2007年11月

  

11/1

オオノ オムライス 最近、「デカ盛り」はブームになっている。ここオオノには、非常識なデカ盛りメニューがあるわけではないけれど、どのメニューもボリュームが凄いことで名高いのだ。
この店では、フライものをたのむのが王道だけど、久しぶりにナポリタンが食べたいと思って注文したら、売り切れだという。一日に何食分用意しているのか知らないけど、意外に人気がある。しょうがないので、ナポリタンと同じケチャップ系ということで、オムライスにした。
一瞬、小盛りにしようかとの考えも頭をよぎったが、漢(おとこ)らしく気合いを入れて、堂々と普通盛りでいくことにした。この店の「普通」は、一般なら大盛りに相当する。
皿の中央にドーンと鎮座する太った紡錘形のオムライスは迫力十分。ひと口の量を多めにしてバクバクと食べ進むが、やっぱり多い。ギャル曽根やジャイアント白田は一体どういう体質なんだろうとか考えつつ、完食に向けて難儀していたとき、店に入ってきたやや小柄なおっちゃんが「オムライス大盛り」と、慣れた口調で言い放った。アンタ、すげーよ。なんとか完食したが、オレはもう限界だ。

オムライス 650円

11/6

永興点心茶房(閉店) 麻婆豆腐定食 10月20日に千葉市科学館などがオープンし、ついに「きぼーる」がグランドオープンしました。といっても、平日に限っては、3軒ある飲食店の状況に特に変化ないようです。
「永興」は、きぼーるができる前からこの場所にあって、量の多さと、それでいて、わりにうまい味とで人気のお店でしたが、点心茶房なんて洒落た肩書きを付けて3年ぶりに戻ってきました。
しかし、ランチタイムは結局のところ、点心茶房などという肩書きとは全く関係なく、昔と何ら変わることなく、お手頃価格の定食やセットものが食べられるお店でした。店内も新しいことは新しいけど、何となく以前のお店の空気を残しているような、そんな気取らない雰囲気で、ボリュームのほうも変わらず、ガッツリと食べられます。

おすすめランチ1(麻婆豆腐定食) 680円

11/7

パーラーばら(閉店) Bランチ(カレーライス) 蘇我駅東口の階段を降りてすぐ横にある喫茶店「パーラーばら」である。
店名に「パーラー」と付ける感覚は、平成はおろか、昭和も前半まで遡るのではないだろうか。要するに、古くからある店のようだということが言いたかった。
雰囲気は至って大衆的で、食事系メニューも充実していた。
なんとなくカレーを注文したが、実にオーソドックスなカレーで、これといった特徴はない。だけど、こういうカレーもやっぱりうまい。

Bランチ(カレーライス) 800円

11/8

シェケン 本日の魚料理(マスのバロンティーヌ) そごうの地下の食料品売り場には、イートインコーナーを併設しているお店が何軒かある。その中の一軒である「シェケン」は、2006年1月に中央店が閉店してしまったので、中央区に残された店舗はここだけ。
もともと総菜売り場のスペースに、無理やり客席を設えてあり、Lの字型のカウンターに7席確保されている。
注文した本日のランチは、わずか840円。これにドリンクをつけても1000円以下とはリーズナブルだ。さすがにボリュームは小さめだけど、ソースがおいしい。場所が場所だけに、じっくりと腰を据えて食事という雰囲気ではない。

本日の魚料理(マスのバロンティーヌ)840円

11/9

みたか庵(閉店) おかめそば ちょっと古びているけど、どこの町にもあるような普通のおそば屋さんという雰囲気です。こういう普通の雰囲気のお店では、俄然、タネ物をたのみたくなる性分なので、おかめそばにしてみました。
具がいろいろ乗っているのは、おかめそばの特徴で、玉子焼き、蒲鉾、椎茸、ナルト、麩、あたりが定番の具です。ところが、こちらのおかめそば、定番の具を網羅したうえに、ゴボウ、コンニャク、昆布巻き、サツマ揚げまでが乗っています。ここまでくると「おでんそば」と言ってもいいくらい。というか、むしろ、おでんそばと言って欲しい。
具だくさんで満足ではありますが、おかめそばと名乗るにしては、ちょっと蛇足感もあるわけで。

おかめそば 600円

11/13

備長扇屋千葉中央駅前店 ビーフカレー 焼き鳥のチェーン店「備長扇屋」です。ランチを始めたとの情報を知り、さっそく行ってみました。
ランチメニューは、各種カレーと日替わり定食だけ。比較的カレーに力点が置かれているので、ビーフカレーを注文し、辛さは普通から3辛まであって1辛を選んだ。
カレー皿の上にココットに入ったミニサラダ、そして懐かしの先割れスプーン。
カレーは普通にうまいが量は少な目かも。

ビーフカレー(1辛) 630円

11/14

ときわ苑 広東麺 周辺には倉庫や工場が多く、客は常連とおぼしき男性ばかりである。しかし、彼らが注文するメニューには特に傾向が読みとれず、それこそ思い思いの品がオーダーされていた。ということは、どれをたのんでも概ねハズレはないということらしい。
自分が注文したのは広東麺。熱いあんかけとスープの味とが相乗効果を及ぼす、良くできた広東麺だった。

広東麺 600円

11/15

おか村(閉店) 三色もり 2年前、新そばの時期に訪問して、そのおいしささに感心したので、また秋を待って訪ねてみました。
注文は定番の三色もり。2年前もそうだったけど、「伸びやすいから、さらしなから先にどうぞ」という指示に従って順々に手繰っていく。
そばはやっぱりおいしい。そして、ツユもいい。そば湯で割って飲んだときに、ツユの旨さがよくわかる。
精神的に(価格的にも)贅沢なランチです。

三色もり 1250円

11/16

ふらいと(閉店) 日替わりランチ 本日の日替わりランチは、アジの開き定食だった。居酒屋あたりで出てきそうな立派な定食で、どうみても喫茶店のランチとは思えない。喫茶店のランチで、ごはんと味噌汁を茶碗とお椀で出すお店はまずないだろう。
そんな喫茶店ばなれした日替わりランチを毎日繰り出してくるのが、このお店の最大の特徴だ。きょうは、開きのアジが少し大きすぎて味も少々大味だったけど、それは魚の責任。日替わりのバリエーションの振幅は相当大きいらしく、安定した人気があるお店です。

日替わりランチ 830円

11/19

北海道かに将軍千葉店 なでしこ 何が不思議かって、千葉市の中心部に、かに料理の専門店が3軒も並立してるっていうのがちょっとした謎だと思っている。ナイフとフォークを使わずに済み、それでいて、ものすごく分かり易い高級感があるのがいいのかしら。。。
そんなかに料理のお店のうち、三越の駐車場の対面に、どーんと屹立し、お約束の巨大なカニの看板がビルの2階部分に取り付けられているのが「北海道かに将軍」だ。
この看板の巨大なカニはタラバガニだ。その証拠に、ハサミを入れて足が8本しかない。さすが「北海道かに将軍」らしく、北のカニをメインに据えている。ちなみに「かに道楽」の看板のカニはズワイガニ。ちゃんと足は10本あります。(って豆知識だよ!)
ランチは、かにのコース以外に定食が幾種類かある。正直、特別に食指が動くメニューもなかったので、お手軽な(と言っても1380円もする)定食をとった。これだと肝心のカニもちょっとしか出ないし、お店の真価は全く測れない。
やっぱり、しかるべき料理を食べてみないとダメですね。

なでしこ 1380円

11/20

なかむら Cセット 蘇我駅の西口からフクアリに向かって左側の歩道に、アーケードのようなひさしが伸び、その下には、大きな一枚板の木の看板に「なかむら」と掲げられた、ちょっと小ぎれいなお店がある。ひと目見ただけでは、どんなジャンルのお店かわからないけど、実は中華料理のお店。しかし、そうは見えない外観である。
店内もすっきりしたインテリアで、たくさんのお客さんで賑わっており、その多くは作業服姿の男性である。メニューを見ると、「ちゅーかそば」とか「ちゃーはん」とか、手書きのひらがながポップに踊り、これまた中華料理店としてはユニークである。「らーめん」と書かずに「ちゅーかそば」と書かれていることに注目し、「ミニちゃーしゅー丼」と「ちゅーかそば」がセットになったCセットを注文した。
でてきた「ちゅーかそば」は、その名のイメージぴったりの、シンプルな醤油味の優しい味のスープ。こういうのはけっこう好き。安いのもいい。

Cセット 650円

11/21

和幸三越千葉店(閉店) カキフライ御飯 カキが好きになってまだ数年しかたっていないので、近年は冬になるとカキを食べまくっている。
カキフライを食べたくなって、三越地下のとんかつ和幸を思い出した。和幸のカキフライが特別に好きというのではないけれど、ここなら間違いなくカキフライが食べられる。
最初から注文は決まっているので、席につくや、すぐに注文した。
欲を言えば、カキ自体の旨みがもうちょっと欲しい。けど、カキフライはやっぱり良い。

カキフライ御飯 1050円

11/22

ポモドーロ 季節のきのことイタリア産ポルチーニ入りクリームパスタ+ドリンクサラダセット そごう地下1階のフードコートにやってきました。
まず、おおよそ食べたいものが決まったら、そのお店のカウンターで品物を注文します。きょうはパスタのポモドーロにしました。レジ横にパスタのサンプルが置いてあって、「新メニュー」と書いてあったので、なんとなくそれにしてみました。初めて来たお店なので、わざわざ新メニューを選ばなくても、自分にとっては、全メニューが新メニューですが。
何はともあれ、注文するとポケベルのようなものを渡され、それを持って席で待ちます。
しばらくするとベルが振動し、料理の完成を知らせてくれます。
麺はフェットチーネで、平麺によくからむよう濃厚なクリームソースはけっこうおいしい。味も値段も、フードコートのお店と侮る事なかれ。

季節のきのことイタリア産ポルチーニ入りクリームパスタ+ドリンクサラダセット
  980円+280円

11/26

ふるさと(閉店) ざるそば 7月に初めて訪問したお店。その後、ここのざるそばがおいしいとの情報が寄せられたので、再度行ってみることに。
オープン当初、路地裏で目立たない場所で、ちょっと入りにくい感じの入口ということもあって、ランチが定着するかどうかの危惧を抱いていた。けど、どうやら定着してきているようで、この日、狭いお店はお客さんで埋まった。
注文は予定どおり、ざるそば。新そばに切り替わるであろうことを狙って11月まで待った甲斐があって、新そばと書いてある。
まず串おでんが出てくるのは前回の時と同じ。しかも、ざるそばにはおにぎりが1個ついてきた。そしてメインのそばをすする。香りは高く、適度なコシもあって、予想を上回るおいしさにびっくり。失礼ながら、こんなお店で、これだけのそばが食べられるとは思わなかった。このそばに、おにぎりとおでんもついて、600円は安い。

ざるそば 600円

11/30

WOKINI(閉店) 味噌仕立てのカルボナーラ 繁華街からはちょっと外れた街道沿いなので、歩行者が多いわけではありません。そんな場所には似つかわしくないようなオープンテラスがあって、明るくて新しいお店です。店のスタッフも若くて溌剌としています。
メニューを見たらパスタの種類が凄く多くて、迷うことしばし。どうせならちょっと変わったものを、と思って味噌仕立てのカルボナーラにしてみました。きざみ海苔がたっぷりかかった和風パスタ的なビジュアルのスパゲティです。でも、食べてみると、味噌の味はわりと控えめで、カルボナーラのバリエーションの中のひとつという感じ。濃厚でおいしかった。

味噌仕立てのカルボナーラ 780円