキとか、およそ海鮮丼らしからぬ珍しいものも入ってます。
列記してみます。甘エビ、生ガキ、エンガワ、マグロ、サーモン、穴子、シメサバ、イカ、カンパチ、生ホッキ、玉子です。これだけ入って800円はお得です。

海鮮丼 800円

12/9

マクドナルド千葉都町店

(都町)

ダブルクオーターパウンダーチーズ やらせで行列を演出して人気を煽るというふざけたPRをした後、全国販売になったクオーターパウンダーです。まったくマクドという会社は心ある人の神経を逆撫でするようなことばかりやってくれます。
そして宣伝コピーが「ハンバーガーをナメているすべての人たちへ」。
開いた口がふさがらないとはこのことです。ハンバーガーをして、ナメるに値する食物たらしめた張本人は、ほかでもないマクドさんでしょ?あまりの厚顔さにビックル飲みまくり(byきっこ)なのだ。
まあ、そういうことはさておいて、噂のクオーターパウンダーを食べてみた。さすがにしっかりと肉を食らう感覚があって、それなりに食べられる。昭和50年代に食べた記憶だと、もっとヘビーだと思っていたけど、記憶が違うのか事実が異なるのかはわかりませんね。

ダブルクオーターパウンダーチーズ 490円

12/10

華屋与兵衛東千葉店(閉店)

(東千葉)

ランチにぎり寿司セット 千葉市の中心部からみつわ台や穴川IC方面に向かう道路のロードサイドに立地する寿司系ファミレス「華屋与兵衛」です。客層は主に小家族で、比較的年齢層が高めです。和食系ファミレスらしい傾向といえるでしょう。
ランチメニューを見ると、以前よりも価格帯が100円程度安くなっているように思えました。
やっぱり不況で外食にお金をかけられなくなってきているのでしょうか。
注文したのは、うどんと寿司の組み合わせの「ランチにぎり寿司セット」。いわゆる安直なメニューです。サーモンがかなりアレレな味であるほか、まあチェーンのランチセットのお寿司というのはこんなものでしょうかねえ。

ランチにぎり寿司セット 829円

12/11

おたぎり

(栄町)

カキフライ定食 建物は少しくたびれているけど、「とろろ料理」、「一品料理」と書かれた白いノレンが颯爽とはためいているお店です。
「とろろ料理」がメインではありますが、お昼には各種定食も揃っているし、カウンターの前に見えるネタケースにはアジ、サバ、ウニ、タコ、キンメ、赤貝など新鮮な魚介がずらりと並んでいます。
きょうはカキフライの気分だったので「カキフライ定食」にしてみました。さすがとろろ料理のお店だけに、ご飯は麦飯です。揚げ物には白米のほうがいいような気もしますが、まあいいでしょう。揚げたて(やや揚げすぎか)カキフライをハフハフといただきました。
店を出てからメニューをよく見るとカキフライととろろのセットという気の利いたものがあったんですね。それにすればよかった・・・

カキフライ定食 850円

12/15

天得(閉店)

(寒川町)

海老穴子天丼 寒川町の旧道が国道357線と接近し、京葉線のガードをくぐるあたり、と言ってもわかりにくいか。「餃子の王将」の裏側にあって、目立たないお店である。
というような場所にあるのに、駐車場があるのかないのかわかりにくい。店の横に駐められるようだが、ふらりと来て車を入れやすい感じではない。店頭に手頃な価格のランチメニューも貼り出されているけど、フリの客は入りにくいなあ、などと思いながら入ってみた。
思った通り先客なし。店の中に店主ひとり、客ひとり。自然に会話が始まる。
主:「どうしてウチに来ましたか?」
み:「いや・・・通りがかりです(苦笑)。」
主:「ありがとうございます。お昼は厳しいんですよ。あまりお客さん来ないんです」
み:「あー・・・。駐車場、少しわかりにくいかもしれませんね。」
主:「店の横に2台は駐められるんですけど・・・。」
やっぱり昼は厳しいらしい。
そうこうしているうちに天丼が出てきた。800円にして、見た目は十分に立派。
丼ツユが、自分には少し甘さが強かったけど、手頃で旨い天丼だった。
しかし、お昼の営業は続くかなあ・・・・
とにかく、がんばってください。

海老穴子天丼 800円

12/17

揚州商人千葉都町店

(都町)


本格的でわりと人気のあるチェーン店「揚州商人」の都町店です。
数年前に稲毛海岸の店で食べた時には普通の醤油味のスープがおいしかったような記憶があったので、ワンタン麺と告げた。そこで、麺の太さをどうするか尋ねられたので、あまり考えずに太麺の「刀切麺」にしてみた。
これが失敗で、よく考えれば当然のことながら、太麺にはもっとしっかりした濃いめの味のスープが合うわけで、食べながら悔いても後の祭り。
ワンタン麺には細麺の「柳麺」にしましょう。
でもセットのチャーハンがおいしくて少しテンション回復。やれやれ。

 

ワンタン麺ランチ炒飯セット 900円

12/18

ロコモコ(閉店)

(弁天)

カレーライス(生卵のせ) 千葉駅北口からは近いけど、あまり繁華な場所ではないこのお店。この日、お客さんの入りは芳しくなく、少し暗めの店内の空気は、なんとなくよどんでいた。
ハワイアンレストランとのことだけど、ランチメニューはカレーのバリエーションが多く、いまいちピンと来ないけど、とりあえず卵のせカレーにしてみた。
カレーが出てくるまで周囲の様子を観察すると、定休日が土日祝月だと書いてある。要するに火曜から金曜までしか営業しない。しかも営業時間が11:30から17:00までって何?17:00に終わる店ってなんなの?どんだけやる気ないんだろう・・・と不安になる。
そうしているうちに出てきたカレーには豚バラ肉炒めが乗っているのが珍しい。これがハワイ風なのかしらないけれど、適度にスパイシーでわりかしおいしかった。。
(その後、不安は的中?し、2009年1月30日限りで長期休業という貼り紙が貼られています。)

カレーライス(生卵のせ) 750円

12/19

酔蕎(閉店)

(春日)

そばランチ(せいろ+ミニまぐろ漬け丼) 店頭には「自家製粉・手打ち蕎麦」と書いてあって、本格的な蕎麦専門店かな、と思って入ってみると、焼酎はいろいろ揃っているし、つまみになる一品料理のメニューも多く、夜は多目的に利用できそうなお店です。メニューを見ても普通のせいろに田舎そばに、山形の板そばと豊富なバリエーションがあってなかなか楽しい。
でも結局たのんだのはランチのセット。強い味のツユにしっかりしたそばがおいしく、漬け丼もマグロをきちんと漬けた本格的なもので、さすがにそれなりのお値段だけに良くできていました。ごちそうさまでした。

そばランチ(せいろ+ミニまぐろ漬け丼)
1100円

12/22

フィオーレ(千葉市立青葉病院レストラン)(運営業者変更)

(青葉町)

Bランチ(鮭の幽庵焼き) 何食わぬ顔で受付を通過し、院内の案内表示を見る。レストランは奥の方の建物の3階にあることがわかった。外来者でも問題なく入れる場所ではあるけれど、相当に奥まった場所にあるため、自分が闖入者のような気がしてくる。
お店の様子は至って簡素で、過度の装飾を廃したインテリアは、社員食堂のような雰囲気といえなくもない。インテリアは簡素ながら、窓の外には県立博物館の森が広がり、気分はいい。メニューはと言うと、定食が数種類に、うどん、そば、ラーメンの麺類がある。これもまた社員食堂的である。とりあえず日替わりのBランチをたのんでみた。幽庵焼きとは風流なメニューで、確かに柚子の香りはするけど、かんじんの鮭はパサついていた。まあこんなものでしょう。なにしろ、箸袋をごらんのとおり、シダックスである。一般にはカラオケボックスで有名なシダックスは、産業給食の大手でもある。そういうことなのです。

Bランチ(鮭の幽庵焼き) 714円