2007年9月

  

9/3

すき家本千葉店(閉店) ねぎ玉牛丼豚汁セット 「本千葉店」とあるけど本千葉駅の近くではなく、国道357号線上り車線沿いにある。
当然、駐車場完備で、歩いて来店する人はあまりいない。
すき家は、他の牛丼店より牛丼のバリエーションが多い。基本以外の牛丼はあまり食べたことがなかったので、きょうはねぎ玉牛丼にしてみた。後でよく考えれば、普通の牛丼と生卵を注文し、ねぎをトッピングしただけじゃないか。。。
でも、青ネギがたっぷり乗ると味の印象がけっこう変わって、さわやかに感じる。そうは言っても結局、ベースの味が濃い牛丼なんだけどね。

ねぎ玉牛丼豚汁セット 570円

9/5

オレンジハウス(閉店) Dランチ(炒野菜) 8月に新規オープンの台湾料理のお店です。
まず店の外観のセンスが尋常とは言い難く、おいしそうなものが出てくるように見えないと言ったら言い過ぎだろうか。
店名に合わせてか、壁はオレンジ色。看板は黄色地に黄緑色の勘亭流もどきのようなカタカナで、でっかく「オレンジハウス」と書かれている。
まあ、見た目よりも内容で勝負ということか。客はかなりの入りで、狭い4人掛けのテーブルに相席となった。
ランチメニューは4種類。たのめば通常メニューも作ってくれるようだが、おきまりの定食4種から野菜炒めを選んでみた。濃いめでややジャンクな味付けで、B級な旨さ爆発。値段が安めなのもいいところ。

Dランチ(炒野菜) 680円

9/6

若松蘇我今井店(閉店) なめこおろし 千葉中央ランチ王は千葉市中央区全域を版図に収めるべく、蘇我地区にも進出していくことに決めました。
まずはそばの「若松」に入ってみた。間口は狭く、奥行きもあまり広い店ではないけれど、建物は新しく、店内も小ぎれいである。客層は、工員、会社員風の中年男性がほとんどで、平日の昼のそば屋によくある風景である。
まだまだ外は暑いし、さっぱりとなめこおろしを注文してみた。
そばは細めだけどしっかりしたコシがあって、趣味的でない普通のそば屋としては十分においしかった。

なめこおろし 735円

9/7

さんるーむそごう千葉店 黒定食 台風一過、まだダイヤが大幅に乱れている線もあるというのに、どこからやって来るのか、この店には結構人が入っていた。
公式HPによれば、お店のコンセプトは「安全、安心、健康」で、無農薬、減農薬の野菜を中心に食材にこだわった自然食レストランだという。こういうの好きな女の人ってけっこういるよねーって思うし、確かに店内はほぼ女性客ばかりだけど、デパートの平日の昼はどこのお店も女性が圧倒的に多いから、一括りに女性全般が自然食というキーワードに弱いと決めつけるわけにもいかない。と、まあ、能書きが長くなりましたが、いかにも素材にこだわってますよというメニューのなかから、「血液さらさら」と書いてある「黒定食」なるものをたのんでみた。ごはんは黒米か麦飯のいずれか、スープは野菜スープかとろろのいずれかを選ぶことができる。黒定食というくらいだから、黒米と、そして野菜スープを選んだ。おかずは全部小鉢にちんまりと入っていて、メインのおかずは唐揚げだけど、これもかなり控えめな量である。やはり食の細い女性向きに作られているのでしょう。結局、黒米はおいしいか?と問われても「よくわからん」としか答えようがないけど、なんだか、確かに健康的な気はしました。

黒定食 1135円

9/10

心麺幸麺(閉店) 塩らーめん 京成の千葉中央駅改札を出て目の前のフードコート内にあるラーメン店である。
以前も同じ場所に「山河道」という店名でラーメン店が入っていたけど、店名だけ変えたのか、経営も変わったのか、いずれにせよ店の名前は変わっている。
店の前に大きく「おすすめ 塩らーめん」と書いてあったので、おすすめされるがままに塩らーめんを注文した。フードコートなので、まずお金を払い、呼び出されるまでしばし待つ。呼ばれたらカウンターに取りに行くのだ。
見た目シンプルで、もしかしておいしかったらどうしようと不安になる。いや、別に不安にはならないか。結論としては、これが400円なら大いに買いだけど、520円じゃちょっとアレかなあ・・・・

塩らーめん 520円

9/11

千歳(閉店) 日替わりランチC 夜しか営業してなかったはずなのに、つい最近、ランチタイムにノレンが出ているのに気付いたのでさっそく行ってきました。
店の前に書かれているメニューは日替わりの定食が3種類あるのみで、どれも魚料理のおかずというのが、さすが日本料理のお店です。
小ぎれいな引き戸を開けてノレンをくぐれば、清潔感があるいい雰囲気で、ゆったりとカウンターに座り、さんまの刺身と塩焼きがセットになったCランチを注文しました。
こういうセットは初めて見るけど、得した気分になります。
1匹を半分に切って、頭の方が塩焼き、尾の方が刺身になって出てきました。
さすが旬の魚、刺身が旨いのはもちろん、塩焼きが旨かったです。魚の鮮度は、はらわたから落ちていくものだけど、はらわたが旨いのはさすが。大いに満足でした。

日替わりランチC 892円

9/13

丸の内ディンドン千葉そごう店(閉店) オムライス&カニクリームコロッケ そごう10階レストラン街に入っている洋食のお店です。
店内はちょっと高級なファミレスという感じで、メニューには、ハンバーグとかオムライスとか、これまたファミレスでなじみ深い洋食が並んでいます。
お店のコンセプトが「今から30年前、ファーストフードという言葉が生まれファミリーレストランが数多く誕生した70年代。」だそうだから、昔のファミレスをイメージしているよう。今でこそファミレスはカジュアルな場という感覚だけど、確かに昔のファミレスは今よりずっとハレの場で値段も決して安くはなかったのです。
そういう感覚を呼び戻そうというのか、ほとんどのメニューが1000円超の価格設定なので、少しだけハレの気分に切り替えて、オムライスとカニクリームコロッケのプレートにスープ(ミネストローネ)を付けてみました。なんとなくテーブル上が華やかになり、オムライスもバターの加減が良くておいしいけど、これで1430円也。「ちょっとだけハレ」のランチならそのくらい奮発する必要があるってことです。。。

オムライス&カニクリームコロッケ 1180円+
ミネストローネ 250円

9/14

シェンロン千葉(閉店) サービスランチ(担々麺) 担々麺を食べたいと、思ったならば速攻で、迷わず三井サンガーデン、エレベーターで17階。龍の飾りに迎えられ、案内されて窓際へ。望む景色は千葉港で、気分爽快担々麺。
七五調でいってみました。実におそまつ!
いや、担々麺はおそまつじゃないですよ。ここの担々麺は相当旨いです。辛さはそれほどでもないけど、スープのコクと旨みがバッチリ。

サービスランチ(担々麺) 1000円

9/19

花月庵れん月 おろしそば(辛味大根) 住宅が建ち並ぶ通りに看板が出てはいるけど、普通の民家なのである。純然たる民家の前にお品書きと看板が置いてある。奥のほうのノレンがかかった玄関から、家に上がらせてもらうような感じで店に入った。
案内された部屋も、掘りごたつ風のテーブルではあるけど、神棚と床の間があって普通の民家を改造した風である。
店頭に出ていた品書きに書いてあった「当店のおすすめ」から、おろしそば(辛味大根)を注文してみた。
まず大根おろしを食べてみた。辛さの痛烈な本物の辛味大根で、立派な鰹節と一緒に食べると、これはおいしい。そばにもコシと香りがあってかなりいい。ついでに言うとそば湯もおいしかった。その後にコーヒーが付くけれど、これは蛇足かも。
趣味的な傾向が強く、安くはないけど、たまに食べるにはなかなか良いお店です。

おろしそば(辛味大根) 1000円

9/20

餃子房じらい屋 お殿様セット 店名は「餃子房」だけど、お店の実態はラーメン屋でした。とは言っても店名にもなっている餃子も食べてみたいので、鉄鍋餃子4個とライスと好きなラーメンをセットにできる「お殿様セット」にして、醤油ラーメンをたのんでみました。
出てくるのを待っている間、他の客には次々と担々麺が出されていく。どうやら担々麺が人気のようだけれど、もう醤油ラーメンをたのんでしまったので仕方ありません。
まず鉄鍋餃子が出てきた。さすが熱した鉄鍋に載ってるだけあって超熱くてうまい。「須賀さんちのコシヒカリ」という名のライスによく合うけど、最もこれに合うのはやっぱりビールかな。
そして、醤油ラーメンのスープは、イノシン酸系の旨みが前面に出すぎていて少しエグみを感じる。それでも平麺にはそれなりに合っていて、わりとおいしいラーメンでした。

お殿様セット 950円

9/21

天ぷら宏美 天ぷら定食 JR千葉駅の北側、弁天町に進出です。JRの線路沿いを東千葉方面に歩いてすぐ、1〜2階に商店や飲食店が入居するビル「弁天プラザ」がある。あまり新しい建物ではなく、古くからやっていそうな店が多い。2階に昇ると、渋い構えのお店が数軒営業していたので、藍色のノレンに「天ぷら宏美」と書かれたこのお店に入ってみた。店の外に昼の定食メニューが書いてあるのを見ると、どうやら本格的な天ぷら専門店ではなく、居酒屋的というか大衆食堂的というか、天ぷらがメインだけど、飲み食いができますよ、という感じのお店だ。カウンターに座って、まずは天ぷら定食を注文してみた。すると、なんとごはんが丸いお重で出てきた。先客が皆、何やら丼物を食べていると思ったが、そうではなく、ただのごはんだったのである。そして、天ぷらは海老のほか、ナス、ししとう、かき揚げ、キス、イカで構成され、色は白っぽく、ちょっと家庭的な印象も受けた。でも揚げたての天ぷらに、白いごはんはいい!

天ぷら定食 800円

9/25

八ツ(閉店) チキン野菜カレー 以前この場所にあった日本料理の店が閉店してしばらく経ったが、同じ場所にカレーの店がオープンしたという情報を聞いてやってきた。漢字の「八」にカタカナの「ツ」で「やつ」と読むらしい。由来は不明だけど変わった店名だ。店構えはシックで、「欧風カレー八ツ(YATSU)」と看板が出ている。店内もシックなカフェ風で落ち着いた雰囲気である。
メニューを見ると、一番安い野菜カレーが880円で、肉を加えると1000円内外となる。このあたりのランチ相場からみて、カレーの値段としては決して安くはない。
まずためしに、チキン野菜カレーの辛口をたのんでみた。
グラタン皿のような器で出てきたカレーと、皿盛りのライスは、店の雰囲気と一緒でたいへん上品な量だなあ、というのが第一印象。野菜と肉は、直前に和えるタイプで、ルーの中にごろごろと入っていた。さっそくルーをライスにかけてひと口いただく。辛口のはずだけど甘みを強く感じる。ただし、単に甘いのではなく、旨みが甘味に感じられるような深い味わいで、その後に辛さがやってくる。いやー、かなり旨かったです。

チキン野菜カレー 1080円

9/26

ほの香 店の前の大きな垂れ幕には「創作料理ほの香」と書かれているけど、店頭に置かれたランチのサンプルを見れば、和食のようでもあるし、ハンバーグがあったりして、家庭的な創作料理らしい。
入口の扉を引いて入ってみれば、この日の客は100%中年サラリーマンで、かなりの盛況ぶり。
注文したのは「ほの香弁当」である。松花堂弁当のように、4つの器それぞれに、天ぷら、焼き魚、刺身の和え物、煮物などが配置され、おかずはバラエティに富んでいるし、どれもおいしい。と、ここまでは全く文句ないのだが、、、、
店内の先客たちが、だいたい同じタイミングで食べ終わり、一斉にタバコに火を付けた。店のキャパは20席とあまり広くはない。そこに自分を除いて14人の客の入りで、そのうち12人がタバコを吸い始めた。もう、味わうどころではない。店内はたちまち毒ガス室に変化した。いくらおいしくても、こんな環境で食事をしたくはない。実に残念だが仕方がない。

ほの香弁当 850円

9/27

鮨五ツ浦 上寿司 ノレンは下がっているんだけど、店の外にランチメニューの品書きが書いてあるわけでもない。
経験上、値段がすごく高いという心配はほとんどないけど、何となく入りにくい空気感がある。「一人で何で入ってきたんだ?」「何の用だ?」「面倒だな。」なんて思われないかと心配になる。ノレンが下がっている以上、そういう心配はおよそ無用なんだけども、やっぱり慣れない。
そんな、重たいノレンをくぐって入ってみれば、予想どおり先客はゼロ。他に客のいないこの状態は結構ストレスになる。店主の関心が全部自分に向かってくるのだから、気が気ではない。カウンターに腰掛けて周囲を見まわすと、幸いにお品書きは置いてあった。でも、「ランチにぎり」みたいな気の利いたメニューはなく、おきまりの上寿司を注文した。店主に話しかけられるでもなく、相変わらず店内の空気は重かった。

上寿司 1600円

9/28

サンディーヌEXPRESS千葉店(閉店) 中華丼 630円 焼きたてパンの店なのに、ラーメンやカレーやら丼やらが食べられる節操のなさが、さすがNREクオリティである。公式HPによれば「客層を選ばないお店づくりを目指している」ので、そういうことでいいらしい。
結論からいえば、メニュー選択は大失敗。久しぶりに顔がひきつりそうな味のものを食べた。質の悪い魚介ダシほどタチの悪い物はない。なぜ中華丼に生臭いエビ出汁が???素直に「まずいな。」という言葉が出てくる。当然、完食不能。ごめんなさい。
他のメニューはここまでのことはないと思うけど、今回のことがトラウマになって近づけなくなりそう。

中華丼 630円