2007年5月

  

5/7

千房エレガンスそごう千葉店 ランチセット 関西なら普通のことかもしれないけど、一人お好み焼きは一人焼肉と並んで、かなり勇気がいる行為である。
でも、ランチタイムで、しかもデパートのレストラン街なら、ハードルはグンと下がるので、堂々と一人で入店した。千房(ちぼう)といえばお好み焼きの店なので、ランチも当然お好み焼きだ。
単品メニューも注文可能だけど、手っ取り早くランチセットを注文してみた。本日は海鮮焼き(単品だと1300円なので、得ではある。)。注文後、焼き上がったものを持ってきてくれるので、出てくるのに15分くらいは待たなければならない。お店のインテリアも上品だけど、味も上品でパンチに欠ける印象。さすが店名が「千房エレガンス」だけのことはあって、エレガントな味を目指しているのかはしらないけど、お好み焼きはもっと下世話で濃い味のが好きだな。
それにしても、ランチセットが1480円とは強気の価格設定だと思う。

ランチセット 1480円

5/8

Zucca(閉店) 2階にある店内は女子を中心に賑わっていて、男の一人客など居やしない。女子はパスタとか大好きだよなぁ、と感心する。
ランチメニューはパスタがメインでドリア、ピザなどもあった。まあ、やっぱり基本はスパゲティかなと思ってたのんだのがこれ。クリームソースなので、パスタにねっとりと味がからみつき、濃厚でパンチが利いていて、ランチの一食として必要かつ十分。

小海老ときのこのトマトクリームスパゲティ
924円

5/9

マクドナルド千葉富士見町店 クーポン67セット 富士見町店は客席が3階まであるという大型店で、ハンバーガー好きなのか、好きじゃないけど安いから食べてるのか知らないけど、とにかく人はたくさん入ってる。
マクドナルドでなんとか及第を与えられるのはビッグマックだ。ビッグマックはバンズ、パティ、具、ソースの全体のバランスが非常に良く、それなりにうまい。
マクドナルドではビッグマックを食べておけば間違いないし、他のものを食べる気にもならない。
クーポンを使ったので、ポテトやドリンクも付けたけど、そうでなければ、レジで「ビッグマック1個テイクアウト。以上!」と言い放つのが正解だと思いこんでいる。

クーポン67セット 400円
(ビッグマック+ポテトM+ドリンクM)

5/10

いちらあぁめん(閉店) いちラーメン なぜかコインパーキングの奥の方に超巨大な看板が立っていて、ラーメン店が営業しているのはわかるんだけど、どう考えてもコインパーキングの中を歩かないと店にたどり着かない。ずいぶん変わった場所に店を出したものだ。まあ、地代は安そうだけど。
プレハブ小屋のような店舗に入り、まずはラーメンを注文してみた。
スープの色は濃く、刻みタマネギが乗っている、いわゆる竹岡式のようなラーメンだった。色が濃いわりに味は比較的あっさりしていて、スルっと食べやすい。

いちラーメン 600円

5/15

宍倉精肉本店(改称) 皮付炭火焼きチャーシュー丼 中央3丁目にあった宍倉精肉店が、ビルの建て直しのため、この4月に千葉中央駅近くに移転した。
お金のかかっていない客席はあいかわらずだが、ノレンが下がり、外に「ランチやってます」と書いてあるなど、移転前の店よりもだいぶ飲食店ぽい雰囲気になった。しかも、以前は弁当をその場で食べるだけだったランチに、新たにランチメニューが加わっていたので、早速、その中の一品を注文してみた。
丼を注文したはずなのに、皿盛りが出てきた。皿の上にはこんもりとしたチャーシューの山にネギと卵黄が乗ったものと漬物など付け合わせが盛り付けられている。
もちろんチャーシューの山の中身はごはんである。
明らかに「丼」ではないけどインパクトのあるビジュアルだ。味の濃いタレと卵黄を少しからませたチャーシューに白いごはんはよく合う。合いすぎてごはんが足りなくなる。味が濃い分、後半少し単調になる感は否めないところである。

皮付炭火焼きチャーシュー丼 700円

5/16

無添くら寿司千葉中央店(閉店)


ひと皿105円で旨い寿司が食べられるわけがないというのは大前提であるけど、中にはキラリと光る皿もあるかもしれないという一縷の期待を込めて入ってみた。
店内は回転寿司なのにカウンター席は申し訳程度しかなく、テーブル席が大半である。この時点でファミリー向けだとわかる。確かに家族が多い場合、ひと皿100円は安心だろう。
最初の2皿は、レーンから流れてきたアジと姿やりいか。一見うまそうだが、アジはまあまあ、やりいかはアレって感じだった。
次の2皿は、アジのなめろうとはまち。なめろうはちょっと苦かった。はまちは普通よりやや落ちる。
さらに次の2皿。まぐろと、鮭の焼きハラス。まぐろは見事に味がない。ハラスは、まあこんなものか。
最後のひと皿は注文した出し巻き玉子。旨くもない玉子がでかいのは苦痛だ。

やはり100円で寿司はムリがある。こんな寿司を子供の頃に食べさせられるのは食育上好ましくないのではないかとさえ思う。

ま、勝手な言い分なので、この店を気に入っている人は右から左へと受け流してください。

7皿 735円

5/17

牛兵衛草庵そごう千葉店 サービス焼肉ランチ 店頭には「山形牛一頭買い」なんて書いてあって、赤門あたりとは全く違う。
案内されてテーブルについたが、店内もきれいで上品、さすがデパートの中だけのことはある。
そして、上品な量の肉を網で焼いて食べる。それなりに旨いが、いかにも量が少ない。買い物に来た老婦人向けに考えられているのだろうか。
サービス焼肉(切り落とし牛肉)ランチ 1580円

5/18

すずらん(閉店) 天ぷらそば おばちゃんが一人でやってる立ち食い店である。
お店は、駅前でもなく、繁華街でもない。ただし県庁は目の前にある。
まずは立ち食いそばの基本メニューとも言うべき天ぷらそばをたのんでみた。彼女は、前の注文の品を作り終わらないと次の品にとりかからないというシングルタスク状態で、かなり手際は悪い。
冷凍麺を茹で、冷凍の天ぷらを揚げる。おそらくはツユも業務用だと思うが、少し延ばしすぎか味が薄い。
特にうまくもなく、早くもない。値段も立ち食いとして特に安いわけではない。さて、どうする?

天ぷらそば 380円

5/22

スタミナラーメン五十番(閉店) スタミナラーメン まだそれほど暑くはないのに、店内はエアコンでバッチリ冷やされていた。そうくれば、当然熱いラーメンを食べたくなる。であれば、店名に採用されるほどのまさに看板メニューであると思われるスタミナラーメンを注文するしかない。
注文してから周囲を観察してみると、空いているテーブルはない繁盛ぶりで、あんかけ焼きそば又は定食を食べている人が多いようだ。
さて、店名にもなっているスタミナラーメンとは、ちょっとピリ辛で、ニンニクのきいたモヤシがメインの野菜炒めがたっぷり乗ったラーメンだった。野菜をバリバリ食べ進めつつ麺をすする。今時の、こだわりのスープや自家製麺を売りにしているラーメンとは対極の位置にあるような一杯だけど、これはこれで美味いのである。

スタミナラーメン 730円

5/23

味の串助(閉店) 店頭に置いてある黒板に本日のランチメニューが書かれていて、その一番上に「めごちの天麩羅定食」を見つけた。ちょうど今が旬だし、年中出回る魚じゃないので、メニューはこれに即決してノレンをくぐった。
ところが店内には先客が誰もいない。12時15分で先客ゼロとはどうしたことかとちょっと不安になったが、予定通り注文し、とにかくめごちと言えば天ぷらがうまいので期待して待った。
皿に小ぶりのめごちが5尾盛られて出てきた。見た目、衣がふわっとしていてサクッと感があまりない。でも揚げたてをちょっぴり天つゆにつけて食べると、身が甘くてうまい。やっぱり旬のものを食べるに限る。
そして結局、食べ終わるまで他の客は来なかった。ランチは人気がないのか、それとも偶然こんな日もあるのかは、わからない。

めごちの天麩羅定食 850円

5/24

第2ラーメン亭よ志乃 Bセット+半ラーメン 店にはいると、席に着く前に先に注文するスタイルで、ちょっと考えたい人はここで戸惑ってしまう。メニューはおおむね大衆中華料理店のそれであり、テキトーに本日のBランチ(ハムと玉子炒め)を注文した。ついでに、ここのラーメンはもうウン十年も食べてないので半ラーメンを追加しておいた。待ってる間もお客はぽつぽつ入ってくるし、席はけっこう埋まっている。
まずはラーメンのスープを一口飲んで麺をすする。この味は記憶にある。業務用スープなのかどうかは知らないけど、同じような味のスープは他の店でもたまに遭遇する。そしてセットのハムと玉子の炒めを食べてみると、少ししょっぱめで、旨みが過剰に強い。したがって、ごはんにはよく合う。これは肉体労働者向けの味付けと言えばわかりやすいかも。ラーメンも炒め物も美食的評価を下すならNGだけど、こういうジャンルは世間では許容されているのである。便利な場所で手頃な値段、味は洗練のかけらもないけど、塩と化学の力で強引にまとめられている。外食で味に重きを置かない人も世の中には一定数いるわけで、そうしたニーズを的確に捉えることにより、連綿と営業が続けられる、ということなのかな。

Bセット+半ラーメン 600円+150円

5/25

洋麺屋五右衛門
千葉シーワン店
豚しゃぶとたっぷり野菜の胡麻ダレ仕立て 4月23日にオープンして約1か月が過ぎ、そろそろ落ち着いた頃合いかと思って行ってみました。
カウンターに腰掛けておもむろにメニューを開くと、左のページが洋風スパゲッティー、右のページが和風スパゲッティーで、洋14、和12の計26種のスパゲティが並んでいた。メニューの多くはわりと複雑な名前で、その全部を確認してから注文していたのでは大変だという意味かどうかは知らないけど、7種のメニューが「五右衛門のおすすめ」として大きく紹介されていた。
というわけで、お店サイドのチョイスを信頼して、おすすめの中から注文したのがこれです。
「たっぷり野菜」という名前なのに野菜はそれほどたっぷりとは使われてはいません。でもメニュー写真もそれほど野菜たっぷりには見えなかったので、写真に誇張があるわけではありません。ゴマだれがからんだ豚肉はわりとおいしく、スパゲティの茹で加減はちょうど良い。あとはタレとパスタのからみがもうちょっと良ければいいのに・・・

豚しゃぶとたっぷり野菜の胡麻ダレ仕立て
1000円

5/28

神戸カプチーノ倶楽部(閉店) たっぷり夏野菜のトマトソーススパゲティランチ 千葉そごうの5階はメンズフロアなので、平日のランチタイムは空いているらしい。まず喫煙の有無を聞かれ、禁煙の旨を告げると窓際の席を案内された。店内を見回すと、ガラスの扉で仕切られた毒ガス室(俗に「喫煙席」ともいう)があって、気の毒にもそちらのほうが人口密度が高かった。
メニューを見るとかなり高級志向で、どうしたって1000円では収まらない。そんなことはお構いなしにスパゲティのランチを注文したら、ドリンクの選択肢にカプチーノは入っていなかった。店名はカプチーノ倶楽部なのに了見が狭いんじゃないの?という考えが頭をよぎりつつも、やむなくアイスコーヒーを先出しでオーダーした。
そうしたらこのアイスコーヒーがおいしいこと。スパゲティの印象は至って没個性的であまり記憶に残っていないけど、コーヒーは印象深かった。上島珈琲店、なかなかやるな。

たっぷり夏野菜のトマトソーススパゲティランチ
1207円

5/29

ちょうちんルージュ(閉店) ビーフカレー 千葉銀座で「南欧料理レストランバー」と書かれた見慣れない電飾スタンド看板を見つけました。しかし、その上に書かれたランチメニューはビーフカレーとピラフの2品のみで、南欧料理のナの字もない。これはいったいいかなることかと思い、さっそく確かめてきました。
人気の少ないビルの2階に上がると、店は過去にランチレポートをしたことのあるスナック「邑」の場所だった。思い切ってドアを開けて入ってみれば、店内は以前とほとんど変わっていない。要するにスナック的インテリアだけど、南欧料理レストランバーを名乗り、ランチメニューはカレーとピラフだけという理解不能な状態なのだ。で、先客もひとりもいない気分の重い空間から早く脱出できそうなカレーを注文した。
特に南欧風でもなく、ビーフもそれほど入っていない普通のカレーが出てきた。うーーん、これで800円はないと思うけどな。

ビーフカレー(ドリンク付き) 800円

5/30

若松本店  冷やしたぬきそば 白いのれんが涼しげにかかっていて一見上品そうに見えたけど、入ってみれば壁にたくさんのお品書きが貼られている、至って大衆的なそば屋さんでした。
もう冷やしの季節ということで、冷やしたぬきを注文すると、千切りのキュウリや錦糸玉子が乗っているなど冷やし中華を彷彿とさせるビジュアルで、つゆは自分で好きなだけかけるスタイル。
このほうが好きな濃さで食べられるという点で良く、そばも標準的なうまさは確保されています。

冷やしたぬきそば 700円

5/31

一源千葉中央店(閉店) 和食Bランチ 居酒屋なのに24時間営業という、他の追随を許さない独特の営業スタイルのお店「一源」です。
階段を降りて店に入ると昼から宴会をしているグループを横目にカウンター席があるコーナーに案内されます。一人客はここ以外には案内されないみたいです。
ランチメニューは和食と中華の定食が2種類ずつあって、ちらし寿司とうどんの和食Bを選んでみました。
一見豪華に見えなくもないですが、値段に見合った程度の内容で、あまり感心できるものでもありません。店の格みたいなものから考えても、もっと実質的なおかずにして、あと100円安く提供するような方向性のほうがいいんじゃないかと勝手に思う次第です。
いや、ホントに勝手ですけど。

和食Bランチ 750円