2008年5月

  

5/2

らーめん八海(閉店)

(弁天)

千葉駅北口近くにあって、特に7〜10番線に発着する電車からもよく見える場所である。ノレンをくぐると、店内はほぼ満席に近く、入口そばのムリヤリな感じの一人用テーブルにすべり込んだ。
卓上のメニューを見ると、ラーメンは味噌、塩、醤油の3種があって、ごはんものまでそろっている。特にビジョンもなかったので、数あるメニューのうち、唯一、「店長おすすめ」と書かれていた味噌らーめんを食べてみた。
スープ自体はまあまあだけど、具の炒めモヤシとスープとの絡みがいまひとつ良くなかった。
炒めたモヤシの入った中華鍋に、味噌ダレとスープも一緒に投入して、炒めモヤシをスープごと、もっとじっくりと加熱する、という工程で作られるラーメンだと、具とスープのからみが良くなるはずだけど・・・

味噌らーめん 650円

5/7

カンペール(閉店)

(青葉町)

ふわふわオムライス 青葉の森公園近くの大網街道沿いにある一軒家のお店で、看板には「洋食」とでっかく書いてあります。街道沿いだけど周囲は住宅地なので、地元の奥様達が来るのかな、と思って入ってみたところ、時間が少し早かったせいか先客はいませんでした。
明るく落ち着いた窓際の席に座り、豊富な洋食メニューを見て、何をたのもうかと注文に迷います。迷ったときはメニューのいちばん上に書いてあるものを注文する、ということで「ふわふわオムライス」に決定です。
ケチャップのかかった玉子焼き部分はホントにふわふわでおいしい。けど、中身のチキンライスの方は、もうちょっとバターを使うと、もっとおいしいと思いました。だけど、今、バターは品薄で高いよね。
ともあれ、デザートのシフォンケーキまでいただいて、優雅に過ごすことはできました。

ふわふわオムライス 1200円

5/8

増田家

(富士見)

つけめん 千葉中央駅付近ではすっかり定着した人気のラーメン店である。そういえばだいぶ御無沙汰してるなと思って調べてみると、前回の訪問は、なんと2002年10月!実に5年半もの御無沙汰である。当時小学1年生の子供なら、もう中学生だ。月日の経つのは早いけど、あいかわらず店は繁盛していた。前回の訪問時にはなかったつけめんがメニューにあったので、注文してみた。麺はラーメンと同じく太くて扁平な断面で、海苔が1枚と、ほうれん草、そして、辛味噌が乗っているな、と最初は思った。つけ汁は家系テイストを残しつつ魚介風味を乗っけた今風の濃厚な味で、ざらついた食感が気になるものの、扁平麺にはよく合う。そして、途中で味を変えてみようと思い、件の辛味噌(と思っていたもの)をつけ汁に投入する前に、ペロリと舐めてみた。あ、甘い。甘味噌か?と思いきや、よく見れば、それはなんとアンコでした。んんんーーー。ままよとばかり汁に投入してみたものの、確かに少しマイルドで深みが出たような気もするけど、もともとが濃厚でジャンクなものだし、これはいかがなものかと。でも味の好みは人それぞれだし、ま、いいか。

つけめん(並) 750円

5/9

ペッシェ・ヴィーノ

(弁天)

ランチコースA(カサゴのオーブン焼き) 一般に、イタリアンやフレンチの店はテーブル席しかなくて、しかも平日のランチタイムともなると、おおむね女性たちばかり集っている、という先入観がある。そういう予断もあったので、念のためお昼のピークから多少時間をずらして入ってみた。結果的には、カウンター席が空いていて、男性客もいたし、あまり深く考えなくても良かったわけで。
注文したのは3種類から選べるランチコースA。魚料理は冒険かなと思いつつも店名に敬意を表してカサゴのオーブン焼きにしてみた。そしてパンかライスを選べるので、パンにした。焼いたカサゴに濃厚なトマトソース、付け合わせは筍の水煮。皿の見た目がだいぶ地味だ。イタリアンの皿にはもっと華が欲しい気がする。メインのカサゴ自体は焼き加減も良くおいしいと思ったのだが、このソースでは濃厚すぎて、魚の味を十分に引き出せていない印象だった。ライスに合わせることを考えると、こういう味付けになるのかもしれない。そして、タケノコの水煮って・・・?これはいかがなものでしょうか。イタリアンはライスに合わせちゃいけないんじゃないかな、ということで、やや残念な部分もあったので、結果、パスタを選んでおけば良かったんでしょうか。

ランチコースA(カサゴのオーブン焼き) 900円

5/12

モイセ(閉店)

(本千葉町)

ヘザンチゲセット 韓国料理の店が本当に増えてきた。
そうなってくると、店ごとに特徴を出そうとして、いろいろな工夫がなされるようになってきたのか、このお店は「コリアンオーガニック」を標榜して4月中旬にオープンした。
ランチメニューはオープン記念で500円という安さ。それなのに2階という立地が不利なのか、席には余裕があった。
ちょっと肌寒い気候だったので熱いチゲを食べようと思い、中でも見慣れない名前の「ヘザンチゲ」なるものをたのんでみた。
もうもうと湯気が立ち上るチゲの上には、ゴマや木の実を擂った粉の塊が乗っていて、これをまぶしながら食べていく。辛いなかにも香ばしさがあって意外においしい。正直言って、韓国料理は口に合わないことも多いけど、これはおいしかった。

ヘザンチゲセット 500円(open記念価格)

5/13

今日和西千葉店(閉店)

(春日)

本日のパワーアップランチ 「パワーアップランチ」なんて力強い名称が付けられているので、もの凄いボリュームがあるような印象を受けるけど、日替わりのパスタにサラダとスープ又はデザートが付くだけなので、そうひるむ必要はない。
本日の日替わりパスタは、
1.竹の子と青じそのヘルシートマトソース
2.ベーコンとキノコのレモン醤油風味
3.ホタテと青葱のオリーブオイル
4.たらこといくらの和風スパゲティ
の4種から、ホタテと青葱のオリーブオイルを選んだ。
ホタテの旨みと塩加減はばっちりで、オイルとパスタの絡みもちょうどよくて、おいしかった。

本日のパワーアップランチ 1150円

5/14

遊禅房(閉店)

(新町)

週替わりの定食膳 ビルの2階にある店の入口からしてオサレな和風の佇まいで、店内の照明も控えめな、ダイニング系のお店です。
ランチメニューは和食がメインだけど、日替わりのパスタ、グラタンもあって、和洋折衷といったところ。
注文したのは週替わり膳。全体的にまとまっていておいしい。味噌汁はまあまあだし、竜田揚げもおいしい。ただし、鮭丼の鮭は別皿にして、白飯にしてしまったほうが良かったかな。内容に比して、値段は安くはないという印象。

週替わりの定食膳
(鮭丼とチキンの竜田揚げ和風キノコソース) 950円

5/15

やぶそば

(今井)

親子丼(上) 店の外観からして昭和40年代の姿そのままという感じの大衆的そば店である。店内も相応にくたびれていて、長きにわたって川鉄関係者に支えられてきたのかな、という雰囲気がある。
メニューは典型的な大衆そば店のそれで、きょうは親子丼、しかも、親子丼の「上」をたのんでみた。上天丼なら、ネタが上等のものに変わるということは想像に難くないが、いったい上親子丼とは、並と比べてどのような点が上等なのか常々疑問には思っていた。出てきた上親子丼を見て、なるほど、と思った。通常の親子丼の上に、さらに生卵がトッピングされているのだ。並との値段の差60円也は、こういうことなのかと、大いに得心し、丼をかき込んだ。
ちなみに、お吸い物代わりに小さいそばがついてくるのだが、そばは緑色がかっていた。かんだやぶと同じ「やぶ」だけに、そばも同じ、なんてことがあるのかは知らない。

親子丼(上) 730円

5/16

末廣(閉店)

(院内)

タンメン 商店街でもない地味な場所ながら、パステルカラーの外壁で、見ようによってはポップな外観の中華料理店がある。
店内は洋食の店のようなテーブルが並ぶが、メニューは典型的な大衆中華である。
表の看板には、きょうのおすすめメニューとして、酢豚定食、チャーハンギョウザセット、タンメンギョウザセットの3種が書かれていた。なんとなく麺類が食べたいと思いながらも、ギョウザまでつけると少し重いような気がしたので、タンメンを単品で注文した。
見た目に普通のタンメンで、味も特別変わったことはない。いわゆる普通においしい。タンメンのいいところは、スープに野菜の旨みが溶け出しておいしさがアップすることである。きょうも気がつくとスープまで飲んでしまった。

タンメン 700円

5/19

ロッテリア蘇我フェスティバルウォーク店

(川崎町)

絶品チーズバーガー 実に久しぶりのロッテリア訪問で、注文したのは「絶品チーズバーガー」。ロッテリア一押しのアレである。絶品であると自任するだけに値段は高い。クーポンを使ったから多少割引になっているけど、単品だと、なんと360円もするのだ。ハンバーグ自体はシンプルで肉の質感があってわりにうまいし、チーズもくどからずちょうどよい。バンズはもちもちした食感でこれもいい。
ただ、出てきた瞬間、なんかちっちゃくない?というほどの大きさで、具もシンプルだし、値段の割りにはインパクトに欠ける。ハンバーガーはやっぱりジャンクで濃厚な味付け、そしてボリューム感を期待してしまう。
後からやってきた中学生男子グループがやっぱり「絶品」をたのんでいたけど、「どこが絶品だかわかんねーよ!」と苦言を呈していた。まあそうだろうとも。男子中学生は微妙な質より圧倒的な量を好むに違いない。そういう意味では、この絶品チーズバーガーではメガマックには敵わないのだ。

絶品チーズバーガー+ポテトS+ペプシ
 560円(クーポン使用)

5/21

おにぎりや結(閉店)

(本千葉町)

昼セット おにぎり専門店、おにぎりや結(ゆう)に行ってみた。オープンからおよそひと月、そろそろ安定した頃合いを見はからっての訪問である。
テイクアウトがメインで、朝7時半から営業しているが、ランチタイムには店内で食べることもできるのだ。
ランチタイム限定の「昼セット」は、日替わりのおかずに好きなおにぎり2個、漬物と味噌汁がセットされて500円である。本日のおかずは、チンジャオロースともやしのピカタ、おにぎりはオーソドックスに昆布と梅を選んだ。
海苔にくるまれたおにぎりは、ごはんがおいしくてなかなかいい。おかずはおおむね素人くさく家庭的だが、おにぎりにはちょうどいいとも言える。

昼セット 500円

5/22

街の洋食やさん GLITTER(閉店)

(登戸)

森のキノコのハンバーグ 予め調べた結果、「当店の一押しは、なんといってもハンバーグ」だそうなので、ランチメニューの中から「森のキノコのハンバーグ」をたのんでみた。
皿の上にはたっぷりのホワイトソースが注がれ、その中心にボール状のハンバーグが鎮座し、周囲にたくさんの野菜がちりばめられていた。一見、ハンバーグらしからぬひと皿である。そして、ライスが盛られた器が、お茶目というかマヌケというか、お子様が喜びそうというか・・・・。側面に顔が描かれ、足も生えている。
ハンバーグはやや固めの食感で、コクのあるホワイトソースとからめるとちょうどいい味になる。見た目は面白いけど、やっぱりハンバーグは俵型や小判型のほうが理に適っているような気もするけど、どうでしょう。

森のキノコのハンバーグ 850円

5/23

デリ・ダルバール(閉店)

(長洲)

Eセット(キーマカレー) 同じ場所で、以前は「シャンカルー」という名のインド料理の店が営業していた。その後、いったん店が閉じられた後、人や経営が変わったのか、店名も新たに、再びインド料理店としてオープンした。店内の様子は以前とほとんど変わりはない。
ランチメニューは、カレーとサラダとドリンクのセットがA〜Eの5種類と、カレー3品とタンドリーチキンやデザートのつくFセットがあった。なんとなく、気分はキーマカレーだったので、Eセット(キーマカレー)にした。
そして、1.甘口、2.普通、3.中辛、4.辛口、5.激辛、の五段階から辛さを選ぶ。あまり冒険せず、4の辛口にしておいた。
カレーは思ったよりもトロッとした感じで、辛口にした割りにはそれほど辛くない。以前のシャンカルーと同様、北インド・ネパール風のカレーらしく、マイルドなスパイシーさがおいしかった。

Eセット(キーマカレー) 740円

5/26

おおすや

(白旗)

あいのり 駅からは遠く、主要な街道に面してもいない。失礼ながら店の外観も、あまりおいしそうには見えなかったりする。しかし、出されるそばやうどんはおいしいと評判の店である。
店に入ってもなんだか普通な感じで、メニューを見ると丼ものがあったりもするわけだが、そば粉は北海道産とか、うどんは房総うどんであるとか、こだわりは感じられた。
そばも食べたいが、房総うどんも食べてみたい。その気持ちにおあつらえ向きの、「あいのり」をたのんでみた。
あいのりだけに、そばとうどんが一緒にラブワゴンに乗ってやってくる。などということはなく、まな板皿に両方が並んで出てくるのだ。そして、ツユもそば用とうどん用の2つが用意され、当然味も違っていた。うどん用は昆布ダシとおぼしきアミノ酸系の甘さが強い。そば用はオーソドックスに鰹ダシである。コシのあるうどんは、口の中に滞在する時間が長いため、少し甘めのマイルドなツユが心地いい。そばは、その香りを引き立てるためにシャープな鰹ダシが良く、逆にすると違和感を感じる。実によく考えられていて、どちらもおいしくて大いに満足した。

あいのり 800円

5/27

いけだ(閉店)

(祐光)

通りから少し入ったところで年季の入った一軒家に、ちょっと煤けたノレンも渋く、なかなか風情のある外観である。いい感じに古びた店内には、メニューの描かれた短冊が大量に貼られていて、卓上にはマッチが備えられているというアナクロさ。時間が30年は止まっているようだ。
夥しい数の定食メニューの中から、ちょっとだけ奮発してカツオ刺身をたのんだ。
旬のカツオはおいしかった。小袋のふりかけがついてくるのもポイントが高い。
実直な定食の味と、リアルな昭和の雰囲気を味わえる、実に味わい深いお店である。

カツオ刺身定食 950円

5/28

トレビアン千葉駅前本店(閉店)

(富士見)

千葉駅の目の前のビルの地下にあって、店の前を通ったことのある人は多いと思う。地下にあるフロアはけっこう広く、キャパは135席もあるらしい。
案内されて禁煙席の二人がけテーブルに通されたけど、店の全貌は見えなかった。でも全体的に席はかなり埋まっていて、客層はおおよそ75%が女子、20%はカップルの片割れの男性、5%がその他(自分はこの一員w)といったところか。
メニューを見るとパスタが全72種もある。これを真剣に検討したら大変。特にノープランだったのでAランチにしてみた。
普通によくできたスパゲティで、安心できるというか、安定している感じ。店の立地も良いし、長く人気のある店らしい安定感です。

Aランチ(ベーコンとポテトのクリームソース)
997円

5/29

武蔵家西千葉店

(春日)

ラーメン並+ほうれん草増し この西千葉店は、道場にある千葉店に続いて千葉市中央区2軒目の店です。
西千葉という土地柄、お客さんは学生中心。いわゆる家系のコッテリしたスープは彼らの好みには合うようで、ランチタイムは2階席まで埋まる人気なのである。
注文は普通のラーメンに、中国産であることは覚悟のうえでのほうれん草増し。
家系の店の特徴として、麺の硬さ、スープの濃度、脂の量を指定可能だけど、まずはノーマルに注文。そして、無料のライスをつけるかどうかも聞かれる。家系のスープにライスは合うことはわかってはいるけど、カロリーのことを考えて自重した。
スープはかなり濃厚でくどい。でもインパクトがあってクセになるスープと太めの麺がマッチしてこれはこれでうまいなあ。

ラーメン並+ほうれん草増し 700円

5/30

喜作(閉店)

(中央)

A定食(豚肉・ジャガイモ・ピーマン炒め) NHK千葉放送局の正面玄関には、「NHK3F 食事処 おふくろの味 喜作」と看板が出ていて、その週のメニューも書いてある。わざわざ建物の外に看板を出すということは、外部の人もウエルカムという意味である。
一応、受付のおねえさんに「食事です〜」と告げ、エレベータで3階へ。外部の人が入っちゃいけないような雰囲気の廊下をかいくぐって食堂へとたどりつく。どうみても社員食堂だが、食券を購入し、カウンターに出す。
本日のA定食の豚肉、ジャガイモ、ピーマン炒めは、おふくろの味の看板に偽りなく、いかにも手作りで垢抜けない感じである。大手産業給食会社が入るよりは良さそうだ。

A定食(豚肉・ジャガイモ・ピーマン炒め)
600円