2007年3月

  

3/1

寿し商人(閉店) にぎりランチ 以前、「志ぐれ茶屋」だった場所に新しくオープンしたお店です。
特に高級そうということもなく雰囲気としては大衆的で入りやすい。ランチメニューは丼物とにぎりのセットが各種あったので、最もスタンダードと思われるにぎりランチAを注文してみた。
第一印象、ネタがでかい!でかければいいってものではないと思うけど、ケチケチしないという態度はいい。そしてネタのクオリティーは値段のわりには良い感じ。

にぎりランチA 880円

3/2

ままや新町店(閉店) 石焼きビビンバ 入ってみると若い男女や若くない男女で店内は大盛況で、かろうじて空いていたカウンターの一席に案内された。
メニューを見ると無国籍料理の店らしく、洋風、和風、韓国風の各種定食などがあって、その中で石焼きビビンバに「ランチ人気ナンバー1」と書いてあった。これだ!と思って注文すると、そんな予感はあったけど、やっぱり15分ほどかかりますとのこと。
乗りかかった船だし、15分なら待とうと思ってオーダーを通した。とにかく店内は盛況で、帰る客、後からやってくる客も多く、本当に15分で出てくれば御の字かな、と思って待っていると、やはり15分ではムリだった。およそ25分後、やっと出てきたビビンバを良ーくかきまぜて、バクバクと食べる。辛さと旨みのバランスが良くておいしい。人気ナンバー1なのもわかる。石焼きビビンバの注文はお昼休みの時間に余裕のある時にのみおすすめできる。

石焼きビビンバ 850円

3/5

銚子丸千葉駅前店
意外にも、らんち王史上初登場となる回転寿司のお店。
千葉駅近く、JRガード下というか半地下のような微妙な立地ながら人気がある回転寿司店である。なにしろガード下のような場所なので、店に奥行きがないかわりに横幅は相当に広く、端から端まで見わたすことはできないくらいで、回転レーンも左右に2つ設置されていた。案内されて右側奥の席に座り、おもむろに周囲を観察してみると、かなり年配の客が多い。少量でも遠慮なく気軽に食べられるからだろうか。
ランチタイムは味噌汁無料サービスとのことで、まず味噌汁が出され、その後適宜、寿司に突入する。
ところで回転寿しは一般に右から左へと流れている。ムーディ勝山のように、つい左へと受け流してしまいがちだけど、いくつかの皿はがっちり受け止めて手元に引き寄せた。そして、壁に貼ってあった品書きに生とり貝があるのを発見し、もうそういう季節かと思ってさっそく注文した。さすがに身は薄いけど、旨い。コハダやマグロも水準には達するうまさ。結局136円×2皿、157円×2皿、262円×3皿の計7皿食べちゃいました。

赤262円 黒157円 緑136円

3/6

機山亭(閉店) 鶏の唐揚げ定食 本日新規オープンしたばかりで、まだ建材のにおいが漂っていた。
以前、「茂々勢」があった場所で、大まかな構造は以前と変わらないが、内装は全く変わり、オシャレな雰囲気になった。12時15分頃にはすでに売り切れのメニューが出始めていて、売り切れなさそうな唐揚げ定食を注文した。
ごく普通の唐揚げ定食だったけど、箸袋には「季の家」と書いてある。どうやら近くにある「季の家」の関連店ということらしい。そういえば以前、季の家で食べた定食の唐揚げと似ている。鶏の唐揚げは、およそ外すことのない安全メニューなので、やはりハズレはなかった。おかわり自由と書いてあったけど、最初からごはんがたっぷり盛られているので、おかわりの必要性は低いと思った。

鶏の唐揚げ定食 700円

3/7

ラーメン和屋(閉店) 和風味玉 混んでいて、カウンターに一席だけの空席にすべり込んだ。
最初に食券を買ったわけだが、スープが2種類(和風とトンコツ)あって、店名が和屋だけに和風ラーメンを選んだ。
やや待たされて出てきたラーメンには大きなチャーシューが1枚、そして中央の削り節がビジュアル的に和風らしさを表している。スープは程良い鰹ダシでなかなかうまかった。混んでいたのもうなずける。

和風味玉 750円

3/8

山海里(閉店) サービス定食(さば煮) 千葉駅から近い居酒屋で、派手な看板が目立つ。
店頭には大きく本日のサービス定食が書かれているけど、他にどんなメニューがあるのかは入ってみないとわからない。
で、入ってみると、店の中の様子は特に変哲のない居酒屋であって、メニューも一般的な居酒屋的昼定食が揃っていた。メニューは確認したものの、結局、店頭にも書いてあった「本日のサービス定食」を注文した。
本日のサービス定食は、サバの味噌煮。居酒屋ランチの典型的おかずである。個人的にはもっと味噌の濃いのが好きだけど、600円だし、これはこれで良しとする。ただ、味噌汁は大いに改善の余地があったと言っておこう。

サービス定食(さば煮) 600円

3/9

かに道楽千葉駅前店 ランチぞうすい 地下へと階段を降りてお店に入ると最初にコースかランチかを訊かれ、一人でコースをたのむわけもなく、「ランチで」と言うと、テーブルの並ぶ大広間に通された。
ランチはかに雑炊で1000円とのことだったので、それを注文してから周囲を観察する。数十人は入る大広間に客は数人。それでも不思議と寂しい感じはしない。テーブルの上に置かれたカニの形の鋳物の灰皿がとても気になる。
とにかく広い座敷で悠々と待っていると雑炊にいくつかの小鉢が添えられたお膳がやってきた。さすがにカニの量は少ないけど、ヘルシーな感じだし、何よりのびのびできるのが良かった。
お会計をしようとレジに行ったら、そこであのカニの灰皿が売られていた。そのお値段、何と4300円!

ランチぞうすい 1000円

3/10

デリシュ ハヤシライス また隠れた名店、デリシュに来てしまいました。きょうはハヤシライスにしてみました。
まずソースがうまい。酸味も出ておらず、香ばしくもまろやかでとても食べやすい。これまたかなりの完成度です。
肉が少し硬くて味もそれほどしみ込んでいないのが惜しいところで、肉は薄切りか、もっと細くきざんで青椒肉絲のようにするとソースとのなじみも良くなってさらに旨くなる気がします。
こうなると全メニュー制覇したくなってきます。

ハヤシライス 650円

3/13

生味園(移転) マーボー豆腐かけご飯 階段を昇りきって店の中を覗いてみると、大いに繁盛しており、満席に近い状態だった。それでも一人ならなんとかなるもので、大きい円卓に席を確保した。
混んでるし、週替わりの定食なら出てくるのが早そうだなと思いつつも、出てくるのは多少遅れても早く食べられる、かけごはん系にしようか、ちょっと迷って後者を選び、麻婆のかけご飯を注文した。
第一印象は「ずいぶんオレンジ色だな・・・・」。食べてみるとわりと辛いけど、花椒の痺れるような刺激は全然なく、少なくとも四川風ではない。じゃあどこ風なのかというと、それはわからないけど、自分の思い描く麻婆豆腐のストライクゾーンのぎりぎりのところにある感じ。それでもいちおうストライクなので、予定通り、「もっと良くかまないと」って怒られそうな勢いでバクバクとレンゲで一気食いして店を後にした。

マーボー豆腐かけご飯 700円

3/14

すし藤乃千葉店(閉店) 海鮮丼 去年の11月にナンパ通りのパルコ寄りにオープンして、しばらくの間は夜のみの営業だったのに、きょう前を通るとランチメニューが外に出ているのに気付いた。そうなるとすかさず入ってみずにはいられない。
営業していることが知られていないのか、それとも、一見高級そうに見えて敷居が高いのか、まだ新しく綺麗な店内への客の入りは寂しかった。ランチメニューはにぎりのセットと丼ものが数種類ずつあって、海鮮丼を注文。綺麗で空いていて、値段はそれほど高くなく、味もまあまあ良い。なんだかずいぶんいい店のように読めてしまうが、特に悪いところもないので、いい店には違いない。

海鮮丼 900円

3/15

Y's Gallery(閉店) 麺ランチ 店頭のランチメニューを見ると「甘鯛のポワレ」とか書いてあるのはわかったけど、事前情報は一切調べていなかったので、どんな店なのか全く予想していなかった。(あとで調べたら「コンテンポラリー薬膳料理」を標榜している。何だそりゃ?)カラフルな原色のチェアのポップなインテリアだけど、ビンに入ったさまざまな薬膳素材が並んでいたりして、どうもとらえどころがない。しかも先客はゼロ。店のBGMはなぜかナウシカやラピュタなど宮崎アニメの曲が流れ、ポップなインテリアもあいまって非現実的な気分になってくる。そんな中でとりあえず麺ランチなるものを注文し、厨房のほうをぼんやりと見ていたら、おもむろにパスタマシンでパスタを作り始めた。注文してから麺を作るとはすごい・・・。そのパスタは大きなガラスの器にちんまりと盛られていて、「ギャラリー」を名乗るお店だけに盛りつけは美しい。また、自家製っぽいパンがカクテルグラスに入った状態で出てきたりと、わりと凝ったことをしてくれる。このパン、もっちりとしておいしく、パスタも生手打ちの食感良く、具のカリフラワーとキノコに少しニンニクと鷹の爪が利いたトマトソースが適度にからんでなかなか美味い。このキノコ、味も食感も独特で、あとで訊ねるとヤマブシダケだという。調べてみると古くから薬膳料理などに用いる健康食材として使われているのだそうだ。さすがコンテンポラリー薬膳料理の店だ。

旬野菜の麺ランチ 1000円

3/20

炭や(閉店) 日替わりランチ この場所は、少し前まではジンギスカンの「ひつじ」、さらにその前は喫茶店「マッチボックス」だったが、現在は、そば酒房「炭や」になっている。
基本的な店の造りは以前と変わらないが、インテリアはウッディーでモダンになり、BGMは何やらダウナー系の音楽が流れていて、席はほとんどが空であった。メニューは単品のそばと日替わりランチがあって、まずは日替わりにしてみた。日替わりはそば(温or冷)と日替わり小丼で、本日の小丼は「山菜五目丼」と書いてあった。山菜五目丼とはいかなる丼かと思ったら、ただの山菜ご飯だった。これを「丼」と呼ぶのはかなり強引だ。丼とは白飯の上に何かが乗っているものだと思うのだが。それはさておき、そばは「韃靼そば」で、確かに少し黄色っぽい。ルチンが多いとかで何やらありがたいイメージがあるけど、なにか胡散臭さも感じる。しょせん中国産じゃないの?やっぱり普通のそばのほうが好きだ。

日替わりランチ 700円

3/22

香林桃千葉ペリエ店(閉店) 香林桃セット 中華の店だと思って入ってみたら、パスタが出てきても違和感がないような洋風のインテリアでちょっと意外でした。
一番目立つメニューだったのと、中国醤油を使った黒チャーハンというのが興味をひいたので香林桃セットを注文。駅地下の店のわりには注文してから出てくるまで時間がかかるな、と思ったころにようやく出てきました。チャーハンは六角形の器に入っているし、その他小鉢などはすべて和食器で、これまた中華のイメージから外れてます。小鉢は水菜の上の豆腐に梅肉ソースがかかったもので、これまたすこぶる和風です。チャーハンも色は濃いけど味は意外にさっぱりしていました。総括するのなら、よく言えばヘルシーだけど、ガツンと中華を食べようと思うなら期待外れになる、というところでしょうか。
そして、食べ終わって店を出てから店名の脇に「和風中華」と書いてあるのに気付きました。そういうコンセプトなのね・・・。

香林桃セット 880円

3/23

和とら富士見店(閉店) 黒とらラーメン 店内はカウンターのほかに建物の形に合わせた複雑な配置のテーブル席があって、7〜8割は席が埋まっていた。
カウンターに座ってメニューを眺めて思案していると「黒とらが醤油らーめんでおすすめです」的なことを言われたので、その言に素直に従い、黒とらラーメンにした。
そのオススメの「黒とら」は、名前のとおりスープの色が濃くて黒っぽいうえ、大量の背脂が振りかけられていてジャンクな印象で、具にタマネギが使われているのが特徴的で、後で調べたら竹岡ラーメンをモチーフにしているのだとか。
それにしてもスープは魚介の旨みが強いうえ、脂もたっぷり入っているので、上から脂の甘みが加わり、味のワンダーランド状態で、過ぎたるは及ばざるが如し、という言葉もよぎる。スープが濃厚なので、無料の替え玉をたのんでみるのもいいかもしれない。

黒とらラーメン 650円

3/26

かんだやぶそば(閉店) 春野菜の天せいろう 言わずとしれた超有名老舗そば屋が千葉そごうの中にある。本店では、店を訪れると「いらっしゃーいーー」と迎えられ、注文を通すと「せいろーー、いちまーいー」などと厨房に告げ、店をあとにするときには「ありがとう存じまーすー」と独特の節回しで接客されるので、ここでもそうかな、と密かに期待していたわけだが、いざ店に入ってみると、普通に「お一人様ですか?こちらのお席へどうぞ」と全く普通に案内されてしまって少しがっかりした。注文は季節もので「春野菜の天せいろう」にしてみた。もちろんフロアのおねえさんは「せいろーーいちまーいー、はるやさい天つーきーー」とは言わなかった。春野菜の天ぷらは、こごみ、たらの芽、菜の花、ふきのとう、竹の子の5種で、こんなものをありがたがって注文するようになるとは、我ながら年寄りくさくなってきた。春野菜はほろ苦くてうまかった。緑色のそばは、まあ、ねぇ。こんなものでしょう。食べ終わって席を立つと、「ありがとう存じます」と言われた。
やっとキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

春野菜の天せいろう 1575円

3/27

赤門末広町店 石焼ビビンバランチ 千葉ローカルだけど、千葉では圧倒的な存在感がある焼肉チェーン、赤門の末広町店にやってきた。店内はロースター付きのテーブルが整然と並び、一応禁煙席と喫煙席が分けられている。ファミレスのような大きくて写真が主体のメニューを見ると、いろいろなセットがあって選択に迷う。なかなか決め手がなく、肉の量よりもやっぱりビビンバかな、という理由で石焼ビビンバランチに決定した。まず、ロースターが点火され、肉とワカメスープとサラダが出てきた。せっかくだからビビンバと肉を一緒に食べたいと思ってそのまま待ち、全部が揃ったところで撮影した。肉をロースターに乗せ、ビビンバには卓上にあるさまざまなタレやらミソやら調味料やらの中からコチュジャンのようなものを少し加え、ワカメスープを少し加えて滑りを良くして念入りにコネコネとかきまぜる。その甲斐あってかビビンバは美味かった。肉も値段のわりには旨くて、もう少し食べたくなる。15年ぶりくらいに入ったけど、さすが赤門、安くてそこそこ旨いという基本姿勢は昔から変わっていなかった。

石焼ビビンバランチ 1029円

3/28

鳥万 焼き鳥丼定食 ほぼ満席に近い盛況でカウンター席も埋まっており、大テーブルにふたつあった空席のひとつに席を占めた。
さすが鳥料理専門店だけあって、850円均一の4種のランチメニューもすべて鳥料理で、その中から焼き鳥丼を選んだ。タレがからんだ香ばしい焼き鳥がごはんの上に乗っていてうまい。うまいけど、具が鶏肉だけでネギさえ入っていないので、ちょっと単調かなと思っていたら、「焼き鳥丼、レバー入れて」という注文が通った。それが可能なら、「焼き鳥丼、ネギ入りで」も可能かもしれないが、どうでしょう。

焼き鳥丼定食 850円

3/29

ロータス2 本日のランチ 店頭に本日のランチメニューが書いてあり、それを見て安心して入店した。
店内は旧来型喫茶店によくある昭和の趣を感じさせる雰囲気で、カウンターに座ってランチをたのみ、備え付けの雑誌に目を通しながら待った。
本日のランチは焼きうどんで、それにサラダ、野菜の煮付け、煮豆、冷や奴、お新香と味噌汁までもがついてくる。焼きうどんの盛りも多い。小鉢素朴な品で、ほっとするうまさがあるし、焼きうどんも味付けが丁度良くてうまかった。
食後のコーヒーまで飲んで満腹で店を出た。

本日のランチ 980円

3/30

魚苑(閉店) 焼魚定食 例によって独特の寂れた雰囲気が渋い本千葉ビル地下飲食店街です。
焼き魚でも食べようかと思って「魚苑」に入ってみると先客なし。ただでさえ寂しい空気なのに、ますます寂しい気分になってしまう。
本日の焼き魚を尋ねるとホッケ、サバ、タイの粕漬けの3種とのことで、漬けタイを選んだ。
なんということでしょう!あっという間にタイが出てきたではないですか。しかもタイ、小さ!
あらかじめ焼き置かれたものがそのまま出てきたわけで、冷めてるし、魚は小ぶりだしで、テンションの上がる機会が全くないまま食べ終わった。ただ、早く食べられるという利点はあるわけで。

焼魚定食 800円